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【感じ合う】福平平川校区ふれあい子育てサロンドラムサークル9

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・2019年9月19日(木)10:00~11:30
・鹿児島市福平福祉館
・参加者:おともだち~お母さんたち~大先輩方まで約50名
・ファシリテーター:もりぶー
・主催・ご依頼:福平平川校区社会福祉協議会

 2010年から毎年この時期にご依頼いただいている地域の子育て活動でのドラムサークル。今回はなんと、令和生まれの赤ちゃんから平成、昭和、なんと大正時代まで4つの時代を超えてリズムでつながり合いました。
 子どもはあるがまに反応しますが、大人は・・・。その・・・からの変化をこの場にいる全員が感じ合うと、実に美しいリズム楽園が生まれます。
 このリズム楽園を感じ合うコミュニティが自然と増えていくことを願います。
 ありがとうございます!!

【再会】今津雅仁 MASATO Jazz 2 days

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・2019年9月15日(日)16日(祝)
・鹿児島市天文館ジャズスポットリレットにて
・お客様:2日間で約70名
・出演:今津雅仁(T.Sax)、宮里克朗(Piano)、坂口英明(Bass)
    森田孝一郎(Drums)、
・友情出演:尾崎佳奈子(A.Sax)

 テナーサックスの今津さんとは31年前のパノニカ。当時売出の今津さんがサックス1本背負って九州一人旅するのを、パノニカオーナーの中山信一郎さんが面白がってブッキング、鹿児島大学の学生ジャズピアノトリオだったボクたち(森田ドラム、坂口ベース、宮里ピアノ)とライブを行った。
 その直後、今津さんは売れに売れ、日本ジャズ大賞受賞、スィングジャーナル誌4部門(サックス、ジャズメン、ジャズグループ、作曲家)ポールウィナー独占という快挙を成し遂げ、人気実力ともに日本ジャズ界のトップランナーに!しかし・・・そこからのケガによる長いブランクからの復活。そこにはボク同様、医者からの再起不能宣告があったらしい。それを乗り越えた今津さんとの今回の共演。70362754_1347676685407139_25245789719751

 ボクも今津さんほどではないにしろ、ビョーキにより再起不能宣告を受けたが聞かなかったことにして、1年間のブランクを味わい復活を果たした再起不能宣告者ブラザースメンバー。
 今津さんがノリノリで

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ライブ前日に前ノリしてから、ずっと亡くなった中山さんや兵働さんとの思い出話を関西弁でしゃべくりまくる。その話をきいてると、中山さんと兵働さんがニコニコしながら、そこにいるよう。
 そしたら、そこに中山さんの亡霊が!!!!と思ったら、中山さんの弟でピアニストの秀樹さんがいて・・・今津さんとクリビツテンギョー!!!
  イベント初日のライブは30年ぶりでも、ちょこっとリハしただけで「よっしゃ、コレでいこかー!」とにかく今津さんの音楽は底抜けに明るく楽しい!だからこそバラードが心に深く沁みる。。
 で、本番は、満員御礼の大ハッピーもりもり盛り上がりの図。今津さんのブローテナーがメンバーとお客さん全員の心身を解放し、宮ちゃんのバップピアノがみんなをジャズパラダイスへ。坂口さんのベースがバンドサウンドを支え、ボクの片腕ドラムが音数少ないながらスィングしなけりゃ意味がナイ!!最後は右腕が動いてくれたヨ!!!
 イベント最終日は、サックスレッスンとジャズよもやまセミナー。最後は再起不能宣告者ブラザース2人で静かにギョービ(餃子とビール)打上げ。兵働さんが仁義なき戦いネタ、広島弁で参加したそうだったけど、ボクたち2日間で全精力使い果たし、疲れ果て無視・・・(笑)。兵働さん、ゴメンなさい!!
 今津さんの九州一人旅はまだまだ続きます。今津師匠の上方落語、いやジャズを!とくとお楽しみください!!!70348832_2401813843243734_62239918606002
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【感無量】鹿児島ジャズフェスティバル2019VOL3

Dsc_1186・2019年9月6日~8日
・鹿児島中央駅/天文館公園一帯
・参加アーティスト:34名+3ビッグバンド
・来場者:数万人(編集時点で未集計)
・主催:鹿児島ジャズフェスティバル実行委員会

 「音楽の息づく街、鹿児島へ」をコンセプトに2017年からはじまったこのジャズフェスティバルも3回目。ジャズ本来の自由な即興性を前面に打ち出すため、アーティスト単独で招聘し、実行委員会側で組み合わせ、アーティストが鹿児島に着いてからの事前リハーサルのみで本番を構成、それを全6つの会場入場無料にして、ジャズになじみの無い層、広く老若男女にジャズを楽しんでもらう、という無謀ぶり。69692534_479036569343475_779204744929135
 ボクは1回目から実行委員アドバイザーという立場でこのイベントに関わらせていただいていて、今回も制作面ではアーティストの選定と組み合わせから、協賛営業、そして各方面へのプロモーション活動を。当日対応ではウェルカムステージであるアミュ広場のバックステージ対応とライブの合間に「ジャズの門をたたく」コーナーを担当させてもらった。
 全国にジャズフェスティバルという名を冠したイベント多々あれど、「ジャズフェスティバル」というタイトルどおり、ジャズだけのフェスをやっている例は他にあるのだろうか? いろんな意味(企画、構成、収益性、公共性など)で大いに無謀なるこのジャズフェスは、大方の予想を大いに裏切り、2017年1万人、2018年3万人、2019年数万人(現時点で未集計)と、確実に成功しつつある。
Dsc_1192  そんな動員数なんかより、現場でのミュージシャン同士の白熱の演奏内容と、それに狂喜乱舞する大観衆の様子に触れると、今までジャズの側にいたボク自身がジャズに対する閉鎖的な先入観を持っていたんだという事実に打ちのめされ、このフェスが持つ無限の可能性に、鹿児島ジャズ、いやジャズ自体の未来がさらされていることに愕然とし、武者ぶるい。
 それを打ち出した実行委員長のジャズピアニスト松本圭使の慧眼とその実行力にボクは、頭が下がりまくるわけだが、先述の「現場でのミュージシャン同士の白熱の演奏内容と、それに狂喜乱舞する大観衆の様子」は、松本実行委員長のたてたこのフェスのコンセプトから来る企画構成方針と、それに賛同し参集されたアーティストたちの熱意、協賛企業各社様と個人の皆様のご協力、そして実行委員とボランティアスタッフの渾身献身のはたらきがつくりだした大いなる成果なのである。69647438_2402123306538409_56196766863091
 しかし、この成果はまだ種まきの状態。松本実行委員長と瀧副委員長が見据えるのは、5年後10年後20年後、この種が育ち、花開き実を結び、次の種を生み、これらの成果が「音楽の息づく街、鹿児島へ」を実現しつづけていくことなんだ、と思う。ボクは、鹿児島天文館で生まれ育ち遊びさるいたジャズ人のはしくれとして、この夢をみんなと見つづけるひとりでいたい。
 Dsc_1188 ありがとうございます!

写真転載許諾:鹿児島ジャズフェスティバル実行委員会、多田誠司様(出演アーティスト)

鹿児島ジャズフェスティバルWEB


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