演奏

【南米】ランチタイムコンサート「南米音楽の調べ」

160225 ・2016年2月26日(金)12:20~12:50
・鹿児島市鹿児島市役所みなと大通別館アートギャラリーにて
・出演:今村心(ギター)、森田孝一郎(カホン)
・ご依頼:NPO法人かごしまアートネットワーク
 金曜日のお昼休みに、良質な鹿児島の音楽を楽しんでいただこうという、鹿児島市の文化事業「ランチタイムコンサート」。普段はクラシック系のコンサートが多いのだけど、時々ボクのようなナンデモ系が出させていただいています。
 今回も昨年4月につづいて今村心(ギター)さんとのDUO。ギターもカホンも木の楽器で、大自然の風の香りを感じるようなさわやかさが、心地よく会場全体に響き渡り、ブラジルのボサノバやサンバ、アルゼンチンのタンゴにペルーのフォルクローレなどなど、幅広い世代によく知られている南米音楽のスタンダードナンバーで楽しんでいただきました。
 
演奏した曲
・イパネマの娘
・リベルタンゴ
・戦場のメリークリスマス
・スペイン
・コンドルは飛んでいく
・コーヒールンバ
 地域や学校、病院、施設、企業・団体などでのちょっとしたアトラクションとしての音楽会などに、オススメです。お問合せは>>リズムハート

【自由】鹿児島市芸術家派遣プロジェクト「ジャズforキッズ」

St141008_02 ・2014年10月8日(水)14:05~15:50
・鹿児島市立清水中学校体育館にて
・観衆:全校生徒と先生方約400人
・出演:Swing Time
     増田 與八郎(Sax)、内薗恵理子(Piano)、
     有村譲治(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・ご依頼:NPO法人かごしまアートネットワーク様
 ボクがリーダーをつとめるジャズバンド、Swing Timeによる久しぶりの学校演奏向けプログラムの「ジャズforキッズ」。鹿児島市による芸術家派遣プロジェクトという学校へのアウトリーチ活動の一環で演奏しました。
 Swing Timeによる「ジャズforキッズ」プログラム主旨は「自由であることの勇気と困難さ、そして楽しさをみんなで共有すること」。演目はアニメソング、日本の名曲に、ジャズスタンダード、そしてフリージャズまで織り交ぜ、なおかつステージと客席との対話を軸にすすめていきます。なので、MCではいちいち客席に何か問いかけます。座ってばかりでなく、立ってもらって踊ってもらいます。ステージに上がって演奏もしてもらいます。
 こんな「ジャズforキッズ」、小学校ではだいたいどこも大騒ぎで盛り上がるのですが、思春期はじめの中学校では、その反応をすくいあげるのが難しいのが常。しかし!今回の清水中学校は違いました。St141008_03
 のっけからこちらから促さずとも、一部のノリのいい生徒たちから自然に手拍子が沸き起こり、知ってる曲には「おおお」というどよめきが起こり、「家ぇー!」という掛け声練習では最初こそ戸惑いを見せながらも3回目では7割の生徒が元気よく「家ぇー!!」と。
 そして前半、後半それぞれのラスト曲ではたちあがってのダンス。応援団長がステージ下でみんなを鼓舞し、それに応える生徒たち。人生初のジャムセッション体験では勇気をふりしぼってステージに上がり、必死にブルース演奏。それをまた客席側の生徒たちが温かい手拍子で支えてあげていました。
 生徒たちと演奏者、そして生徒たち同士でと、ステージと客席がお互いに音や言葉で対話しながら進行していった、演奏させていただいたボクたちもとても楽しいコミュニティジャズコンサートとなりました。
St141008_01
 中にはジャズの「自由」に対する戸惑いや不安を感じさせた部分もあったかと思います。しかしそれは、将来、生徒たちが社会に出たときの「自由」に対する問題提起であり、あえて生徒たちに感じさせ考えさせようとしたことです。
 生徒たちが今後、少しでもジャズによって「自由」の楽しさを感じてもらえたら。大人になってジャズを聴きにライブハウスに足を運んでもらえたら、と思います。
 また会いましょう!家ぇー!!!!!

