【選択】加世田子ども劇場秋例会ドラムサークル
・2010年10月23日(土)18:55~20:35
・南さつま市立加世田小学校多目的ホールにて
・参加者:加世田子ども劇場会員の親子連れ約100名
・ご依頼:加世田子ども劇場様
・ファシリテーター:森田孝一郎
ドラムサークル、打楽器ワークショップ、そしてジャズ演奏など、何かとご縁の深い子ども劇場さんですが、純粋なドラムサークル対応は、一昨年の指宿子ども劇場さん以来、ほぼ2年ぶり。さらに100名ぐらいの参加がありそうとのことで、ボク自身とても楽しみでした。
参加者は、子どもたちは低学年から高学年まで、そしてその保護者ということで、同様の事例に違わず、低学年の子どもたちから積極的に音出しを楽しみはじめ、高学年や保護者達は、ボクのボディランゲージやアイコンタクトに「?」の反応。それでも時間をかけて一人ひとりとコンタクトしながら最初の一斉停止へ。毎回のことですが、ドラムサークルで、ここまでの時間がボク自身、一番緊張感を伴います。 今日、ボクのファシリテーションは、今、この瞬間、どこまで参加者同士を響き合わせられているのだろうか?という問いかけへの答えが、最初の一斉停止、この瞬間に出るからです。
音が止まったその瞬間におけるその場の状態が、次にボク(ファシリテーター)が何を選択すべきか教えてくれ続けます。
この日は、100人という人数ながら、加世田子ども劇場というコミュニティから発信される信号がとても受信しやすかったです。そのおかげで、全体から部分、部分から個人、個人から全体へという、コミュニティづくりにおける集団意識変化の過程を、ドラムサークルで体感してもらいたいという、ボクのファシリテーション意図に、そのコミュニティからの発信情報を照らしながら、エンディングまで皆さんの音によるつながり合いを、ボク自身ドラムサークルを楽しみながらファシリテートすることができました。
選択したシーケンス(音だしの仕組み)の流れは以下の通り。
ドラムサークルファシリテーションに特化した専門用語(※アーサリアン言語含む)あり。
※アーサリアン言語:ボクの学んだアーサー・ハル方式ドラムサークルでつかわれる専門用語
1.ドラムコール(フルグルーブとストップカットのみ)20分
<<あいさつ>>
2.リズムマーキング>>フルグルーブ
3.ピザカット(ハーフ>>クオーター)
ハーフ>>リズムモヂュレーション
クオーター>>音まわし(目隠し)
4.コール&レスポンス>>ランブルアップ&ダウン
5.サウンドリレー
2.~5.の間でフルグルーブで音を途切れさせず30分
<<休憩・席替え>>
6.フルグルーブ>>トライアングルショーケース
7.サウンドスケープ
8.メロディックセッション(トーンチャイム使用)
9.クールダウン
6.~9.で音を途切れさせず30分
ご協力いただきました皆さん
ありがとうございました。
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