【複合】令和2年度文化芸術による子供育成総合事業@栗野中ドラムサークル&ジャズforキッズ
・2020年10月16日(金)5・6校時14:10~16:00
・霧島市立栗野中学校体育館
・参加者:ドラムサークル1年生約50名/ジャズコンサート全校生徒約140名
・ドラムサークルファシリテーターチーム:もりぶー、ともひろ
・バンドメンバー:サックス尾崎佳奈子、ピアノ鈴木シナモン、ベース有村譲治、ドラム森田孝一郎
・ご依頼:特定非営利活動法人かごしま子ども芸術センター様
美しい水の里、湧水町の中学校におけるドラムサークルとジャズコンサートの複合公演ご依頼。
ドラムサークル:全校生徒は140名いるので密回避のため、1年生のみ約50名でドラムサークル。アフターコロナ対応学校向けドラムサークルも慣れてきましたが、思春期の中学生対応は緊張を強いられる現場。
はじまりの静寂オリエンテーションは、大人に向かう少年少女のココロとカラダの秘めたる変化をじっと抑えている感じ。ソコからボクが選択したのはベースドラムからのレイヤーイン。その音がだんだんと広がって様は、まさに学校そばにある丸池公園の湧水のようでした。
中学校ドラムサークルでは、思春期特徴で自己表現に拒否反応を示す例が多いのですが、今回の栗野中では男女ともに嬉々たる笑顔にあふれ、積極的な参加意欲がみられ、生徒一人一人の個性も引き出せて、とても内容の濃いセッションとなりました。このお互いの存在と自由な選択を尊重しながら、自己表現を楽しみ、コミュニティを強化する感覚を失わず育んでいってほしいと願います。
ジャズforキッズ:ジャズが主に棲息する繁華街ではなく、普段ジャズが届きにくい地域へアウトリーチするジャズバンドSwing Timeによる少年少女向けプログラム「ジャズforキッズ」で構成。音響機材と予算も限られているため・・・体育館のコーナー部からの音響効果を狙ったステージ配置に。全校生徒対象。
オープニングは1年生のドラムサークル以上に見事な集中力による静寂のMCから。しかしオープニング!誰でも知ってるはず、と思い込んでココ10年ぐらいレパートリーにしてきた昭和のアニメソングがウケない!その曲はもう古すぎてみんな知らない、というキビシイ現実からスタートしましたが・・・ジャズの歴史文化背景を面白おかしくMCしながら、心を込めて演奏していると、曲を追うごとに、生徒たちの表情が変わり、手が動き、身体が動き、5曲目で大爆発!。クールダウンせねば、とアンコール「里の秋」をじっくり演奏すると、ッシーンと先の曲の大騒ぎに水を打ったかのように静かに聴き入ってくれ、心身を鎮め、ジャズの多様性を共有していただけたことがうれしかったです。終演後、盛り上げてくれた男子ダンサーズが感謝と賞賛のあいさつに来てくれたことにも感動しました。
またお役にたてますように!
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