【支合】NPO法人童warashi里爺里婆ドラムサークル
・鹿児島市スペルバインダースタジオ
・参加者:子どもから大人まで26名
・ファシリテーター:森田孝一郎
・主催:NPO法人童warashi
久しぶりのNPO法人童warashi様からのご依頼は、じいちゃん、ばあちゃんたちが子どもたちを支援するという助成事業によるドラムサークル。9/15は敬老の日ですしね。
まずは、最初にあつまりはじめた子どもたちとコンタクトをとりはじめましたが、無理やり連れてこられたのかどうもノッてこない。でもそんなことはよくあること。必ず反応してくれるようになると信じてコンタクトをとりつづけると、ボクの隣のアフリカの低音ドラム、ジュンジュンに座った女の子、最初はみんなと同じようにいやいや反応だったけど、そのうち自分の叩く低音に身体が反応しはじめ、ノリはじめました。そうなるとひとつヤマを越えたようなもの。自然と他の子たちも徐々に反応しはじめました。次のヤマは大人たち。自らノリノリの女性、子どもに集中しつづける女性、終始笑顔の男性、そして遠慮がちな女性、これまた子どもたち以上に様々な反応。これらが、先ほどのジュンジュンの女の子のリズムにだんだん引き寄せられ、みんなの顔があがり、笑顔の花咲くドラムサークルに。
みんなで盛り上がった後、子どもたちから倦怠感のシグナルがぽつぽつとあがりはじめ、そのままそのシグナルを利用してフェードアウト。深呼吸して一時沈静化。そしてシェイカーパスで場をリセットし、最後はトーンチャイムつかったメロディックセッションで音によるクールダウン。
ココまで休憩なしのあっという間の90分。以前は90分のセッションには、必ず席替え休憩を入れることありきだったんですけど、参加者の状況をよくみながら進めると、今回は休憩も席替えも不要のパターンでした。
90分の過程で最初はいやいやだった子どもたちや、自分より子どもに叩かせようとしていた大人たちが、みんな自らの判断で音を出すことを楽しみ、お互いに支え合うようになっていったこと、手に取るようにわかるファシリテーター冥利に尽きるドラムサークルとなりました。
特にこの子どもたちは会場のダンススタジオの生徒たちのようなので、このドラムサークル的な反応を拡げてくれることに期待です。
ご依頼いただいたNPO法人童warashi様、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
またお役にたちますように。
« 【向上】みんなで育てるカゴシマジャズフェスSweet Potato Jam 2014 | トップページ | 【挑戦】社会福祉法人信成会ふるさと学園ふれあい講演会ドラムサークル »
「ドラムサークル」カテゴリの記事
- 【学ぶ・楽しむ】栄門パークバザードラムサークルVOL.03(2022.05.16)
- 【自由】いろ葉フェス「あつまれ地球の子どもたち!」ドラムサークル(2022.05.09)
- 【雨紡ぐ】親子で楽しむドラムサークル@稲音館(2022.04.24)
- 【世界】REMO Rhythm Wellness and YOU Online Drumcircle(2022.04.06)
- 【愛と平和そして笑顔】第116回ドラムサークルカゴシマ(2022.03.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント