【日常】薩摩川内元気塾鹿島小ドラムサークル
日時:2008年10月6日(月)14:50~16:35
場所:薩摩川内市立鹿島小学校体育館
参加者:全校生徒21名+教員、地域の方々 30名弱
ファシリテーター:森田孝一郎
薩摩川内元気塾ドラムサークルの甑島シリーズの初日、どんな子どもたちとの出会いがあるのか、どんなドラムサークルになるのか楽しみで甑島に渡りました。
あらかじめお願いしてありましたように、先生方が体育館に入る子どもたちをまったく統率せず開放してくださっていたので、開始時刻より15分前から子どもたちが集まりだし、自由にタイコを叩き始めまし た。まず、全員でリズムを共有してタイコを叩くんだと言うことに気付かせる(教えずして教える=学ばずして学ぶ)ため、ドラムコールと言う手法をつかいました。みんな屈託無く楽しそうに太鼓を叩いていましたが、個別のアイコンタクトとボディランゲージではリズムがなかなか揃っていかなかったため、全員に同時に確実にコンタクトできるホイッスル(最終手段・・・)でリズムを揃えました。しかしこのホイッスルによってリズムがそろってきたとき、子どもたちは、「ナルホド」という表情で最初のルールを理解した様子が伺えました。
ドラムコールが終わり、開会の挨拶をした後、全員の太鼓の音の違いを認識させ、それが人間それぞれの個性と同様で、互いに認め合うことが必要であることを感じてもらうことを目的とする「サウンドラウンド」を楽しみ、ひとつひとつの音が重なり合って多様なリズムを生み出していく様を、みんなやることは違っても同じリズム(居場所)がそこにあるんだよ、ことを感じてもらう「レイヤーイン」「レイヤーアウト」を基調に、しばらくシンプルなリズムを楽しみました。しかしそればかりではさすがに飽きてきたか、一人の子どもが手を叩きました。そのアイディアをいただき、タイコを叩いて身体で何かする「ドラミング&ボディアクション」とでも言うべきシーケンスに移行。最初はタイコ叩いて手拍子、続いて両側の人とハイタッチ、続いてお隣の肩をトントン、そしてお隣のタイコをトントン。大人も子供も一緒になって強力に盛り上がりました。
その後も延々ドラムサークルを楽しみましたが、一番印象に残ったことは、全校生徒20 人弱の小さなコミュニティながら、日常的に子ども同士のいろんなコミュニケーションが良好にはかられているであろうことでした。甑島ドラムサークルが、とても幸先よいスタートをきれたこと、職員の皆様のご協力に心から感謝します。
ありがとうございました。
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