【瞑想】薩摩川内元気塾ドラムサークル@手打小
日時:2008年10月7日(火)14:10~15:50
場所:手打小学校体育館
参加者:手打小63名+子岳小3名の生徒達と教員、地域の方々約100名
ファシリテーター:森田孝一郎
さ、薩摩川内元気塾甑島ドラムサークルツアーの最終回、甑島最南端の手打地区でのドラムサークル。
他校同様、開始時刻より5分前から子どもたちが元気良くタイコを自由にたたき出しました。だんだんと全体リズムが整い始めると、なんと、午前中の長浜小でのドラムコール同様の「ドン・ドン・ドンドンドン♪」という一定のリズムフレーズが聞こえ出したのには驚きました。私が長浜地区の子ど もたちの共通性の中に何らかの通じるリズムで反応したからかもしれません。そしてリズムフレーズの合間に「よっ」とか「はっ」とか私が声を入れていると、子どもたちはそれ呼応して「やぁ!」と元気なかけ声を出し始め、参加者全体がひとつになっていく一体感を堪能しました。そんな響きに吸い寄せられ、地域の方々が集まり始め参加者がどんどん増えていく様子にドラムサークルが秘めている力を感じました。そして、私がひととおり全員とコンタクトし終わったころには、完全にドラムサークルのルールを理解し、これからはじまることに期待感を膨らませたたくさんの笑顔が咲いていました。
ドラムコールを終え、開会の挨拶の後、いくつかのアクティビティを提示しながらドラムサークルを楽しみましたが、なぜかしばらくすると冒頭の「ドン・ドン・ドンドンドン♪」にもどってしまいました。他にもこんなのはどう?みたいなリズムシーケンスを示しましたが、ボクがサークルから出ると自然に最初の「ドン・ドン・ドンドンドン♪」になるのでした。それが楽しいのだから、それでいいか!
休憩を挟んで(太鼓たちにも休憩させるように言いました)、サウンドスケープの自然界の音に一喜一憂し、子どもの代表4人に指揮者体験させ、メロディックセッションにすすむころには、「傾聴」することを学んでくれていた様子でした。最後は、盛り上がりと戸 惑い、調和と脱線、そしてリズムによる安らぎなど結構めまぐるしくいろんなことを体験したため、みんなで手をつなぎ、瞑想しながら90分間で共有したことを思い返しました。今回の体験がより参加者の子どもも大人もみんなの中にしみこんでいくようでした。
2日間で3地区、6校で合計230人あまりの方とドラムサークルを楽しんだ薩摩川内元気塾甑島ドラムサークルツアー。先生方との打上げでは、海の幸を堪能しながら子どもたちの様子の変化に対する感動を共有しました。
ありがとうございました。
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