・2019年9月15日(日)16日(祝)
・鹿児島市天文館ジャズスポットリレットにて
・お客様:2日間で約70名
・出演:今津雅仁(T.Sax)、宮里克朗(Piano)、坂口英明(Bass)
森田孝一郎(Drums)、
・友情出演:尾崎佳奈子(A.Sax)
テナーサックスの今津さんとは31年前のパノニカ。当時売出の今津さんがサックス1本背負って九州一人旅するのを、パノニカオーナーの中山信一郎さんが面白がってブッキング、鹿児島大学の学生ジャズピアノトリオだったボクたち(森田ドラム、坂口ベース、宮里ピアノ)とライブを行った。
その直後、今津さんは売れに売れ、日本ジャズ大賞受賞、スィングジャーナル誌4部門(サックス、ジャズメン、ジャズグループ、作曲家)ポールウィナー独占という快挙を成し遂げ、人気実力ともに日本ジャズ界のトップランナーに!しかし・・・そこからのケガによる長いブランクからの復活。そこにはボク同様、医者からの再起不能宣告があったらしい。それを乗り越えた今津さんとの今回の共演。
ボクも今津さんほどではないにしろ、ビョーキにより再起不能宣告を受けたが聞かなかったことにして、1年間のブランクを味わい復活を果たした再起不能宣告者ブラザースメンバー。
今津さんがノリノリで

ライブ前日に前ノリしてから、ずっと亡くなった中山さんや兵働さんとの思い出話を関西弁でしゃべくりまくる。その話をきいてると、中山さんと兵働さんがニコニコしながら、そこにいるよう。
そしたら、そこに中山さんの亡霊が!!!!と思ったら、中山さんの弟でピアニストの秀樹さんがいて・・・今津さんとクリビツテンギョー!!!
イベント初日のライブは30年ぶりでも、ちょこっとリハしただけで「よっしゃ、コレでいこかー!」とにかく今津さんの音楽は底抜けに明るく楽しい!だからこそバラードが心に深く沁みる。。
で、本番は、満員御礼の大ハッピーもりもり盛り上がりの図。今津さんのブローテナーがメンバーとお客さん全員の心身を解放し、宮ちゃんのバップピアノがみんなをジャズパラダイスへ。坂口さんのベースがバンドサウンドを支え、ボクの片腕ドラムが音数少ないながらスィングしなけりゃ意味がナイ!!最後は右腕が動いてくれたヨ!!!
イベント最終日は、サックスレッスンとジャズよもやまセミナー。最後は再起不能宣告者ブラザース2人で静かにギョービ(餃子とビール)打上げ。兵働さんが仁義なき戦いネタ、広島弁で参加したそうだったけど、ボクたち2日間で全精力使い果たし、疲れ果て無視・・・(笑)。兵働さん、ゴメンなさい!!
今津さんの九州一人旅はまだまだ続きます。今津師匠の上方落語、いやジャズを!とくとお楽しみください!!!

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