【発信と受信】日当山小学校芸術体験授業ドラムサークル
・2018年10月23日(火)
・霧島市立日当山小学校体育館にて
・第1セッション1-2年生 09:30~10:15 約230名
・第2セッション3-4年生 10:30~11:15 約220名
・第3セッション5-6年生 11:25~12:10 約240名
・ファシリテーターチーム:もりぶー、若ちゃん、みわ、トッスィー
神話のふるさと霧島市の大規模校、日当山小学校では6年ぶりのドラムサークル(DC)。6年ぶりなので前回の経験者はおらず、約600名の子どもたち全員がDC初体験。東京から若ちゃんもサポートに来てくれて、いつものみわ、トッスィーを交え4人のチームで2学年づつ200数十人の小学生DCを3コマという、1年に1回あるかないかの大規模かつ重労働DC。学校からのリクエストで、200人分の椅子は無いということだったので、センター1層目を床座りのウッド、ベル、シェイカー小物楽器。2層目に椅子配置してのジェンベ、コンガ、アシーコなどのタイコ、3層目をスタンディングのサウンドシェイプ、パーランク、ドレミパイプというすり鉢型スタジアムサークルにセッティング。どんなDCになるのか・・・?期待と不安の入り混じったウキウキニコニコ気分で、最初の1-2年生の入場を待ちました。
結果は・・・混沌と混乱の第1セッション、ゆるやかな統制美の第2セッション、音楽的一体感の第3セッションと、対象者が各セッションで入れ替わるのに、なぜかDCの成長過程が場の氣で継承されていくかのような、不思議な流れを感じる現場となりました。
その流れの起点となったのは、第1セッション1-2年生の時間をドラムサークルの場として成立させるのに、その場の混沌と混乱ぶりから、私自身これまでにないメンタル状態になり、かなり苦労させられたのですが、その子どもたちが以降の第2セッション、第3セッションの対処法を教えてくれたカタチになったことです。
大人たちからの信号を子どもがどうキャッチし、どう反応するかは、大人たちの信号次第だということ。そこには、強制や介入、そして指導という信号の発信方法もありますが、それらの発信が「やらせられる」という子どもの側の受信になったとき、子どもにどういう変化が起き、その個と場の成長にどういう影響をもたらすのか、今回のDCの場において、より深く考えさせられることとなりました。
是非、このDCでできあがったリズムを、日常の学校生活と教育活動のなかで引き続き育てていただき、毎年の恒例行事、日当山小学校の名物活動にしていただければと思います。先生方のご協力にも心から感謝いたします。
ありがとうございました。
※ 同様の教育利活用DCは、音づくりの過程で選択したシークエンスの流れと、その目的と変化の様子を示した報告書をクライエント様に提出しております。DC導入のお問い合わせはリズムハートまで。
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