【昭和】市民文化ホール出前公演「ご近所de JAZZ in Yoshino」

Simg_4217 ・2014年2月9日(日)14:00~15:30
・鹿児島市吉野公民館体育館にて
・お客様:約300名以上
・出演:鹿児島市立吉野中学校吹奏楽部
         Swingtime
    増田與八郎 (Sax)/有村譲治  (Bass)
    内薗恵理子(Piano)/森田孝一郎 (Drums)
・主催:鹿児島市民文化ホール
 鹿児島市民の皆さんに、毎回好評をいただいている鹿児島市民文化ホールによるジャズコンサート出前公演、ご近所de JAZZシリーズ。今回もボクのジャズグループSwingtimeで吉野公民館にジャズ一丁!出前してきました。
 外は寒かったにも関わらずほぼ満席の300名以上のお客様!ジャズって実は人気があるのか!?と勘違いしてしまいそうになる集客です。ありがたいことです。
 そしてこれも恒例の地元中学校吹奏楽部の楽しい演奏でオープニング。最近の中高吹奏楽部はどこもうまい、そして楽しいパフォーマンス有りでウケます。
 ボクらSwingtimeは、地域的に年配のお客さんたちが多いとのことで、「蘇州夜曲」「テネシーワルツ」「鈴懸のみち」など昔懐かしい昭和のジャズナンバーを中心に構成、静かに身体をゆらしながら聴いていただきました。写真も昭和40年代のジャズコンサートの雰囲気!?
 最後は吉野中学校吹奏楽部との共演で「Sing sing sing !」で締めくくり。ほんとみんなアンサンブルもソロもうまい。ジャズをやってほしい!
 来年度(4月以降)もたくさんの鹿児島市民の皆さんにジャズの出前一丁!お届けします!お楽しみに!

【原点】松永太郎バンドライブ@縄文の森秋祭り

Tarouband101023 ・2010年10月23日(土)24日(日)
・霧島市上野原縄文の森にて
・共演:国分中央高校ダンス部の皆さん
・出演:松永太郎バンド
 松永太郎(Vo,G)、永志保(Vo,三味線)、満田昭人(Key)、了徳寺洋(Gt)、上谷耕平(B)、リトルM(Dr,Per)、森田孝一郎(Dr,Per)

 2007年5月の春祭りにさかのぼる縄文の森でのイベント対応。全ては、演出家松永太郎さんとの出会いにはじまり、バンドメンバーや国分中央高校ダンス部の皆さん、そして高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」関係者の皆さんとの出会いにつながり、今や大隅、奄美、国分など多くの人たちを巻き込んでの大プロジェクトとなりました。
 その初心にかえらせてくれるのが、このバンドと国分中央高校ダンス部の皆さんとの共演によるココ上野原縄文の森での縄文パフォーマンスです。今回も松永さんの作詞作曲、奄美民謡の編曲によるオリジナル作品を我々松永バンドが演奏し、全国トップクラスの国分中央高校ダンス部が曲に合わせて見事な演技を披露してくれました。Tarouband1010232

 特に2日目は雨が降りながらもイベントは予定通り開催。バンドはテントの中でなんとか演奏できますが、ダンスは・・・。開演時間前に行った雨よやめやめドラムサークルのおかげ?で、雨がちょっと小降りになり、ダンス部の女子高生らは衣装に着替えてスタンバイ。松永太郎バンマスがバンドにキュー(音出しのサイン)出す直前、轟音と共にバケツをひっくり返したような土砂降りの大雨。でも、今更引き返すわけにいきません。ズブ濡れの女子高生達によるダンスパフォーマンスははじまりました。しかし当の女子高生たちは嬉々とした笑顔で、そんな状況を愉しんでいる様子。そんなけなげな女子高生達の演技に、ボクら大人のバンドが発奮しないわけがありません。熱く冷静に、純粋無垢なダンサーたちの迫真の演技をサポートしましたよ!

 雨で来場者は少なかったですが、テントの中のお客様たちは大満足だったことでしょう。この一体感や感動は、きっとつながっていき、地域にその力が還元されていくことと思います。

 また、ヒメヒコ舞台での演技はもちろん、バンド演奏でのうたから多種にわたる楽器演奏、そして地元FMかのやでのプロデユースからエンジニアまで多彩な才能を発揮しているマルチ高校生、リトルMのバンドデビューも今回のトピックでした。大人顔負けのステージ度胸に、今後どこまでその才能が伸び、どのように開花させていくのか、楽しみであると同時に、丁度同じぐらいのトシのウチの長男の成長ぶりと比較してみて、自らの指導ぶりをふりかえってみたり・・・なんかいろいろ面白いわけです。

