【歌艶】The Birth of "NUTS"vol.1 vocals
・2008年6月1日(日)19:30~21:30
・The Birth of "NUTS"vol.1 vocalsにドラムで出演
・ジャズライブハウス リレットにて
・出演:松本舞(vo), 青山こずえ(vo), YULY(ユリ)(vo), MIYUKI(vo), 松本圭使(pf), 坂口英明(bs), 森田孝一郎(ds)
・お客様:47名満員
うたバンの演奏が好きです。だってうたが好きだから。だからこの仕事に声かけてもらうこと願ってました。そしたらピアノの松本圭使さんから声かけてもらって、とてもうれしかったのです。うたバンで演奏できるってことだけじゃなく、そのライブはなんと、鹿児島ジャズシーンを代表するジャズボーカリストの女性たち4人が3曲づつ持ち歌を持ち寄る、という地元ミュージシャンによるライブとしては、豪華極まりない贅沢なものでした。そんな独自企画による話題性もあって、お客さんはほぼ満員、またミュージシャンが多く来場してくれたこともうれしかったです。
松本舞さんは、ピアノの松本圭使くんの奥さん。とてもジャズなどという退廃美の音楽に似つかわしくないチャーミングな女性ですが、アメリカで勉強してきたそうとうな実力派です。青山こずえさんは、多くの男性がその美貌のとりこに。うたに対する姿勢も勉強熱心でこれからまだまだうまくなっていくであろう期待感。YULYさんは、独自のアンニュイな雰囲気を持つ個性派。プレイヤーとしてだけでなく、ボクと同様、企画構成までこなすプランナーとしても鹿児島ジャズシーンを支えています。MIYUKIさんは、数年間、演奏の現場から離れていましたが、この度、見事に復活。鹿児島のジャズシーンで欠かせない女性ボーカリストの代表選手のひとりです。
そんな彼女達の真剣勝負に、ボクたち男3人ピアノトリオもまさしく真剣勝負。リハーサルでメンバー7人全員が各人の意気込みにインスパイアされてさらに気合の入った本番に。各ステージ冒頭でのピアノトリオによる演奏は、ヴォーカリストを引き立てるうたバンとは好対照の、3者3様によるインプロビゼーションワールド。前回のNow's Jazzライブで自信を失いつつあった自分の演奏に比して、「おいおい、やればできるじゃん」的なほんの少しの満足感いく演奏が出来ました。
そしてメインアクトのトップバッターの舞さん、いきなりボクの思い描いていた「うたバンの楽しさ」が横溢。2番手のこずえさんは、観客もバンドも全員が目を見張る真っ白なミニワンピースで登場。やはり女性ヴォーカルのステージは五感に訴えるものがあると実感。3番手のYULYさんは、ヒールを脱いではだしでうたうという下町の歌姫に。そしてトリは、MIYUKIさんによる貫禄の王道ステージ。演奏中、顔をくしゃくしゃにして泣きながら聴いていらっしゃるお客さんを発見。それを見てボクも感極まりながら、いつもはボクも泣いてしまって演奏が崩れるのですが、その日は「冷静に演奏しなきゃ」という意識がそれを凌駕しました。これは、その夜がいかにいい演奏だったか、ということを物語っているものと振り返っています。
また当夜は、ピアノの松本圭使さんのバースデーで、アンコールを演奏しようとした矢先、リレット(Vo)と松本圭使さんの師匠である田島良一(Piano)さんも交えて歌手、バンド、お客さん全員でハッピーバースデーを演奏するというサプライズ。おめでとう。そして、こんなすばらしい企画に参加させてくれてありがとう。
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