【発見】屋久島八幡幼稚園ドラムサークル
【発見】屋久島八幡幼稚園ドラムサークル
日時:2008年11月5日(水)09:45~10:30
場所:八幡小学校体育館
参加者:園児と教員、保護者約30名
ご依頼元:NPO法人かごしま子ども芸術センター様
ファシリテーター:森田孝一郎
はじめての屋久島でのドラムサークルツアー、初日は八幡幼稚園の園児達と先生、保護者の約30人でスタート。
幼稚園児だけのドラムサークルでは、身体のサイズ上、これまで床にタイコを寝転がしてタイコにまたがらせて叩かしてましたが、今回はその後に同じ場所で八幡小学校100人によるドラムサークルが控えていたので通常どおり、パイプイスのサークルを組んで行いました。
先生に連れられて静かに入場してきた園児達は、先生の指示の元、静かにイスに座っていきました。いつもの幼稚園ドラムサークルのように、いきなり好き勝手に叩き出したり、あちこち移動する園児はいません。
いつものドラムコール(ドラムによるあいさつ、サークルへの招きいれ)によるバラバラドンチャカからの統一感づくりからではなく、ことばによるあいさつからはじめたことは、園児達にその場の状態を最初に理解させるのに役立ちました。
その後、その統制感から開放させるべく、ランブル(バラバラ叩く)からはじめ、マーキングでリズムをつくり、サウンドラウンドやトントンハイ、シェーカーパスなどのゲーム色の強いリズムアクティビティを楽しみました。
今回は、イス(ほぼ人数分の!<<コレ、重要)に座らせたことで好き勝手に動き回らず、目の前のタイコを楽しそうに叩き、ただのフリードラミングで終わらず、しっかり「ドラムサークル」になったことが一番の大きな出来事でした。またスティック(棒)やマレット(房のついた棒)を使うタイコを出さず、手で叩くハンドドラムのみを使ったことも、スティックやマレットの取り合いにならず、ドラムサークルを楽しめた要因となりました。
子どもたちのドラムサークルにおいては、まったくの自由ではなく、ファシリテーターによる、こういった枠組みの用意が有効であることを学びました。
通常の幼稚園ドラムサークルでは、園児の集中力は、30分が限度なんですが、今回この子たちはなんと45分もドラムサークルを楽しんでくれ、時間が過ぎるのがあっという間でした。
ありがとう!
※ 当方のドラムサークルブログでは、参加者様、クライエント様への配慮から表層的な内容しか掲載していません。
※ クライエント様向けには、各セッションスキームごとの各アクティビティ選択の目的と内容、そしてその結果(生徒さん、利用者さん達の変化)など、より詳しい実施報告書をあげています。
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