【根元】Now's Jazz Orchestra 寿限無2020
・2020年2月11日(建国記念の日)
・鹿児島市中央公民館にて
・お客様:約350名
・出演:Now's Jazz Orchestra
ゲスト 高橋知己(T.sax)、園田智子(Piano)
ジャズの成り立ちは、奴隷貿易の悲しい歴史の中からアフリカのリズムと西洋音楽の伝統が融合し・・・幕末の日本に迷い込んだアフロアメリカンが映画「ジャズ大名」で殿さまにスイングを伝え・・・日本初の西洋楽器楽隊が薩摩に興り・・・ながくておおくの旅の途中にNJO(Now's Jazz Orchestra)がある!?
どんな道にもそのルーツがあり、そのルーツ(根元)たる伝統と文化への敬意を欠いた道に、未来は期待できません。
今回、ボクがドラマーとして久しぶりに参加したこのコンサートは、「日本人のつくったうた」をテーマに、その曲に込められた氣持ちをフリージャズという手法で表現しました。
作曲は本居長世、奄美民謡、山下洋輔、林栄一、そしてNJOメンバーの尾崎佳奈子。全曲のアレンジも尾崎佳奈子によります。
その音は、美しさの中の狂氣と粗忽の混沌の渦にブルースとサウダージが飛込み、そこから音の郷愁と哀愁が生まれ、最後は静かなほほ笑みに包まれた大団円。数回のリハーサルを重ねながら、そんな音のイメージを育てていきました。
結果は・・・そんな意図以上の感動的なステージができた。氣がします。
みんながいろんな音(表現)を自由に出し合い、その氣持ちを受け容れ合う、そんな音楽で笑い合えたら、と願いつづけながら、これからも音をつないでいこうと思います。
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