【対話】ドラム講話「リズムでスマイル(^^)/」薩摩川内元気塾@可愛(えの)小学校
・2013年2月20日(水)10:45~11:30
・薩摩川内市立可愛小学校体育館にて
・参加者:1年生~4年生約400名と先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎
2009年に3年生だけを対象にした元気塾ドラムサークルを実施させていただいた、薩摩川内市立可愛小学校様からの3年半ぶりのご依頼は、1年生~4年生400名を対象にということで、ドラムサークルでは楽器が足りない(250人分までなら可能)ため、ボク自身のドラム演奏に子どもたちのボディパーカッション参加によるリズムゲームを中心に、お話を挿入したドラム講話とさせていただきました。
、冒頭から子どもたちは目を輝かせ、楽器に興味津々の様子。でも今から何があるのか、また席がなかなか決められず、不安そうな子も。そんな入場時から、人数は多いですが、なるべく一人一人の子どもたちがどういう状況でこの場にいるのかをしっかり観察し、その様子からもっとも適切なプログラムの構成について、そのきっかけを探りながらすすめました。
予想通り、雑然としていた入場時から、ドラムの音と共に子どもたちの視線はドラムにあつまり、7割がたの児童が状況を理解し、なんとなく最初の手拍子に参加してくれました。
その様子から、以降、手拍子と足踏みをつかったいくつかのリズムゲームでは、つくりだすリズムに対する自主性を助長し、そこから他者との関係性を感じてもらえるよう、講話では日常生活とリズムの親和性を主題に、その内容を一方的に伝えるのではなく、子どもたちとの対話を軸に私からの問いかけに対する子どもたちの回答からその主題を感じさせるようすすめていきました。
するとその経過の中で、子どもたちは少しずつこの場に対する理解と自主性、積極性が伸長され、冒頭7割がたの理解でなんとなくの参加だったセッションが、最後のフリーセッションでは、ほぼ全員立ち上がってリズムに合わせて飛び跳ね、大きな手拍子と歓声、たくさんの笑顔が咲き乱れる状態にまで自らを変化させることができました。
これは私が講師として子どもたちにさせたのではなく、私からの子どもたちへの音やことばによる問いかけによって子どもたち自らが選択し、導き出された結果として評価されたらファシリテーターとしてうれしいかな。
皆さんの今後の参考にしていただけたら幸いです。
またお役にたてますように。
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