 松永太郎バンドは、11月13日に志布志市松山町やっちくふれあいセンターでの高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」本番を控え、当日夜は、やっちく祭り前夜祭にてライブをします。
 高校生と大人が一緒になってつくりあげる、松永太郎バンド、そしてヒメヒコに足を運んでいただき、何かを持ち帰っていただければと思います。

【ご縁】MIC40周年記念パーティジャズ演奏

061015mic ・2009年10月15日(木)19:10~19:45
・鹿児島城山観光ホテルエメラルドホールにて
・出演:Swing Time Spetial
 尾崎佳奈子(A.sax)、田島良一(Piano)、松元龍宏(Bass)、森田孝一郎(Drums)
  + Lileth(Vo)
・ご依頼:株式会社南日本情報処理センター(MIC)様

 MICさんは鹿児島の最大手情報処理企業。ボクの前職はインターネットプロバイダー勤務の企画営業マンで、MICさんもインターネットプロバイダーを運営しており、強力なライバルだったのです。経営層もその業績を競い合いながらも同業者のオピニオンリーダーとして地元のICT化推進に協力し合い、現場の人間同士もライバルとしてお互い切磋琢磨しており、ボクが前職を退職後もそのご縁は継続していました。そんなMICさんから創立40周年記念パーティでのジャズ演奏依頼。現在のC社長が、よくジャズライブにおいでいただくこともあり、ヴォーカルのリレットさんをはじめとする、鹿児島でコーディネートできる最高のプロミュージシャンをとのご要望。気合が入りました。
 それで、今度はボクのジャズミュージシャンの皆さんとのご縁。サックスの尾崎さんとはここ数年来、いろんな演奏現場を共にしている同志。ピアノの田島さんとは、ボクが学生時代から天文館の盛り場で一緒に演奏させていただいており、最近も時々ご一緒させていただいています。ベースの松元さんは、かつて渋谷毅(Paino)さんともレコーディングされた鹿児島のジャズミュージシャンの大御所であられ、ボクが天文館でジャズ演奏の仕事をはじめたとき、言葉少なながら重たいお言葉でかなり鍛えられました。そしてヴォーカルのリレットさんは鹿児島にいながら東京でのレギュラー出演もこなす第一線のヴォーカリストで、ボクとはやはり20年以上のつきあい。時々リレットさんご夫婦が経営されるジャズスポットリレットにてセッションやライブをさせていただいています。しかし、尾崎さん以外の3人のジャズ先輩方は現在、それぞれの活動をしておられ、普段一緒に演奏することはありません。それでもメンバー5人で本番前に豪華中華料理で食事をしたのがとても楽しく、おはなしをきくとそれぞれ十数年振りとの事。それにしてもミュージシャン同士の会話は、いろんな逸話や伝説がありとっても面白い!
 リハでは音響環境に慣れるのに苦労しましたが、本番は、楽しく美味しいディナーコミュニケーションのおかげでとってもリラックスしてお客様方にも楽しんでいただける演奏ができました。さすが、皆さん鹿児島の最高のプロフェッショナルジャズミュージシャン!
 前職のご縁と、ジャズご縁で地元ジャズ界の大御所の皆さんと今回の演奏ができたこと、とても感慨深いものがありました。
 ご依頼いただいたMIC様、ボクからの招集に応じていただいたミュージシャンの皆さん、楽しんでいただいたMIC社員の皆さんに感謝。

【音魂】ガーデンヒルズ松陽台夏祭りジャズライブ

P1000610 ・2009年8月8日(土)19:00~20:00
・ガーデンヒルズ松陽台ふれあい公園にて
・観客:約200名
・出演:尾崎佳奈子クァルテット
    尾崎佳奈子(A.Sax,Clarinet & Flute)、塩屋祐典(Piano)、有村譲治(Bass)、森田孝一郎(Drums)

 団地の皆さんと団地を管理する住宅供給公社の職員の皆さんとによる手づくりの夏祭りで演奏させていただきました。屋根の無い特設ステージを中心に、ゴム銃、お手玉、コマ回し、折り紙、竹とんぼ、手づくりおもちゃなど「遊び」のテント小屋が並び、ステージでは団地に隣接する松陽高校の生徒達が吹奏楽やアカペラコーラスを演奏、会場の一角ではバーベキューが無料で振舞われていました。一般の夏祭り会場のような出店は全く無く、なんとほのぼのとした手づくり夏祭り。

