【継承】おはら祭り2017クロージングサンバ
・鹿児島市天文館ぴらもーる>テンパーク通り>十字屋クロス前
・出演:サンバチーム「ウニドス・ド・ウルバナ」
2013年にゲーリー杉田師匠とDJ_BOSSとのつながりからはじまったボクのサンバ道のメインイベント、おはら祭りクロージングサンバ。昨年はボクがビョーキで入院、ブロコ長(地元リーダー)のボクがいない中、ゲーリー杉田師匠中心に十数名のチームメイトたちががんばってくれました。その甲斐あって4回目の今年は、同じチーム連合の東京、名古屋、そして友好チームである神戸のフェジョンプレットから20名以上が駆けつけてくれ、地元チームと合わせて34名、スタッフも入れれば50名近い、まさしくエスコーラ・ジ・サンバの陣容で、おはら祭りのクロージングを盛り上げることができました。
スタート地点のぴらもーるかぎんATM前ステージでは、多くの方が熱いサンバのリズムとダンスに目と耳を傾けてくれ、手拍子で一緒にカラダをスィングさせてくれました。そのままテンパーク通りをパレード。小雨降りしきる中、各商店から出て来てくださって応援してくださいました。場所を移して十字屋クロスさんの店頭前、予定では歩行者天国の沿道で多くの市民の皆さんにサンバを楽しんでいただくはずでしたが、あいにくのお天気・・・それでも狭いアーケード歩道でサンバ隊、市民の皆様が一緒になってウルバナサンバスィングを楽しみ、サンバ終了と同時に、歩行者天国も終了。
ボクはジャズドラマーの立場から、リズムコミュニケーターとして、世界のリズムの専門家になるべく学びはじめたアフリカン、ラテン、アラビックにつづいてのサンバ。全てアフリカの大地をルーツとする、人間の鼓動を基にして各地域の生活文化様式により発展継承をつづけているリズムカルチャーですが、その各コミュニティにあって、ボク自身いちばん深くかかわることのできたのがサンバでした。それは、サンバチームのなかった鹿児島にゲーリー杉田師匠と共にチームをたちあげ、仲間たちと共にサンバを学び、そのルーツであるブラジル文化を顕彰する過程で年々強固なものになっていきました。
ボクはリズムで人と人とをつなげ合うことを生業にしており、どのリズムカルチャーもそこを根幹とすることに変わりはないのですが、サンバはその舞踏音楽形式の表現を通じ、人と人とをつなげ合うことはもちろん、その幸福感を振りまく、共有し合うということにかけてはパレードという装置は他のリズムカルチャーに比べてその色彩の強い文化であり、その喜びを鹿児島に紹介できたことは、ボクのなによりの喜びです。今年の大成功は、全国で評判となり、来年はさらに大きなうねりとなり、鹿児島おはら祭りにサンバ目当てで人があつまり、おはら祭りにはサンバが無くてはならないものとなっていくでしょう。
ボクはカラダのこともあり、2017年で一旦サンバ活動から退き、ドラムとジャズに注力した新たなライフサイクルを2018年スタートさせます。しかし、地元のサンバチームメイトはもちろん、名古屋の大須祭りサンバパレード、東京浅草サンバカーニバルでつながり合った全国のサンバメイトたちとの友情は固く、永遠です。
これからもサンバチーム「ウニドス・ド・ウルバナ」をよろしくお願いします。
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