【触発】みんなで育てるカゴシマジャズフェス第2回Sweet Potato Jam2012
・2012年9月17日(祝)15:00~21:30
・鹿児島市東千石町CAPARVOホール
・ご来場お客様:約300名様
・出演:鹿児島大学チェリーアイランドジャズオーケストラ、Organic Jam、バケツハウス、YULYバンド、和田明 with 松本圭使トリオ、Rant & Rave Steel Orchestra、田島良一トリオ、カゴシマジャズレジェンズfeaturinテディ金城&松元龍宏、Groovin’Night Band
・総合司会:山田たけちゃん武・森田もりぶー孝一郎
・裏方全般:CANA
年に一度、カゴシマジャズシーンの「今」を一堂に会した、みんなで育てるカゴシマジャズフェスSweet Potato Jamの第2回目。超大型台風16号の接近を受け、一時開催が危ぶまれましたが、開催当日未明に九州北西部海上を通過、なんと開始前には晴れ間がのぞき、おまけにキレイな虹まで出て、若手からベテランまで9組の熱演を6時間半にわたり、約300名のお客様に楽しんでいただくことができました。
時に昨年同様、敬老の日でご家族連れご高齢の方も多くかったのですが、これまた昨年同様、ほとんどのお客様方が最初から最後まで熱心に見て聴いていただいてたのが印象的。
今年はさらにSweet Potato度をアップしようと、ふじた農産様のご協賛により種子島産安納芋をご来場のお客様、出演者全員にプレゼント、そして東酒造様からのご協賛により本格芋焼酎「世華」180ml瓶80本をご提供いただき、今回の目玉企画のひとつであった、焼芋かじり芋焼酎を飲みながらカゴシマジャズを楽しむというSweet Potato Jamスタイルを提供することができました。
演奏は3部構成。1部は鹿児島大学チェリーアイランドジャズオーケストラの初々しい演奏ではじまり、会場は家族的な和やかな雰囲気に、続いてのOrganic Jamのステージではオルガン、サックス、ギター、ドラムのエレクトリックサウ
ンドにヴォーカルがダンサブルに絡み、バケツハウスの超ハッピーパフォーマンスに会場は大爆笑。ここで1部終了。
ここから恒例のお楽しみ抽選会。景品は東酒造様からの協賛品の本格芋焼酎「世華」に、映画ビデオに、ウィルコムせんすに、出演ミュージシャンのCDやらいろいろ。抽選会は一応休憩代わりなのですが休む間なく盛り上がりました。
第2部はしっとり系女性ヴォーカルYULYの歌声とウクレレぢぢぃの緻密なサウンドに酔いしれ、男性ヴォーカリスト和田明の声量あふれるダイナミックな歌声と松本圭使トリオの斬新なアレンジに会場はうっとり。そしてスティールパン
のRant & Rave Steel Orchestraのカワイク陽気なカリプソに早くも会場総立ち。そして第2回目のお楽しみ抽選会やってるときにはこの楽しい時間は永遠に続きそうな錯覚に陥りそうでした。
そして会場の期待がクライマックスに向けて最高潮に達していく第3部のスタートは、田島良一トリオのインプロビゼーショナルワールドに心地よい緊張感が高まり、カゴシマジャズレジェンズでは大ベテラン、テディ金城さん(Piano)と松元龍宏さん(Bass)によるベテラン奮い立つ渾身の演奏
にお客さんたちだけでなく出演ミュージシャンたちも大感動。
ここで長年にわたり鹿児島ジャズ文化の発展と普及に貢献されたお三方に「カゴシマジャズ特別功労賞」を贈呈。今年受賞されたのは、ピアニストのテディ金城さん、ベースの松元龍宏さん、そしてジャズ喫茶コロネット・リバーサイドのオーナー川添さんご一家。会場は割れんばかりの大きな拍手でお三方の功績をたたえました。
いよいよSPJ2012のラストはGroovin’Night Bandが大人なファンキーサウンドで大いに盛り上げ、フィナーレは出演ミュージシャンお客さんたちも一緒になってWe are the world for SPJ(SPJオリジナル日本語歌詞入り)を大合唱。息つく暇もなく6時間半がほんとあっという間にすぎていった一日でした。
それは出演各バンドの演奏が、本当にお世辞抜きにどのバンドも素晴らしく、先陣を切ってくれた鹿児島大学チェリーアイランドジャズオーケストラを皮切りに、次々に登場する各バンドがそれまでに出演したバンドに触発され、それがどんどん相乗効果となって、時間と共に会場がとても濃密で高度に凝縮されたジャズライヴ空間へと変化していきました。
そんな出演ミュージシャンの発奮ぶりにご来場のお客様もほとんど入替えなく、最初から最後までご覧になり聴いていただいたお客様が多く、どのお顔も皆さんが常に幸せに満ち満ちた笑顔。鹿児島のジャズでこんなに幅広い世代の人たち同士が一緒に笑顔になれること、これが今後もSweet Potato Jamの使命になるであろう、いや、使命にしなくてはいけない、と確信しました。
それにはボクのつたない力では絶対に無理。これまで同様、カゴシマジャズライヴを楽しんでいただいてきたお客様方、鹿児島で演奏活動を展開しているミュージシャンたち、ライブの場を提供していただいている方々、いろんな方々の力をひとつにして「みんなで育てるカゴシマジャズフェスSweet Potato Jam」がどんどん魅力的なジャズフェスに成長していけたらと思います。
皆さん!
来年以降もSPJをよろしくお願いします!
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