【笑合】伊敷同朋保育園園児ドラムサークル
・2013年6月21日(金)09:50~11:30
・鹿児島市伊敷同朋保育園2階教室にて
1. 0~2歳児 47名
2. 年少年中児 38名
3. 年長児 19名
・ファシリテーター:森田孝一郎
ドラムサークルファシリテーション界において幼稚園児は、大いなる尊敬の念を持って「リズムの悪魔」とも「ファシリテーションの奥義を教えてくれる偉大なる先生」とも呼ばれます。
成長と共に沸き起こる遠慮や気遣いが全くないので、楽しければ楽しく行動するし、つまんなければつまんない表現に。それにファシリテーターがめげたり凹んだりすると、さらにそのマイナス要因を増幅させてくるのが幼稚園保育園児。だから、どんなドラムサークルより緊張感の伴う現場なのです。
今回のそんな非情なる現場は、うちの近所、歩いて2分ほどの保育園。ですが、楽器はやはり車で運びました。
3つのクラスで各30分づつのセッション。
0~2歳児は、その場で起こっていることへの理解は別にして、音と視覚に訴える手法を選択しました。問いかける、応える、受け入れる、そしてまた問いかける。ことばや音や態度などあらゆるツールをつかってコミュニケーションをやりとりしつづけることで、対人関係理解の端緒となることと思いました。
年少年中児は、ボク自身も一つの輪の一部になり、園児と一緒にドラミングすることとしました。輪の中をグルグルまわるより年少年中さんにとってはこのほうが私からのアイコンタクトに応えてくれて正解でした。
みんなと一緒に合わせられない子の動き(音)を間違いとせず、それを受け入れ次の展開に活かし、その差異を本人とみんなに気づかせることにも注力しました。
年長児は、さすがに心とからだの成長の分だけ変化に富み、その個性の湧出とそれを全員で尊重(共有)できるようにすすめました。すると表現能力は成長の分だけ伸長がみられるとして、一番の焦点は「笑い合える」ことがコミュニケーションの核になっていることでした。
しかしひざを床につけて動き回るのはかなりキツかった。。
でも、園児たちと腹の底から笑い合うと、ほんと気持ちよかった!
※各学校教育現場には、ドラムサークルのひとつひとつの展開要素とそれを選択した要因、そしてそれによって生み出されたその時々の子どもたちの様子について詳しい報告書を提出しております。
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