【大隅】「ヒメとヒコ」やっちく松山藩秋の陣
・2010年11月13日(日)
舞台公演 14:00~16:30
秋祭ライブ 19:30~20:00
・舞台公演:志布志市松山町やっちくふれあいセンターにて
・秋祭ライブ:松山城運運動公園にて
・出演:鹿屋と国分の高校生たち
松永太郎ヒメヒコバンド:松永太郎(Vo,Gt,Key,etc)、永志保(Vo,三味線)、了徳寺洋(Gt)、満田昭人(Key)、上谷耕平(B)、森田孝一郎(Dr,Per)、スーパー高校生N(Vo,Dr)
高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」の4年がかり10回目の公演は、ヒメヒコ演出家、松永太郎
さんの出身地である志布志市松山町へやってまいりました。
毎度のことながらこの仕事は、高校生たちのはつらつとした演技と、驚くべきその成長ぶりに大きな感動のプレゼントをいただくこともさることながら、舞台、音響、照明、ミュージシャン、そしていろんな裏方の皆さんたちによる「松永組」ともいえるこの大人たちのプロ集団による、魂のこもった仕事ぶりから学ばせていただくことが多く、そしてその集団行動がとても楽しいものなのです。
今回も一部入れ替わり(若返り?)はあるものの、いつものメンバーで公演前日から現地に入り、仕込み作業、打ち合わせ、リハーサル、そして深夜まで前打ち上げ!
一方、高校生たちは今年2月の鹿屋定期公演後、学校卒業により相当数のメンバーが入れ替わり、フレッシュな新人たち。そんな高校生たちが舞台でめいっぱい光り輝くよう「松永組」の組員たちはがんばりました。
その成果あり、新人高校生たちの演技はすばらしく、たくさんのお客さんたちを魅了、最後は大きな感動の渦がやっちく(野菜と畜産)の町を揺り動かしました。
今回はこれで終わらず、公演後、ヒメヒコバンドはダッシュで機材撤収してその機材積んだまま「松山藩秋の陣祭」会場へ移動しイベントライブ。さすがにヘトヘトでしたが、ヒメヒコキャストの高校生たちも駆けつけてくれ、なんと舞台に上って本公演さながらに踊りだしたのです。これにはボクたちバンドも発奮しないわけがありません。疲れていることも消し飛び、最後の力を振り絞り、うたい、弾き、叩きました。そのパワーが通じたか、小雨模様の会場は驚きと興奮の坩堝と化し、ヒメヒコやっちく松山藩秋の陣は終了しました。
これも毎回思うことですが、このチームに呼んでもらえることを心から誇りに思うし、また都度年毎に入れ替わる高校生たちとの出会いで、その高校生たちにボクたち大人は何を伝えられているか、自問自答しながらココ(このブログ)で自分の仕事を顧みています。
次回ヒメヒコ公演は、鹿屋での定期公演。来年2月12日(土)13日(日)ヒメヒコ本拠地リナシティかのやです。大隅から世界に羽ばたく高校生たちの演技をどうぞ、大隅国鹿屋まで観においでください。
※舞台写真はリハーサル中の、バンドピット、ドラム位置からの様子。演奏の合間に撮るのでいつも同じ場面(「王の登場」と「ヨイスラ節」)のような。でもこれで毎回の変化が楽しめます。
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