【再生】ドラムキャンプ11
・2012年5月25日(金)~27日(日)
・静岡県御殿場市(財)日本YMCA国際青少年センター 『東山荘』(とうざんそう)にて
・参加者:全国から集まったリズムブラザー&シスター約50名
・主催:ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)
ボクが理事を務めるDCFA(ドラムサークルファシリテーター協会)主催による、年に一回のドラムサークルのお祭り、ドラムキャンプの11回目。ボクがつたない実行委員長させてもらって3回目、今年も全国からドラムサークルファシリテーターや、それを応援してくれているリズムブラザー&シスター約50名が霊峰富士山の麓にあつまってくれました。で、毎年恒例のドラキャンレビューです!
<<初日:会員勉強会1日目>>
初日はDCFA会員勉強会。ひとしきりドラムサークルをやって音で再会やあらたな出会いをよろこびあったあと、座学で情報を共有。各会員の活動報告からは確実に毎年、ドラムサークルがいろんな現場に浸透して行っている事を実感、ボクもさらに自分のドラムサークルを深めていかねばな
らないな、と気合が入りました。
夕食後は、手づくり楽器ワークショップ。のんのん三原理事のご指導で、プラ鉢タイコと噴霧器シェケレを作成。タイコの皮になる水にぬらしたクラフト用紙をみんなで必死に伸ばしたり、シェケレの小さいビーズ玉に糸を通すのにめがねをかけたりはずしたりで悪戦苦闘しながら一心不乱の大人たち。楽器の仕上がりとともに、気持ちがどんどんみんなひとつになっていきました。
勉強会1日目のプログラム終了後、大浴場で裸のつきあいを確認・・・そして夜のお楽しみ懇親会へ。会場は初日の会員勉強会参加者特典で、男女みんなでひとつ屋根の下で快適なロッジに宿泊、そのロッジの豪華リビング。石川副理事長兼調理長による手料理に舌鼓を打ちながら、語り合い、
静かに1日目の夜が更けていきました。
<<中日午前:会員勉強会2日目>>
相部屋のペッカー理事長に「もりぶー、富士山!富士山!」と起こされ、朝陽を浴びる富士山の大絶景に二人で「イエェー!!」
美しいものを美しいと感じる情緒の大切さ。いつもボクが子どもたちに伝えたいと思っていること、ペッカーさんからはさらにパワーアップして教えられます。
みんなそろって感謝の祈りの後の朝食で食事のありがたさを再確認、ペッカー理事長が淹れてくれたモーニングコーヒーが、からだに精気を充填してくれるよう。
そこからごく自然な流れの中でドラムサークルが始まり、
その途切れのない一体感の中で、ドラムサークルやりながら様々なアイディア共有やお悩み相談が展開。その内容は、参加者の今後のドラムサークルに、とても大きな展開を示してくれるようなもので目からうろこの連続でした。ドンドンパラダイス~♪
そしてみんなで午後からのドラムキャンプ本編開始準備をして、会員勉強会修了!
<<中日午後:ドラムキャンプ11 本編開始>>
約50人分のドラムサークルのセッティングを終え、受付が始まると同時にウェルカムドラムサークルスタート!緊張の初参加者もいれば、のっけからハイテンションハグで再会をよろこびあうリピーター参加の仲間たち、このいろんな背景をもつみんなが時間の経過とともに、年に一回安心してここに集えるドラムキャンプファミリーになってもらいたい。そんな思いを理事全員、そして勉強会参加の会員さんで共有してのウェルカムドラムサークル。昨年のベストファシリテーター賞受賞の黒田さん(札幌)による歓迎ムードいっぱ
いのファシリテーションで例年よりかなり早い段階でみんなの気持ちがひとつになっていった気がしました。静かなシェイカーリズムによるリズミカル自己紹介も、参加者皆さんのもっているものが見えて、その後の和みの輪の増幅に役立ちました。
妹尾理事のハッピースマイルMCと、事務局佐藤さんによる心のこもったオリエンテーションでさらにこの場へのみなさんの定着化をはかり、それぞれの宿舎にチェックイン。みんな仲良しに!
そしてサルサダンサーKENさんのファシリテーションによる楽しい楽しいドラムサークル。
初参加の方やドラムサークルファシリテーション初心者の方に配慮したいろんな意味で「普通」のドラムサークル。KENさん得意のダンサブルなファシリテーションを封印してのその参加者目線のすすめかたに脱帽!
早めの夕食を済ませ、昨年は雨でできなかった念願のキャンプファイヤードラムサークルへ!森の精、火の精が太鼓の音とともに目を覚まし、一緒になってお祭り騒ぎ。フォ
ークダンス踊ってマシュマロあぶって、みんなが子どもに!