 しかし…。

 開会直前から恐れていた雨が降り出しました。
 それでも実行委員会の皆さんや参加者の皆さん、全員でテントやシートやターフなどをあれこれ移動したり、ターフに溜まった雨水を落としたり、子どもから大人まで全員がずぶぬれになりながら、雨の夏祭りを楽しんでいました。バーベキューは、ターフ内の雨水がかぶらないわずかなスペースで焼かれ、食べる人は雨の中で焼肉のタレを雨水で割りながら「うまい、うまい」と。

 で、ボクたち尾崎佳奈子クァルテットの演奏は・・・。

 もとより雨天時はお祭り中止ということでしたが、お祭り開始後に雨が降り出し、それでもたくさんの地域住民の方が会場でずぶぬれになりながらお祭りを楽しみ、ボクらの演奏を楽しみにしていらっしゃいました。実行委員会の方も「ご無理なさらないで・・・」とのことでしたが、「遊び」のテントをステージに移動し、機材をビニールで養生し、なんとか音を出せる状況になりました。
 通常ならあの雨で、急遽しつらえのテントで雨は入り込み、目地からは水がガンガンもれ、床は水溜まり状態で演奏はしなかったかもしれません。いえ、ただ呼ばれて演奏します、雨なら演奏せずに帰りますがギャラはもらいますってバンドなら、確実に演奏しなかったことでしょう。

 しかし・・・。
 暗い夜の雨の公園で、傘もささずにステージ前でずぶぬれで立ちすくみ、ボクらのジャズがはじまるのを待っている子どもたちや大人たちの姿が、ボクたちの音魂に火をつけました。足元はビシャビシャ、手元もヌルヌルでしたが、この音魂、みんなの心に響けよ!とばかりに、ドカビシャバシャドカドドドドーン♪とドラムソロから演奏しました。ボクのドラムも、もう付き合いのながいヤツなのでそんなボクの気持ちと一緒です。雨ざらしになりながら音は抜けなくとも必死にジャズを鳴らしてくれました。会場も暗くなり、雨の中、子どもたちにとっては危険も伴うとのことで、演奏時間を短縮しようとしましたが、尾崎さんをはじめとするメンバーも、この非常空間での演奏で異常なハイテンションとなり、結局当初の予定通り60分フルタイムで演奏。しかし濡れながら聴いてくれた皆さんにきっと何かが伝わったものと思います。

 翌日、全ての楽器類をケースから出して、乾いたタオルでふきふき。
 みんなニコニコ、気持ちよさそうで、いい演奏ができて、みんなによろこんでもらえてとてもうれしそうでした。

【玲瓏】鹿児島玉龍高校同窓会総会懇親会ジャズ演奏

P1080802 ・2009年8月1日(土)19:25~19:35
・鹿児島サンロイヤルホテルにて
・観客:500人以上
・出演:Swing Time
         尾崎佳奈子(A.Sax)、林田恵理子(Piano)、有村譲治(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・ご依頼:玉龍高校24期同窓会様

 毎年夏に行われるボクの母校、鹿児島玉龍高校の全卒業生対象の同窓会の、エンターティメントアトラクションとしてジャズ演奏をさせていただきました。玉龍高校は文武両道を校訓とし、ほとんどの生徒が部活と勉学とを両立させることを旨としていたのですが、ボクは授業が終わると即座に他校の音楽仲間とバンド活動に出向いていました。それが卒業して24年後の今、こうやってボクの音楽活動を認めていただき、同じく玉龍出身であるアカデミー賞受賞の加藤監督や、女優の重田千穂子さんなどを差し置いて、ボクなんぞ一介のジャズミュージシャンに、演奏のご依頼を承れたこと、とても光栄でうれしい限り、玉龍の校訓である玲瓏なる美しい魂を感じました。
 メンバーはいつも一緒に演奏活動をしている仲間たちで、それぞれの見せ場をつくりながらステージを盛り上げてくれました。
 そして前後調整、バックステージ、事後対応、幹事学年の先輩方が不慣れながらあれこれ手を尽くしてくれたおかげで、たった2曲だけだったのですが、とても気持ちよく演奏できました。
 演奏後、ボクは同期生のテーブルに戻り、みんなと一緒に旧交を温めました。その中で同期生以外からもたくさんお声かけいただき、ボクらのジャズ演奏をご評価いただき、とてもうれしく思いました。
 母校を同じくする同窓生の皆さんから、自分の仕事を評価していただけることがこんなにうれしいものとは思いませんでした。本当にありがたいことでした。
 今回、たった2曲でしたので・・・続きはライブ会場で、お会いいたしましょう。
 ありがとうございました。

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