【反復】薩摩川内元気塾ドラムサークル@可愛小学校
・2009年10月15日(木)09:45~11:40
・薩摩川内市立可愛小学校体育館にて
・参加者:3年生117名
・ファシリテーター:森田孝一郎
本年度3校目の薩摩川内元気塾ドラムサークルは、3年生117名による比較的大規模なドラムサークル。手持ちの楽器をフル動員、気合を入れて挑みました。事前に担当の先生にイスのセッティングをお願いし、開会のセレモニーは不要であること、極力子どもたちの自主性を尊重することをお願いしていたので、体育館に子どもたちが入ってくるなりサークル内に突入、走り回りながらのドンチャカがはじまりました。ここまではいつもの小学生ドラムサークルの風景。しかし、今回の子どもたちはかなり手ごわく、ベースドラムを一生懸命キープしてくれてる友だちのパルスになかなか寄り添ってきません。激しいドンチャカのまま、なんとかパルスに音をまとめようと懸命に動き回りましたが15分が過ぎ、なんとか開始20分あたりで全体リズムが整い始め、一斉停止。でも、終わりません。そして再開と停止を繰り返すこと8回目にしてようやくなんとか一斉停止。ここまで30分を擁し、さらに気合を入れなおしました。
ようやく全体がまとまってきたそこからは「傾聴」にフォーカス。太鼓、シェーカー、木製楽器、金属性楽器のそれぞれを抜き出しながらそれぞれの役割を認識させ、全体を半分割してチームワークを感じさせ、集中と分散を繰り返しながらも、最後はなんとかサウンドスケープから静寂の世界へ子どもたちを連れて行きました。
休憩を挟んで2時間弱の対応で、ドラムサークルの一端に触れてもらいましたが、今回、子どもたち自身の行動体系を、反復による学習で気付かせていくことについていろいろ考えさせられたとても深いケースでした。できることなれば、この子たちと毎月でもドラムサークルを行い、その変化と成長を共にしたいと強く思った次第。
リズムハートにおけるドラムサークルにおいては、医療福祉系は、イベント型より毎月の継続実施のレギュラー型が前提ですが、教育系はなかなかレギュラー型の実例がありません。教育系でのレギュラー型に対する必要性を喚起するようないい知恵が欲しいところ。
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