【聴感】感じる奏でる笛と太鼓の響き合い@鈴山小中学校
・鹿児島市立錫山小中学校
・参加者:小学生16名+中学生15名+先生方、地域の皆様
・演奏&ファシリテーター:唐見由香(コカリナ、リコーダー)
森田孝一郎(ハンドドラム)
・事業名:平成27年度鹿児島市芸術派遣プロジェクト
・ご依頼:NPO法人かごしまアートネットワーク
鹿児島市内で唯一、小学中学併設校、錫山小中学校への芸術派遣プロジェクト。例年、このプロジェクトでは、「ドラムサークル」と「ジャズforキッズ」というプログラムを提案し、毎年、採用させていただいておりますが、今回新たなチャレンジとして、コカリナ奏者の唐見由香さんと組んで、笛と太鼓による「鑑賞体験>即興演奏体験」というプログラムを組みました。
まず、ボクと唐見由香さんによるデモ演奏を鑑賞してもらうのですが、その鑑賞は、後半の即興演奏体験をより自由で豊かなものにするための鑑賞で、ボクらの演奏から「きくこと」をしっかり感じ取ってもらおうという意図ですすめました。同時にその鑑賞の中で、コカリナと言う歴史の浅い楽器と、ドラムと言う最古の楽器の歴史や文化についても、理解を深めてもらうことで、音楽や楽器に対する親近感を持ってもらおうというネライもありました。
その効果があってか、事前アンケートでは、ほとんどいなかった笛(リコーダー)希望者が、担当分けの段になって、予想通り倍増し、笛チーム、ドラムチームに分かれてのワークショップも盛り上がり、即興合同演奏体験では、笛の音色と太鼓の音色との美しいコントラストを奏で合う事ができました。先生方や保護者の皆さんは、場所が錫山だけにスズをリンリン鳴らしていただいたら、クリスマス気分に♪
コレを1回で終わらせずに、第2回、3回と積み重ねて行けば、聴く耳が強化され、アンサンブルは成長し、コミュニティとしても成長が促されるツールになり得る可能性を感じました。
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