【反応】薩摩川内元気塾ドラムサークル@平佐西小学校
・2012年11月14日(水)4年生09:45~10:30 5年生10:40~11:25
・薩摩川内市立平佐西小学校学校体育館
・参加者:4年生約150名 5年生約150名 +先生方、保護者の皆さん
・ファシリテーター:森田孝一郎
ここ5年間にわたり薩摩川内市内の半数以上の小中学校で実施させていただいてきた薩摩川内元気塾ドラムサークル。なんと今年はボクの営業努力不足からか・・・11月に入って今年度はじめての実施、しかし対象学年は違いますが昨年度に続き2年連続で実施させていただくのもはじめての平佐西小学校でした。全校生徒が約900人もいる地方都市にめずらしい大規模校です。
昨年は5年生と6年生でそれぞれ実施しましたが、今年は4年生と5年生それぞれ約150人ずつ。最近の参加者100人を超える学校でのドラムサークルで、特にセッションが1時限の45分と限られている場合、冒頭の混沌混乱状態での楽器(道具)配置の崩壊や破損、その状態の長時間化を防ぐために、最初ドラムサークルの周りに子どもたちをぐるりと陣取らせ、かんたんなオリエンテーションを経て座席決めのシークエンスからはじめるようにしています。(その方法はお会いしたときにでも・・・)
4年生は、冒頭の座席決めでは混乱状態が幾分長かったですが、座席が落ち着くと自分たちが置かれている状況をすぐに理解し、それらをうまく活用して自主的に自分たちのリズムをつくりだすことができて驚きました。また静寂への素早い反応も素晴らしく、環境変化に対する感覚が鋭いことを感じました。
5年生は、集中力発揮の速さと持続力が4年生に比べて長けており、たった1学年の違いですがその成長の度合いをはかり知ることができました。
また両学年とも、私からのコンタクトやキュー(合図だし)に対し素直に反応してくれ、次にどういう展開にしていけばいいか、どんどん子どもたちから提示されていくようで、停滞や倦怠の無いあっという間の45分間でした。
ここ2週間余りで小学校2校、中学校、高校それぞれ1校づつドラムサークルを実施させていただいてきましたが、残念ながらドラムサークル中の様々な状況変化に対する素直な反応と表現力が、中学生、高校生へと心とからだの成長に伴い、残念ながら鈍化していくのを目の当たりにしました。
それらを鈍化させず、幼児期から小学生期の素直な純真さを保持、もしくは伸長させ、その素直な反応と表現力を中高生、大人になっても発揮できる人物になってほしいとボクは切に願うわけです。
それらに起因する好奇心やウキウキワクワク感が、新たな発見や価値を生み出し、世の中に豊かなリズムが奏でられる社会を夢見ています。
それにはドラムサークルに限らず、日頃からいろんな人と接し通じ合うコミュニケーション活動ができる環境を大人がつくりあげていくことと思いました。
またお役にたてますように。
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