【思春期】ライフクリエイトドラムサークル@県立東高校
・2010年7月2日(金)13:50~15:20
・鹿児島県立東高校体育館にて
・参加者:東高校1年生約150名
・ファシリテーター:森田孝一郎
これまで4年半にわたり300回以上行ってきたドラムサークルにして、はじめての高校生対象のドラムサークル。しかも1年生、ボクにも高校1年の息子がいるので、彼ら彼女らの特性はわかっているつもりだけど、かなり多感でコミュニケーションとりにくい対象という印象。そんな不安を抱きながらも、音を出せばきっとわかってもらえるだろうよ!と楽観しながら会場に。
丁度手のすいていた3年生達が、珍しい楽器ちゃんたちに嬉々として搬入と準備を手伝ってくれました。「え~!?1年生だけいいなぁ・・・1年生」ホラ、タイコはその存在自体が人の気持ちを和ますんだよ、きっと1年生のドラムサークルも盛り上がるはず!
しかし実際にドラムコール(ドラムサークルの冒頭の時間)がはじまると、そんな期待とは一転、ドラムサークルの目的を果たすに大変高いハードルが掲げられました。まずファシリテーターであるボクと一切つながりあおうとしてくれないため、全体のリズムが整いようがなく・・・・しかし決してあきらめず、「キミたちはこのままの(バラバラの混沌)状態でいいのか!?」という問いかけを投げ続けるように全体の音に耳を傾け続けました。
するとさすがにバラバラの音にも勢いが陰り、「わかりました。もりたさん、なんとかしてください・・・」という表情と共にそんな音が聴こえてきました。そこが決定的トランジションポイント(次の行動への基点)と逃さず、強制ストップし、コール&レスポンス。幸い、何人かが「待ってました!」とばかりに反応してくれたので、繰り返す度にその輪は広がり、全体のリズムがようやく整い始めました。そして、その全体リズムの主導権をボクから生徒達に渡してあげると・・・・残念ながら全体リズムは続きませんでした。
以降も最後までこの構図を大きく変えることはできませんでした。
しかし、1音をみんなで共有したとき短いながらも発揮できた集中力、ボクのボディランゲージを素早く理解し他の生徒達に伝えようとした女子生徒、静かにボクの手振りに反応し続けた男子生徒、そして名残惜しそうに片づけを手伝ってくれた生徒達など、はじまりの様子からするとドラムサークルらしいうれしい変化もありました。そして、今回のライフクリエイトドラムサークルでは、十分にその価値を子どもたちに伝えきれなかった部分もありますが、子どもの成長の過程で必要な、人と人とのつながり経験を伝える難しさとその大いなる価値を感じました。
ボクはまたこの高校生たちとドラムサークルをやりたいと思います。
ありがとうございました。
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コメント
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チ◎ポがありゃブサメンでもいいんだなww
俺みたいなのでも、もう4人にサポってもらったしw
投稿: にょほぉぉぉ!! | 2010.07.07 09:17 午前