夜のプログラムはまだまだ盛りだくさん。会場を、YMCAの歴史と由緒を感じさせる本館講堂に移し、まずは今回のゲスト、ボディパーカッションの開発者であり教育者でもある山田俊之さんによるボディパーカッションワークショップ。
手拍子と身体を手で叩くだけのことが、こんなにも変化に富んだ表現を可能にするものなのか、できあがった曲は「花火」。その美しさに一同大感動。
その後は関西で大活躍のドラムサークルファシリテーターユニットぽむるーじゅのお二人によるヒーリングドラムサークル。
深呼吸からはじまり、照明を落とし、キャンドルの灯りのゆらめきと静かなトーンチャイムの音色に心と身体が、みんなで一緒に沈静化されていくのを静かに愉しんでいると、大きな窓の向こうに、なんと本物の花火が!この偶然!今、ドラムキャンプ!ここにしかない!ここにいるみんなで共有しているリズム、空気、音、ゆったりと静かに朗読される詩によるイメージ、みんなで一緒にいるドラムキャンプ。ドラキャン本編初日が終了。
満員御礼の大浴場で汗を流した後は、大懇親会。またまた石川副理事長兼調理長による創意工夫の手料理や、全国から集まった銘酒、珍味がズラーっと並び、飲む、語る、食べる、飲む、語る、飲む、語る、食べる・・・・ZZZZZzzzzzz....。
<<最終日>>
またしても快晴の空に大絶景の富士山の霊が、みんなを揺り起こすように最終日の朝。
朝食をいただいた後、みんなで楽器を小脇に抱え、富士山の絶景が美しすぎる丘でモーニングドラムサークル。タイコ、小物楽器、笛、ギター、うた、ダンス、パレード、そしてたーくさんの笑顔とまっ晴れ富士山。
いったいここで何枚の写真が撮られたことでしょうか・・・。
メイン会場にもどりボディパーカッションワークショップの2回目は、3つのチームによる創作を加味。各チームの、美しく、楽しく、カワイク、そしてアホな表現、すべてがすばらしかった!
ボクは数年前にも前日の「花火」とこの「花束」による研修を2日間受けましたが、まったく印象がちがいました。そのもっていきかた、山田先生のアプローチ手法はとてもドラムサークル的で、数年前との印象の違いは、参加者の違いにもよるものかもしれませんが、さらにバージョンアップされた感と、ボク自身もドラムサークルファシリテーションを学ぶ中で受信度の変化によるものかな、と思ったり。
いずれにしてもとても勉強になるものでした。
そしてドラキャン名物ともいえる、分科会セミナー。飯田理事、妹尾理事によるドラムサークルをファシリテーションするのに必要な基本的なキュー(合図)について学びあえるドラムサークルファシリテーション初級編、
ペッカー理事長によるいろんなドラムサークルファシリテーションのありかたを試すドラムサークルトライアル、
そして石川副理事長によるパーカッション奏法の基礎を学びあうパーカッションベーシック。どれも昨日からの充実したドラキャン体験が、各セミナーをより深く充実した内容に引き上げているようでした。
ランチをはさんで午後も分科会セミナーで学びとよろこびをみんなで深めあった後、いよいよ感動のファイナルドラムサークルへ!毎年この時間は、こんな楽しいことが終わり、みんなとお別れなのかと思うととても寂しくなります。そんなみんなの思いを包み込むようにペッカー理事長が場をあたためると、ファシリテーター初級者がどんどんジャンプイン(ドラムサークルのセンターに入りファシリテーションキューを出す)していくのに大感動!
その流れのままボリュームが落ち、テンポもゆるやかになり、トーンチャイムが渡されクロージングセレモニーへ。ペッカー理事長からひとりひとり名前が呼ばれ、美しいトーンチャイムの響きに祝福されながら修了証を授与。みんな素敵な笑顔!
オープニングドラムサークルを、みんなの音で見事な歓迎行事にしてくれた黒田さんと、参加者目線によるオーソドックスなドラムサークルで、この場の安心感をかもし出してくれたKENさんには特別賞が贈られ、聴覚にハンディを持ちながら、笑顔のアップビートでみんなをもりあげてくれたあきちゃんには、参加者みんなによる選出でベスト参加者賞が贈られました。
そして、今年のベストファシリテーター賞は、静岡で地道に医療福祉の現場で療法的ドラムサークル活動を展開、確実に成果をあげている鈴木知子さんに贈られました。
なんどやっても別れがつらいドラムキャンプ。それだけに次回が楽しみなドラムキャンプ。
今回は、11回目という新たな展開を模索しはじめねばならないフェーズに。それが、今回、ボディパーカッションという身近な題材でドラムサークルのなにかが動き出し、DCFAの会員がこの場を守り立て、いろんな人みんながそれぞれの立場や環境を尊重し合いながら、安心してまたここに戻ってこれる場づくり、参加してくれたみんなのおかげでそんな場がつくれた感じがします。
ハッピースマイルMCで場を和ませつづけた妹尾理事、手づくり楽器ワークショップで豊かな経験をおしげもなく提供してくれたのんのん三原理事、直前の人数変更などに面倒で膨大な会計作業に労を惜しまず提供してくれた飯田理事、申し込みから受付業務など煩雑な事務作業全てをこなしてくれた事務局佐藤さん、DCFAの理念を語り、懇親会に精魂傾けた石川副理事長、そしてみんなをあの地点に連れて行き、どんどん盛り上げてくれながらも、常に冷静な視点で全体への注意力を欠かさず、つたない実行委員長をサポート、イベントを成功に導いてくれたペッカー理事長。最高のチームでこの活動をさせていただいていることはボクの誇りであり、そこに対するリスペクトを次回への強力なモチベーションにし、みんなの期待に応えねば、と心底思いました。
さぁ、来年のドラムキャンプ12、どこでいったい何が起こるやら!?
お楽しみに~!♪
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