【新様式】豊かにする会ドラムサークル2020夏
・2020年8月23日(日)13:30~15:00
・蒲生ふるさと交流館
・参加者:障害をもつ子どもたちとその保護者とボランティア約40名
・ファシリテーターチーム:もりぶー、みわ、しほ、ゆたか、りえこ
毎年夏休み恒例の豊かにする会ドラムサークル、今年はコロナ禍の影響で密回避のため、参加者を2回に分けて実施の1回目。
=コロナ感染防止主な対応策=
1.参加者スタッフ全員の検温、事前登録
2.楽器と道具の事前事後消毒
3.会場いっぱいつかった密回避ジグザグサークルセッティング
4.参加者全員マスク着用
5.ファシリテーターフェイスシールド着用
6.ファシリテーションキュー(合図)に極力声をつかわない。
7.ドラムサークル後の茶話会はナシ。
など・・・
といった対応におけるドラムサークルはじまり、ただのバラバラ>右往左往>さまよい>統制無き自由>無秩序>初参加の大人たちの困惑、といった冒頭のカオスの中、ウィズコロナにそったオープニングの在り方(いうなればDCフェーズ0)が今のDCF(ドラムサークルファシリテーション)の大きな思考要素となっています。
はじまりの様子をじーっと観察しながら、ボクが今回選択したのは、カオス状態のセンターベースにボクとDCFチームスタッフしほさんが陣取り、ゆったりとしたベース音のうずに会場全体を少しずつ巻き込んでいく、という参加者の聴覚に訴えるスタイルでしたが・・・・あえなく失敗。混乱のカオスパワーは、分散したまま何も変わりませんでした。
次にボクが意図したのは、ボクの大きなストロークアクションにアテンションさせる、参加者の視覚に訴えるスタイル。コレには少しずつ全体意識が中央にあつまりはじめ、DCフェーズ1&2を担当するみわさんに引き渡すことが出来ました。
あとはいつものように与えられた時間で、音づくりの楽園を引き出していくDCFの流れ。それでもコロナ以前と今とでは、できあがる音楽の質が違う氣がします。
その違いは何なのか?カタチとしては、ディスタンスやテンポなど、物理的要素がありますが、音の聴き方、聴こえ方により「人」を感じる要素。「音」と「人」のつながりをどう参加者とファシリテーターが感じとれるか、そこがアフターコロナのDC新様式な氣がしてきました。
おつかれさまでした!
ドラムサークルのご依頼はリズムハートまで。
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