【混沌】福岡市立K小学校留守家族こども会ドラムサークル
・2008年12月24日(水)14:00~15:40
・福岡市立K小学校体育館にて
・参加者:80名の子どもたち
・ファシリテーター:MAMI-TA
・サブファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:あやかさん
福岡DCのMAMI-TAからの依頼で、福岡のK小学校でのドラムサークルのサポートに行ってきました。子どもたちは午前中に終業式を終えて「さぁ、冬休みだ!遊ぶぞー!」ってな感じです。体育館に入るなりダッシュでドラムサークルに走っていき、一斉にドンチャカ叩き始めました。
福岡DCとDCカゴシマの楽器合わせて、80名分ほぼ全員にタイコが行き渡るという贅沢なドラムサークルで、小物類も豊富。子どもたちは、もうただ一心不乱に珍しい打楽器や小物類を無造作に演奏することを楽しみ続けました。MAMI-TAは、ストップカットにはじまる一連のドラムサークルづくりを試みましたが、そんなことよりもとにかく子どもたちの「発散したい」という気持ちをつよく感じたMAMI-TAは、子どもたちに「好きにさせる」ことに徹しながらも、「次になにをしてあげられるか?」子どもたちのためのファシリテーション探求を続けました。このファシリテーターが考える様子を観察できたことは、今回かなりの勉強になりました。
休憩も入れられないぐらいの爆発的カオスドラミングをずっと1時間近くもドンチャカ♪楽しんだので、休憩代わりにクールダウンさせるのにボクがファシリテーターをバトンタッチ。それまで大騒ぎだった子どもたちがMAMI-TA曰く「父親の威厳」で静かになっていきました。その沈静を利用してシェイカーパスの説明、しかしパスがはじまるとヤンヤヤンヤの大騒ぎ。かなり楽しそうに大騒ぎしながらパスしていきました。その楽しそうな笑顔と、シェイカーを拾いに行ったルール違反に正直に手を挙げた子の素直さが印象的。しっかりほめてあげました。サークル中央の輪の中にみんが寄り添い座ってのシェイカーパスだったので、顔や声が近く、みんなで一緒にやっていることがよりよく感じられ、タイコを叩くときの混沌との対比を楽しんでいるようでした。
エンディングは、時節柄、ボクのなんちゃってサックスで「赤鼻のトナカイ」を吹きながらのクリスマスドラムパレードで盛り上がりました。
ドラムサークルの方法論的には、ほんのその端緒のみで終わったドラムサークルでしたが、混沌の中で一時的にも静寂をつくれたこと、みんなで楽しめたこと、ファシリテーターとして何をどう考え、なにをどうすべきか?とても示唆に富んだ貴重なドラムサークルでした。
やはり子どもたちは、素晴らしいドラムサークルの先生です。
ありがとうございました。
« 【渋音】南風人の森のJAZZ08'Cristmas Concert | トップページ | 【年末】ドラムサークルカゴシマ♪=26= »
「ドラムサークル」カテゴリの記事
- 【学ぶ・楽しむ】栄門パークバザードラムサークルVOL.03(2022.05.16)
- 【自由】いろ葉フェス「あつまれ地球の子どもたち!」ドラムサークル(2022.05.09)
- 【雨紡ぐ】親子で楽しむドラムサークル@稲音館(2022.04.24)
- 【世界】REMO Rhythm Wellness and YOU Online Drumcircle(2022.04.06)
- 【愛と平和そして笑顔】第116回ドラムサークルカゴシマ(2022.03.20)
« 【渋音】南風人の森のJAZZ08'Cristmas Concert | トップページ | 【年末】ドラムサークルカゴシマ♪=26= »
コメント