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【成長】永利小薩摩川内元気塾「リズムでつながる心のWA(輪/和)」ドラムサークル

Dscn4196 ・2015年7月15日(水)09:45~11:30
・場所:薩摩川内市立永利小学校体育館
・参加者:1~3年生/4~6年生 それぞれ各約200名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎
・アシスタント:上野チャッピー友敬@広島
 8年前から取り組ませていただいている、薩摩川内市内の小中学校での薩摩川内元気塾ドラムサークル。中小規模の学校はもうほとんど一巡したところですが、残っているのが全校児童数百人単位の大規模校。今回はそのうちの1校、永利小学校でのドラムサークル。
 低学年(1~3年生)、高学年(4~6年生)それぞれ各約200名で45分づつというご依頼内容。
 小学生200人のドラムサークル、ボクとアシスタントファシリテーターのチャッピー@広島の2人体制でも、通常のドラムサークル方式だと目が行き届かず、45分という時間枠での体験、楽器の転倒によるケガなど、想定されるリスクから、ドラムつかわない、椅子つかわない、小物楽器のみ床すわり方式を選択しました。Dscn4184
  前半の低学年は、その純真さゆえの反応が的確に表れており、その自由な行為が、はじめは自分だけのものだったのが、時間経過とともに全体と融和され共有されていく過程を音の中で素直に学び、楽しんでくれたようでした。
 一方、高学年は、その成長に応じた大人化が見られ、低学年同様の純真さが幾分薄れ、人と違うことや表現することの恥ずかしさからか、参加しない(楽器を手にしない)という選択や、盛り上がっているようでも全員一緒の画一的なリズム(ドン・ドン・ドンドンドン)に終始する傾向がみられました。 
 しかし!そんな状況を打開してくれたのが2人の男子児童によるベース(低音)ドラムで、その2人が見事なリーダーシップを発揮、しっかり自己表現(自立)してくれたおかげで、その音(声)をみんなで「聴く」、そこにそれぞれの違う音(声)を重ねて行き、ひとつのもの(音楽)をつくりあげるという個と集団のありかたのメタファー(比喩)を示してくれました。
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 子どもたちには、このような非言語系コミュニケーション体験をどんどん積み重ね、感性を磨き、好奇心を育み、変化に対応した成長を遂げてほしいと願います。
 学校でのドラムサークル、1度きりでなく、学期ごとに、いいえ、せめて年に1度は実施していただき、その変化の過程を学校ぐるみで共有してもらいたいものです。
 また、今後、数百人単位のドラムサークルにも積極的にチャレンジしていきます。
 よろしくお願いします!!

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