【特性】薩摩川内元気塾ドラムサークル「リズムでつなぐ心の輪(和)」@育英小学校
前半>1.2.3年生10:40~11:25 後半>4.5.6年生11:35~12:20
・薩摩川内市立育英小学校体育館にて
・参加者:前後半約200名づつ全校生徒約400名
・ファシリテーター:森田孝一郎
ここ7年来、毎年薩摩川内市内の小中学校でドラムサークルを実施させていただいている薩摩川内元気塾。今回の仕様は低学年、高学年それぞれ200人づつ2回に分けて、合計400人の全校児童によるドラムサークル。
ボクが選択したのは、イスなし、小物楽器だけのスモールタンバードラムサークル。低学年にはひとつになった高揚感と発揚を。思春期直前の高学年には人間同士のつながりを感じてもらえるよう意図しました。後は、児童たちがどういう反応をするかによって何を示すかは、あるがまな、なすがままに。。
<<<前半>1.2.3年生10:40~11:25>>>
0.参加者の受け入れ、コミュニケーションのための場づくり(変化とはじまりの共有)
1.混沌と自由の許容提示(個別コンタクト、信頼関係づくり)
2.共通テンポ提示による強制ではない場の共通化(混沌から統制への児童による自己選択)
2.1アテンション&アイコンタクトからの一斉停止(意識集中を促す)
2.2ランブルアップ&ダウン(ボディランゲージ認識)>全体から1/3部分へ
2.31/3部分別1音リレー(居場所による役割認識)>一斉停止
・あいさつ>>プログラム説明>大切なことはよく聴くこと(傾聴を促す)
※声を出さずにしゃべるマネやマイクのON/OFFをつかいわけ、児童の注意を喚起する。
3. 学年別ドラミングと全体ドラミングの対比(学年という属性認識とその融合)
4. スローテンポによる1音の全体共有(一時沈静化>意識の集中)
5. 児童一人一人の自己選択による静寂づくり(強制せずに可能な限り待つ>自立認識)
6. 楽器種別ドラミング(音色による場に対する役割の認識と個の尊重、それらの融合)
7. パレード!(高揚感の共有とその発散)
8. クールダウン(体験の定着化、沈静化)
<<後半>4.5.6年生11:35~12:20>>
0.~2.上記と同様
2.1 反抗的勢力へのアプローチ(その選択を尊重する、見ているよ、というメッセージ)
2.2 児童たちのアィデア採用(その選択は、歓迎されている、役立っている!というメッセージ)
2.3 アテンション、アイコンタクト、部分別に声掛けからの一斉停止(意識集中を促す)
2.4 1/2>1/4分割ランブルウェーブ>1音リレー>対角線上のコミュニケーション>テンポアップ(座席位置によるチームワーク醸成)
・あいさつ>>音楽以外の生活のリズムは?寝る、風呂、食べる、時計、暦・・・
3.男女別ドラミング(属性の差異認識とその融合)
4.シェイカー(振る楽器)のリズムでコール&レスポンス(呼応性と多様性の認識)
5.スローダウンヒーリングリズム&ボイス(気持ちを鎮め、場に心と身体をゆだねる)
低学年、高学年それぞれの反応の違いにより、見事にその年代のもつ特性のあらわれたドラムサークルとなりました。
みんな!また会おうぜー!!
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