【経験値】令和2年度文化芸術による子供育成総合事業@水引中ドラムサークル
・2020年12月3日(木)5.6校時 14:15~16:05
・薩摩川内市立水引中学校体育館にて
・参加者:全校生徒64名+先生方
・ファシリテーターチーム:もりぶー、みわ、しほ
・ご依頼:特定非営利活動法人かごしま子ども芸術センター様
過去2009年と2018年の水引小、2014年の水引小と水引中の合同と、ドラムサークル経験者の多い薩摩川内市水引校区。今回の水引中全校生徒64名によるドラムサークルも、参加者中2/3以上は経験者で、その過去の経験値のかすかな解放的記憶によるものか、中学校ドラムサークルにありがちな思春期における自由表現に対する委縮がほとんどみられない、とても豊かで美しい音の輪が生まれました。
それでもアフターコロナのドラムサークルで主眼としている「無」から「美」への、各個人の自由な選択が全て尊重された音表現による調和。この意図で中学生全校生徒を一度にファシリテーション(場の目的を容易にする)するのははじめてでした。しかし、ドラムサークル経験者たちが、ボクの意図を十分に汲んでくれ、また初体験者もその経験者の反応に学ぶことで、とても多様性に富んだ豊かなアンサンブルができあがりました。
特に、最後の校長先生講評で、みんなが校長先生に褒められた後のハンドクラッピングドラミングは圧巻で、生徒たちは見事に「褒められることによる変化」まで体現してくれました。
しかし、ボク自身はアフターコロナ以後、はじめての50人を超えるドラムサークルで、久しぶりの3列輪による参加者個別のコンタクト感がよくつかめず、生徒たちとの信頼関係づくりが希薄になってしまった反省が残りました。そこがセッションシークエンスの順位転換の判断ミスにもあらわれました。そこがうまくいっていればこの生徒たちは、もっと美しい音の調和を表現してくれたと思います。
またお役にたてますように。ありがとうございました。
« 【挑戦】オープンコミュニティドラムサークルDrum Jazz 012 | トップページ | 【受容】令和2年度文化芸術による子供育成総合事業@伊集院北小ドラムサークル »
「ドラムサークル」カテゴリの記事
- 【学ぶ・楽しむ】栄門パークバザードラムサークルVOL.03(2022.05.16)
- 【自由】いろ葉フェス「あつまれ地球の子どもたち!」ドラムサークル(2022.05.09)
- 【雨紡ぐ】親子で楽しむドラムサークル@稲音館(2022.04.24)
- 【世界】REMO Rhythm Wellness and YOU Online Drumcircle(2022.04.06)
- 【愛と平和そして笑顔】第116回ドラムサークルカゴシマ(2022.03.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント