【仏の輪(和)】西本願寺鴨池出張所サマースクールドラムサークル
・2019年8月2日(金)10:30~12:00
・西本願寺鹿児島別院鴨池出張所本堂にて
・参加者:子どもたちと大人たち約100名
・ファシリテーター:もりぶー、しほ
お寺の本堂は、そこにいる、そこにあるもの、人全てが受け入れられ尊重され、そして歓迎されている安心と安全の場所。そんな場所でのドラムサークルは、子どもたちの自由な選択が全て尊重され、大人たちが長年の英知をもってその選択を信じて待つと、「輪」が「和」を生み、そこに現出するのは本堂内の全ての人のお顔がキラキラ輝いた実に美しい音による現実の極楽浄土。
お寺の本堂に自然にあつまり、自然に「らいはいのうた」をうたい、「ちかいのことば」を自然に唱え、そしてみんなでドラムサークルのセッティング。参加者自らが全員でドラムサークルのセッティングからはじめるパターンは大変レアなケースなのだけれど、実に自然な流れの中で、おかげ様で、生かされている、というお釈迦様の教えのとおりに事が自然に運ばれていくのを感じました。
後半のスローテンポ展開から自然に聴こえてきたのは「なーもーあーみーだああんぶー」の念仏輪唱。タイコのドンドンという響きとともに、人の声が、人のココロとカラダを癒す音になってきた歴史、数万年の人類の叡智の確信、ずっとこのままでいたい、「輪」が「和」を生む時間でした。そして、本堂で解放されたドラムサークルから生まれた即興音楽は、シンプルなパターンが輪の中を廻り巡る、それはまさしく仏教の教えである「輪廻」のサウンドメタファー。ドラムサークルが終わると、またみんなで楽器をかたづけて、その場でみんなでカレーをおいしくいただきました。このカレーライスも浄土真宗同様、インドで生まれ日本の風土文化のなかで変化成長を遂げた伝統文化の輪廻転生。そしてマジックショーから工作時間、おやつまで・・・
今回の西本願寺鴨池出張所サマースクールドラムサークルは、おかげ様でそんな仏の輪(和)の場の中でできあがりました。
私も幼少のみぎり、西本願寺鹿児島別院で育てられた「仏の子」。この仏の輪(和)の場づくりに、ドラムサークルでお役にたちつづけたいと思いました。
なもあみだぶつ、なもあみだぶつ、なもあみだぶつ、なもあみだぶつ、らいはい。
ありがとうございます。
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