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【世代】平成25年度次代を担う子どもの文化芸術体験事業東原小学校全校ドラムサークル

P1220802s ・2013年11月18日(月)10:40~12:20
・鹿屋市立東原小学校体育館にて
・参加者:全校生徒約120数名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎
・ご依頼:NPO法人かごしま子ども芸術センター様
 今月より来年2月までにかけて県内の小学校を巡回する文化庁の事業の第1回目、大隅半島の鹿屋市内東原小学校での全校生徒120数名によるドラムサークル。
 1年生から6年生まで感じ方、反応は様々。その異なる感受性による混乱を避け、逆にそれを活かすためにとったふたつの対策。
 1. ドラムサークルに入る前に輪の周りに子どもたちを並ばせオリエンテーションした後、自分たちで譲り合いによる座席決め。
 2. マレットを最初から楽器におかず、座席決め後の混沌の中で一人一人に配ってさるきながら一人一人とコミュニケーションをはかる。
 これらが功を奏し、座席決め後の混沌とマレット配り終わった後に整った全体リズムとの対比を十分に全員で共有することができました。
 また1つのセッションが終わった後、次のセッションに移る際に、静寂をみんなで協力し合ってつくりだすこと、お互いに促しあい短時間で静寂が生まれたこと、これも下級生から上級生が一堂に会しているからこそお互いの学年差異をしっかり認識してうまれた状況としてありました。
 
 後半にちょっと倦怠感が生まれかけたのでドレミパイプを投入したらそれはそれはテンションアップ!パイプを持てなかった子たちのためにパレードをしかけましたが、そこまでは必要なかった感・・・。その後のトーンチャイムセッションでは、静かに全校調和のサウンドを味わうかのような世界があらわれました。
 ボクはドラムサークルの時間帯でしか子どもたちの様子を知ることができませんが、日々の学校生活の様子があらわれていたドラムサークルであったように感じました。またこのドラムサークルで起きた変化を子どもたちがどうとらえ、次世代を担うに活かせるのか、頼もしく思いました。

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