【仰天】寄田小&滄浪小薩摩川内元気塾ドラムサークル
日時:2008年10月24日(金)14:15~15:55
場所:寄田小学校体育館
参加者:寄田小8名+滄浪小約30名の生徒達と教員、地域の方々約50名
ファシリテーター:森田孝一郎
開始予定時刻より15分前に滄浪小の子どもたちが静かに入場。先生の注意(ボクの説明不足・・・)により、シーンとしていたので、早くこの拘束感から開放してあげたいと思い、みんなの自由な太鼓の音色で寄田小のお友達達を感謝の気持ちで迎えよう、と提案しました。すると通常の子どもたちのドラムサークル同様、ドラムカオス(混沌)から、その違和感の伸張とともに、だんだんと全体リズムが出始めました。ここまでは、どの小学校のドラムサークルでも起こる現象です。しかし、今回かなり特異だったのは、数名の子どもが突然サークル中央にまさしく躍り出て、叩き、踊り、かけ声を出しながら全体を盛り上げてくれたことです。これは、数度にわたりドラムサークルを経験した人たちによるドラムサークルにおいて、ドラムサークルプログラムのクラ イマックスでたまに起きることで、今回のこの状況にはかなり驚かされました。彼らのとった自らの意思で動き、全体に寄与する行為、これこそドラムサークルが求めるコミュニティづくりのありかたで、今回の元気塾ドラムサークルの意義は、あの時間帯に集約されていたように思います。今思えば、あの時間帯を、その後の開会挨拶(あくまで学校行事なので・・・)を意識した私の意志で分断せずに、彼らが自分の意思で中央から出るまで続けてあげればよかったと強く思います。彼らは、すでにファシリテーター(容易にする人)の素地を持っており、成長とともにその素地を伸張して欲しいと願います。
ドラムコールで一体感を十分に堪能した後、「チームワーク」「傾聴」という流れを体験、休憩を挟んで「サウンドスケープ(音の風景)」を十分に堪能。終了時間を大きくオーバーするほど、子どもたちの「まだやりたい」と感じましたが、またみんなと再会することを約束して薩摩川内市寄田町を後にしました。
※ 当方のドラムサークルブログでは、参加者様、クライエント様への配慮から表層的な内容しか掲載していません。
※ クライエント様向けには、各セッションスキームごとの各アクティビティ選択の目的と内容、そしてその結果(生徒さん、利用者さん達の変化)など、より詳しい実施報告書をあげています。
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コメント
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Miyukiさん
コメントありがとうございます。
はじまりであの状態(サークル中央)は、この2年半で100回以上ドラムサークルやってますが、はじめてのことでした。
>今度はどこかで森田さんの演奏を聴いてみたいです。
呼んでください。。
ライブ情報はこちら
http://rizha.jp/live/
投稿: 森田孝一郎 | 2008.10.26 10:10 午前
元気塾、楽しかったです。子どもたちに極力指導はしないで、って事で、えーほんとにと思いつつほったらかしで楽しみました。始まってしばらくすると、数人の子が、体が自然に動いちゃうって感じでサークルの中に楽器を持って出ていき、他の子を誘う様子がほんとに面白かったです。汗だくになりながら、体から何か湧き出てきて止まらないって感じで我を忘れてノッている子どもたちが、最高でした。楽しい時間をありがとうございました。
今度はどこかで森田さんの演奏を聴いてみたいです。
投稿: Miyuki | 2008.10.26 12:25 午前