【融和】森山小田之浦小潤ヶ野小ドラムサークル&パーカッショントリオ
・2012年6月1日(金)09:40~11:25
・志布志市立森山小学校体育館にて
・参加者:森山小17名+田之浦小8名+潤ヶ野小30名+先生方
・出演:川田絵里子(マリンバ)、松永太郎(和太鼓)、森田孝一郎(ドラムス)
・ファシリテーター:森田孝一郎
・ご依頼:志布志市教育委員会様>(株)まちづくり鹿屋様
今年2月に6校を回った志布志市芸術鑑賞授業でのドラムサークル&パーカッショントリオ公演がもののほか好評で、今年度8校を回ることで志布志市内の全小学校で実施させていただくことになりました。
その新年度第1回目は、森山小、田之浦小、潤ヶ野小の55名の子どもたちが、森山小の体育館にあつまってくれました。
冒頭は、他校の例にもれず子どもたちも先生方も、楽器そのものに対し興味深々で落ち着きの無い様子や、ほとんどこの場に無関心な様子の混沌状態。ここからドラムサークルファシリテーションの骨格たる「教えずして教え、学ばせずして学ばせる」ためにどうするか!?
ボクが決して一人一人に目をそらさず、しかし決して凝視せず、子どもの目線の先の視界にこちらからそれとなく入り「それでいいんだよ!」とアイコンタクトとボディランゲージでメッセージを送りつづけていくうちに、いつの間にか音が揃ってきました。下を向いていた子もだんだん顔があがって来ました。最後はみんな笑顔になりました。
席替え時、けっこう騒乱状態になるものですが、今回は松永太郎さんにベースドラムをお願いしてハートビートを刻んでもらいました。そしたら、なんと全員がゆったりとしたリズムのなかでお互いを思い合い、楽器をゆずり合う姿が見られました。それは、子どもたち自身がもともと持っているものでした。
後半のパーカッショントリオ演奏鑑賞体験では、そんな前半のドラムサークル体験が活かされ、一人一人が今その時間にはどう行動すべきか感じ取りながら、音やことばに反応していました。
地域性なのか比較的おとなしい子どもたちが多かったですが、人とつながり合う、分ち合うことに対してはとても感受性豊かな子どもたちによる、素晴らしいドラムサークルとトリオコンサートとなりました。
この志布志市立小学校巡回公演、2学期まで続きます。
各地域で実施ご希望の学校、教育委員会様におかれましては是非、実施のご検討につきましてご相談ください。
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