【創造】内薗恵理子アフリカンリズムストリオ2DAYS
1. 2013年3月14日(木)20:00~22:20
鹿屋市JAZZ BAR RAGTIMEにて
お客様:30数名
2. 2013年3月16日(土)19:40~22:20
鹿児島市 music & cafe 明日の地図にて
お客様:約10名
出演:内薗恵理子(Piano)、坂元陽太(Bass)、森田孝一郎(African Drums)
ピアニストの内薗恵理子さんから電話が来るときはドキドキします。なぜなら、いつもとても面白いアイディアでバンドをやりましょう、と言ってくるからです。
前回は「ブラジルやりましょう」と言われ、ドラマーのミルトン・バナナトリオによる作品群をモチーフに「熱帯ジャズバナナ」というサンバとボサノバのピアノトリオを約2年ぐらいにわたり何度かライブしました。
そして今回の電話では「アフリカンやりましょう」と。なにせジャズだけでなく、全ての音楽の源といっても過言ではない、アフリカ。それはとてもうれしいお話でした。
モチーフはジャズピアニストのランディ・ウェストン。ジャズミュージシャンの中でもとりわけアフリカ音楽へ傾倒し、そのイディオムを多くの作品群にのこした偉人です。
楽譜と参考音源を送ってもらい、研究、個人練習、そしてリハを重ね本番2日間。いやー、勉強になりました。
そして今回のベーシストは都城出身で弱冠25歳の坂元陽太さん。ボクとは初顔合わせでしたが、強力にスィングするベースで、一緒に演奏していてものすごく触発されました。内薗さんのピアノもそうですが、自分の魂を音にぶつけてくるプレイヤーとの演奏は、燃えます。 2人の音から、行ったことの無いアフリカの大地における灼熱の太陽、動物たちの雄叫び、木々のざわめきなど、想像の限りを尽くしたアフリカンサウンドが聴こえてきました。ボクはそれに応えまくりました。お客さんたちも手を叩き、足を踏み鳴らし、うたを一緒にうたい、掛け声をかけ合い、なんだかめちゃくちゃに盛り上がりました。
ライブ途中に入れた「もりぶーのみんなでアフリカン!」もアフリカ音楽のウンチクだけでなく、うたとリズムのワークショップも取り入れ、大うけ!
アフリカ音楽は演奏家と聴衆の区別の無い集団で行うコミュニティミュージック。今回のライブ全体に対し、ボクなりにそのコンセプトでお客さんたちに参加を促したのですが、予想以上にお客さん方おおよろこびでヒートアップし、ちょっとだけ音の精霊に近づけた気がしました。
いやー、楽しかった。
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