【邁進】第36回浅草サンバカーニバル2017を終えて・・・
・東京都台東区浅草馬場通り~雷門通り
・S2リーグA.E.S UNIDOS DO URBANAの一員として参加
ボクの暮らす街、鹿児島は、和太鼓はもちろん、アフリカン、アラビック、そしてドラムサークルと、世界のリズムを学べる楽しめるワールドリズムワールド。ボクはリズムの専門家として、ジャズからラテン、そしてアフリカン、アラビックと学んできた。でも、でも、サンバだけが鹿児島に無かったのだ。
そんな中「もりぶー、ゲーリー知ってる?」と声かけてくれたのは、鹿児島音楽界の重鎮で馴染みのDJ_BOSS。知ってるも知ってる、ゲーリー師匠は、ボクが理事をつとめるDCFA(ドラムサークルファシリテーター協会)の先代の理事で、毎年DCFAのイベントで会ってた。なんとDJ_BOSSとゲーリー師匠は、お互いをソウルマスターとしてリスペクトしあう旧友だったのだ。そんで話がすすんでゲーリー師匠を鹿児島に招き、ワークショップとブラジル料理付ライブイベントをBOSSの店(SOULMASTER'S CAFE@ゲーリー師匠が命名)で行ったのが2013年の11月3日、巷はおはら祭り!そんで2014年1月、サンバチーム「ウニドス・ド・ウルバナ」の鹿児島支部、ブロコ・ウルバナ・カゴシマは生まれ、ゲーリー師匠の指導の下、毎年11月3日のおはら祭りクロージングサンバを恒例行事に、東京支部、名古屋本部のウルバナメンバーと交流を深めながら、昨年夏にウニドス・ド・ウルバナの一員として国内サンバイベントの最高峰、浅草サンバカーニバルへの初出場を果たした。しかし、ボクは直前に病にたおれ・・・・あれから1年。

そして、今年の浅草、ボクは病気の後遺症でなかなかカラダが思うように動くようにならず、一時は出場辞退もアタマをよぎった。しかし、ゲーリー師匠に背中をおされ、左手だけでアクセントを叩く奏法を教わり、みんなと練習を重ね、衣装をつくり、浅草へと飛んだ。
本番前日浅草に着いたら、前日リハーサルで、はじめて名古屋、東京、鹿児島の「ウニドス・ド・ウルバナ」全体、そして神戸や広島などの友好団体含めたウルバナファミリーがあつまり、顔と音を合わせ、その結束は急激に深まった。
そして本番当日、ゲーリー師匠の教え・・・・「目で聴き、耳で視るんだ!」
我がウルバナの今年のテーマは「緑の地球を守るんだ!」
スタート直前に打楽器隊のまとめ役、工藤さんが号泣!
看板持ち、ダンサー、打楽器隊、うたと弦楽器、PA車の運転手さん、そしてタイムキーパーに給水係、あと控室の番!演者だけでなく裏方スタッフ、ココに来れなかったメンバーまで一丸一体となって45分やりきった。みんなひとり一人がその役割を全うしたのだ。演奏中、その日はじめて会ったヒライさんがボクの介助者として、ボクのそばにずっとついていてくれた。おかげでボクは自分のカラダの不自由さを忘れ、左手一本でドラムを叩き、大声でうたえた。そしてウルバナのサンバのスィングの中でのみんなのあの笑顔、愛にあふれたアイコンタクト、沿道の大観衆とのコミュニケーション、これまで体験したことの無い宇宙的規模のリズム多幸感。
FINISHした瞬間の大きな大きな達成感、これをウルバナファミリー全員で共有すること、これぞサンバのよろこび、醍醐味とはじめて知った。

その結果、昨年(5位)を上回るS2リーグ4位!うれしい!超ウレシイ!打上ではみんな泣いた、笑った、飲んだ、食べた、しゃべった。あー!うれしい!!
そして、ボクは静かに打上を途中で引き上げ、ひとりになりたくて浅草の街をさまよった。浅草って、東京って、人が集ういい街だなぁ。やっぱりボクは音とリズムの元に人が集い、よろこびを分かち合うことが大好きなんだ。ココにボクは生きていこう。
来年は、万全のカラダで、みんなと共により上位を目指し、サンバ道を邁進しよう!
そして・・・・
写真はお友だちたちがfacebookにアップしているのをいただきました。ありがとうございます。
一緒にサンバしたい方、やりましょー!!!
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