【新人】栗野中学校ドラムサークル&パーカッショントリオアートコラボ
・2010年10月7日(金)13:50~15:30
・湧水町立栗野中学校体育館にて
・参加者:全校生徒200人と先生方
・出演:川田絵里子(マリンバ)、貴丸(タップダンス)、森田(ドラム)
・ファシリテーター:森田孝一郎
・ご依頼:NPO法人かごしま子ども芸術センター様
昨年から企画し、県内各学校で展開中のドラムサークル&パーカッショントリオアートコラボ。今回は、新メンバーとしてタップダンスの貴丸さんに入ってもらい、また全校生徒200人でのドラムサークル、ボクが用意できるドラムサークル楽器最大200人分を全てつかい、当企画は新境地へと進んで行きました。
ドラムサークルの冒頭、いつものように自由気まま好き勝手にドンチャカガチャガチャ♪、何も統制されない混沌の集団状況と相成るわけですが、今回はなにせ200人ですから、真ん中でボクが手をあげようが、声をあげようが、生徒たちは知ったこっちゃありません。そうなることを予測して、今回は秘密兵器をつくりました。プラカードです。
「次の合図でみんなで一緒に止まります」「他は止まるけど、あなたは止めないで続けてください」「1年生」「2年生」「3年生」「男子」「女子」「先生方」と8枚つくりました。コレは効きました。手を掲げてボディランゲージでコンタクトしようとしても200人の中では、それが自分に対してなのかどうか、感度が薄まるようで、コンタクトに対する反応が期待できませんでしたが、なぜかプラカード掲げると、みんな「ん?何?」みたいな感じで見てくれ、200人の一斉停止が、なんと1回のキューで超キレイにキマったのです!
そんなプラカード効果で、200人の一体感はいやがおうにも盛り上がり、第2部のパーカッショントリオの演奏では、そんな生徒たちに負けじと我々演奏家も気合が入り、その迫力の演奏に生徒たちはみんな釘付けの様子。自ら見えやすい位置に移動してみていました。演奏を聴くというより、まさしく「見る」という楽しみ方で、我々はさらに気合が入りました。
中でも新メンバー貴丸さんの激しいタップダンスの動きとリズムに、生徒たちはその足元を間近で見て狂喜乱舞、そしてマリンバ川田さんのふくよかで素敵な音色に、生徒たちがどんどんひきつけられていくようでした。
1部のドラムサークル、2部のトリオ演奏鑑賞という体験で得られた経験値を、最後のドラムサークル&パーカッショントリオアートコラボで発散!
演奏者と鑑賞者という枠組みの無い全員演奏参加型音楽は、まだまだいろんな可能性を秘めているようで、追求したいテーマ。今月もう1回、このプログラムで大隅半島の中学校に行くので楽しみです。
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コメント
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栗野中学校でのイベント、本当にありがとうございました。
娘が帰宅するとすぐに「感動した!」「楽しかった!」「凄かった!」
と興奮して話してくれました。
中3ですので 受験を前に ナイーブな状態になりがちなとき。
すっかり表情が明るくなり、いきいきとした彼女を見て
嬉しくなりました。
数日前に 南日本新聞でドラムサークル、森田さんのことを知り
とても興味を持っていたのでタイムリーで驚きました。
私はセラピスト・NLPコーチをしており、いわば「静」の状態で
クライアントさんの気持ちに寄り添い、そしてその可能性を開花していくお手伝いをします。
そしてこのドラムサークルは 言語を使わず、そして楽しい気持ちで
多くの仲間と一気に気持ちを分かち合える、感動できるという「動」のところで
とても興味を持ちました。
また子どもたちと参加できたらと感じております。
(私はまだ経験していませんので)
本当にありがとうございました。
投稿: 深見和代 | 2011.10.16 02:10 午後