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【真価】第43回MBC夏まつりアジアンブース国際交流ドラムサークル

Dsc_2045 ・2015年7月22日(水)23日(木)
・両日18:00~20:45
・参加者両日合わせて数百人
・ご協力:鹿児島県国際交流協会様、鹿児島市国際交流財団様
・サポート:サンバチーム・ブロコ・ウルバナ・カゴシマ(BUK)
・ファシリテーター:森田孝一郎
・ ご依頼:MBC南日本放送様
 毎年恒例となりつつあるMBC夏まつりアジアンブース国際交流ドラムサークル。今年もたくさんの通りすがりの方々や外国人留学生と皆さんとドラムサークルを楽しんでいただきました。
 今年はドラムサークルをセットしているアジアンブースのとなりがMBCさん主催の大アマゾン展ブース、県内ご当地ゆるキャラブースということで、アマゾンも盛り上げ、ゆるキャラもからめ、という休む間もない2日間それぞれ約3時間。Dsc_2054
 初日はボクが団長をつとめるサンバチームBUKのステージもあり、チームのメンバーにいろいろ手伝ってもらいたすかりました。湯之元町のゆるキャラ、ユノモトサンスケの飛入りも盛り上がり、いい汗かかせていただきました。動画は初日の様子。
 しかしプロフェッショナルドラムサークルファシリテーターとして、最も真価が問われたのが2日目。サポートは開始時のみBUKのひとみさんのみ、後半はサポート無しボク1人。来場者は前日の5割増し。好き勝手に叩きまくる子どもたち、叩こうとしない子どもの腕を上からわしづかみにして無理やり叩かせようとする写真を撮ろうとする大人たち、氷やコーラ持ったままガーッと来てバーッと内輪で盛り上がってダーッと立ち去る中高生たち、イスやタイコを勝手に移動するご家族、タイコの間を平気で素通り、タイコを倒していく通行人、タイコをイスにして転倒する酔っ払い、飛び散るビール、正真正銘のホンモノのカオスです。Dsc_2058
 
 こんな収拾のつきそうにない現場を、ファシリテーター業界では「炎(FIRE)」と呼びます。間違いなくファシリテーター自身のファシリテーションマインドが徹底的に鍛えられる現場です。深呼吸し、冷静によく人と場を観察し、参加者が置かれている状況に関心を持ち、ボク自身には今、何が求められているのか?自分に問いつづけます。
 そしたら見えてきました。今、ココで無理にドラムサークルを成立させる必要は無い。今、ココでそれぞれフリーダムドラミングを楽しんでいる人たちを、この状況で普通のドラムサークルへ連れて行くことは、かなり無理が生じ、今そこにある楽しみを減衰させてしまう。今そこにある楽しみを、ほんの少しだけもうちょっと楽しめるお手伝いすればいいんじゃない?そうだよ!ソレで~いいのだ~♪
 そこでボクが選択した行動は、「もうすこしだけ楽しませる」というインテンション(意図)のもと、個別のグループにアプローチし、各グループとのコンタクトをとりつづけ、各グループ別のお楽しみ増幅に注力する、というものでした。
 それが正解だったかどうかはわかりません。ただ、それぞれのグループが夏祭りで自由にタイコを叩き、笑顔でドラミングを楽しみ、その場を立ち去る際は「ありがとう」という感謝の言葉をいただいたことは事実。それでも、最後には前日同様、湯之元温泉キャラクター、ユノモトサンスケがそのインパクトの強さで場を一体化してくれました。ありがとう!ユノモトサンスケ!
 祭りの後・・・・撤収は一人ぽっちで、ぼちぼちやろうか、とのんびりやっていたら、主催者のMBCさんご担当者様が笑顔で手伝ってくださいました。 
 今、そこにある、全ての事柄がボクのファシリテーションスピリットをサポートしてくれたような2日間でした。
 参加してくださった皆さん、サポートしてくれた皆様、そしてご依頼いただいたMBC南日本放送様、ありがとうございました。
 
 来年もお役にたてますように。

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