【距離感】令和2年度文化芸術による子供育成総合事業@長屋小ドラムサークル
・2020年9月14日(月)09:40~11:25
・南さつま市立長屋小学校体育館にて
・対象:全校生徒8名+先生方
・ファシリテーターチーム:もりぶー、みわ
・ご依頼:特定非営利活動法人かごしま子ども芸術センター様
文化庁からの委託事業を、かごしま子ども芸術センター様が受託してのリズムハートへのご依頼。これまでも芸術センター様が受託されるたびに例年ご依頼いただいており、本年度7校のうちの1校目。全校生徒8名の小さな小学校。
例年と大きく違うのは「コロナ対応」。
コロナ禍以降のドラムサークルでは、健康管理や手洗い消毒はもちろん、実施事前事後に渡り、私がアドバイザーをつとめさせていただいている一般社団法人ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)のコロナ対策ガイドラインに沿って対応しています。
今回もそのガイドライン内(ソーシャルディスタンス確保)に沿って、全校生徒8名に先生方と関係者含め16席で座席間隔2mの大きな輪をつくりました。
<<今回のドラムサークルの意図・意向>>
・コロナ自粛でクローズ志向となってる子どもたちの表現意欲をオープン志向に切り替えたい。
・ドラムサークル体験を、年度内に予定されている学習発表会に活用したい。
これらの意図・意向に沿って用意した「場のデザイン」
・前半は普通にドラムサークルでリズムへの順応性とキュー認識
・後半はセッティングを扇形に凝縮、学校の打楽器をつかったキュー(合図)による即興演奏
全体的には上記の意図・意向を実現しやすくする流れに沿い、前半で「対人関係」をつむぎ、後半で「構造化」>「合意形成」という参加者の変化を促せた氣がするが、後半のセッティングによる子どもたちの闊達なコミュニケーションぶりをみて、もうちょっとソーシャルディスタンス確保と少人数であることとのバランスを考慮(前半のサークルの距離感を縮めてもよかった)してれば、もっとハツラツとした自由表現が引き出せたかも、とふりかえり。
それでも、校長先生が「前半のバラバラな音がとても美しく感じた」とご評価いただいた感性と、子どもたちの笑顔と歓声、そして一言ふりかえりの全てが、今後の学校生活をより豊かにしてくれますように!
ドラムサークルファシリテーター仲間は、全国にひろがっているので、全国のドラムサークルによる場づくりをリズムハートは支援いたします。ご相談ください。
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