【共鳴】日本ファシリテーション協会九州支部2月例会ドラムサークル
・2008年2月2日(土)13:00~17:00
・福岡市中央区大名MKホールにて
・日本ファシリテーション協会九州支部2月例会
ドラムサークル体験による”五感をフル活用したファシリテーション”
・ファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:MAMI-TA(DC福岡)
・参加者:日本ファシリテーション協会会員及び入会検討者28名様
ボクが加盟しているNPO法人の一つ、日本ファシリテーション協会(FAJ)の九州支部では、毎月第一土曜日に、定例会を開いており、様々なファシリテーションに関するワークショップや情報交換がなされています。この2月は、ボクがファシリテーター担当ということで、張り切ってドラムサークルファシリテーションを行ってきました。
会議進行や、プロジェクト推進を円滑に容易にしていく通常のファシリテーション技法についてはベテランファシリテーターの皆さん方ですが、ほぼ全員がドラムサークルは初体験。でもさすがにチームビルディングのスキームを、皆さん理解されていらっしゃるので、ドラムコール(最初のフリードラミング)のかなり早い段階で一体感のあるグルーブができました。かつ、ほっとくとテンポがどんどん早くなるので一様にドラムサークルを楽しもうという姿勢が全員で共有できていました。通常のドラムサークルなら、この時点でファシリテーターとしては楽勝気分が漂い始めます。。
しかし今回、参加者の皆さんは単にドラムサークルを楽しむ参加者ではなく、あくまでファシリテーションを学ぶ立場の方々でしたので、ドラムサークルをしっかり体験し、それを参加者として、またファシリテーターとしても振り返ることができるよう全体プログラムを構成、ドラムサークル体験も、ファシリテーターとしてのコミュニティづくりの段階要素が理解できるよう、ファシリテーションベーシックスキームに沿った極めてオーソドックスな組み立てにしました。
ドラムコールの開始時点の混沌から2時間経ち、クロージングセッションでは照明が落ち、各人がセルフファシリテーションしながら美しいアンサンブルが奏でられていく状況変化は、ボクにとっても参加者にとってもファシリテーターがコミュニティを連れて行くべきところがなんかおぼろげながらみんな一緒に見えたというか、今までに無い事後感覚に襲われました。
そしてドラムサークルをしっかり体験した後は、ファシリテーターによる会らしく、しっかり全員でフィードバックの場を設けました。普段のドラムサークルでは参加者にアンケート書いてもらい、回収してボクだけがフィードバックを受けるのですが、参加者全員でフィードバックを共有するのは、さらにコミュニティの一体感を増幅させるかもしれません。しかし、ファシリテーター協会の例会としては毎回全員でのフィードバックの時間があるのですが、今回は、あまりにドラムサークルに感動したあまり、それを言葉や文字にすることはせず、じっくりその余韻に浸りたかった、という意見もありました。それもナルホド!と思いました。
いずれにしても今回は、九州で活躍するファシリテーターの皆さんにドラムサークルを知ってもらういい機会となりました。参加者の皆さん、及び今回、ボクのような薩摩ドラムバカにファシリテーターをご依頼いただきました、日本ファシリテーション協会九州支部の皆さん、ありがとうございました。
九州にドラムサークルファシリテーションが広まり、ドラムサークルの輪が広がり、みんなの笑顔がどんどん咲いていきますように。
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