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【変化とスピード】令和3年度文化庁芸術派遣事業志布志市立尾野見小学校ドラムサークル

Onomi211006dc ・2021年10月6日(月)10:30~12:10
・志布志市立尾野見小学校体育館にて
・参加者:低学年・高学年それぞれ各約30名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎36.4℃、藤田かおり36.6℃、前田茂樹35.7℃
・ご依頼:NPO法人かごしま子ども芸術センター様

 感染リスクを軽減させるため、低学年と高学年分けて実施。それによる各45分という短時間のセッションでは、はじまりから終わりにかけて、そう大きな変化を感じることはなく、小さな変化をしっかり拾い上げて、それをみんなで共有し合うことが重要になります。

 しかし、今回の尾野見小の児童生徒たち特に低学年は、最初から短時間セッションであることを見計らったかのように、最初から大きく変化してくれたこと驚きました。それは、他校では冒頭、画一的なドンドンドンドン♪だけのリズムになりがちなのですが、のっけから実に豊かな多様性のあるリズムが奏でられ、それは「音楽」として成立していました。
 つづく高学年は、セッション中、お互いに楽器を交換し合う、それも他校にみられる「ソレおれに寄こせ!」な取り合いではなく、「コレほら!やってみない!?」な譲り合いの精神が成せる行動。大きなタイコの場合、瞬時に身体を移動してソレを実現してしまう、スピード感あふれる合意形成が素晴らしかったです。
 子どもたちの感想に多かった「まだやりたい」が、短時間での大きな変化やスピード感に表れていたようでした。

 今回ボクがつかったファシリテーションスキル&マインドは・・・
・時間をオーバーさせないタイムキーピング
・短時間で楽しんでもらうためのスピーディーなシーンチェンジ
・テンポとボリュームの差異をつかったメリハリ演出

 また、この児童生徒たちがドラムサークルを楽しめる機会に恵まれますように。

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