【挑戦】志布志市立尾野見小学校ドラムサークル&パーカッショントリオ
・2012年7月17日(火)09:40~11:20
・志布志市立尾野見小学校体育館にて
・参加者:全校生徒72名+先生方
・出演:川田絵里子(マリンバ)、松永太郎(和太鼓)、森田孝一郎(ドラムス)
・ファシリテーター:森田孝一郎
昨年度と今年度で志布志市内の全小学校をまわるドラムサークル&パーカッショントリオも残すところ今回の尾野見小学校を入れてあと2校となり、我々打楽器奏者3人と志布志市教育員会の皆さんによるスタッフ一同のチームワークも熟成されてきました。
そんななか、準備も短時間で終わり、子どもたちによるドラムサークル開始。ベースドラム1台には、和太鼓奏者の松永太郎さんにあらかじめリズムキーパーとして陣取ってもらいました。後のベースドラムにも和太鼓や楽器経験者に座ってもらうつもりでしたが、ボクがそのリードを忘れてしまい、小さい1年生女子がベースに。それもあり、冒頭のオープニングセッションはなかなか全体リズムがまとまりにくい状況。しかしなんとか必死に一斉停止に持って行き、統制度の高いシークエンス(音出しの仕組み)を選択しながら徐々に解放していく手法を選択しました。
するとベースの1年生女の子はみんなのために一生懸命がんばり、みんなはそのベースの1年生女の子を奮い立たせるように、みるみる全体がひとつになっていきました。
それにより児童たちのドラムサークルへの理解と、この場づくりに対する意欲が飛躍的に伸長していき、かなり高度なシークエンスを試みることができました。
<<1/4プラットフォームと4種類の3/4アプローチ>>
1. 全体の1/4を抜きだしリズムキープしてもらう
残り3/4を一斉停止し、コール&レスポンス>>フルグルーブへ
2. 上記の隣の1/4を抜きだしリズムキープしてもらう
残り3/4を一斉停止し、ランブルモジュレーション>>フルグルーブへ
3. 上記の隣の1/4を抜きだしリズムキープしてもらう
残り3/4を一斉停止し、1/4パートづつ1打2打3打のパーカッシブオーケストレーション>>フルグルーブへ
4. 上記の隣の1/4を抜きだしリズムキープしてもらう
残り3/4を一斉停止し、1/4パートづつ3音の和声コーラスグルーブ>>フルグルーブへ
児童たちは見事にこの高度な組曲的シークエンスを踏破。素晴らしい一体感をつくりあげてくれました。
ここにみんなを連れて行ってくれたのはボクではなく、ベースドラムを選択し、小さい体で一生懸命低音を支え続けてくれた1年生の女の子でしたので、みんなでその子に賞賛の拍手!!!!!!
そんなドラムサークルの後ですから、児童たちは後半のパーカッショントリオコンサートも興味津々の熱いまなざしで聴き入ってくれ、ボクたち3人とても気持ちよく演奏できました。
ありがとうございました。
さぁ、子どもたちは夏休み!
この志布志ツアーも残りあと1校は2学期に!
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