【旅笑】The TRIO with 鈴木道子 南九州ツアー
・2007年10月8日(月)19:30~
・The TRIO with 鈴木道子 JAZZ CLUB@CAPARVO
・鹿児島市東千石町CAPARVOホール
・ご来場155名様(座席150満員御礼)
渋谷毅(ピアノ)、渡辺文男(ドラムス)、小杉敏(ベース)、鈴木道子(ボーカル)
ボクの事務所Rhythm Heartで主催するジャズライブ Rhythm Heart LIVE シリーズ。
鹿児島でもいろんなジャズイベントが行われるようになって来ましたが、ボクのやるイベントはとにかく「鹿児島では他に人がやったことない何か」のあるイベントにしたいと常々思っていて、第1回目は、中村誠一ラテンジャズスペシャル(ペペズ)によるダンスフロア併設のライブ、第2回目のほんごさとこ+おバカ3では3days興行と「鹿児島では他に人がやったことない何か」をやってきました。そして、どれもお客様満員、内容も大変よろこんでいただきました。
今回、渋谷さんのトリオと鈴木道子さんのツアーブッキングのオファーがあったとき、その「鹿児島では他に人がやったことない何か」を考えました。そこで「CAPARVOホールをジャズクラブにする」ことを考え、ステージを使わず、客席で演奏するという通常のCAPARVOホールでは考えられない大胆不敵な構成案をCAPARVOホールを運営するSRファクトリー様に提案、顧客層の拡大を狙う先方の思惑と利害が一致し、チャレンジすることになったのです。(1枚目の写真:これがCAPARVO?まったく今までに無い美しいジャズ空間ができました。)
そしてその結果は・・・・
今回もがんばって足で営業しまくり前売り143枚、当日12枚合計155名(座席用意150)の超満員御礼。
ちょっと窮屈かなと思いましたが、皆さん席を譲り合いながら立ち呑みしながら昔のジャズファン同士の邂逅を楽しみながら、ときにかけ声をだし、さらには踊りだし、なーんか、昔のパノニカが巨大化した様相で大ハッピーなスィングパーティとなりました。
客席を見ると、みーんなの幸せそうな笑顔、笑顔、笑顔、そして酔っ払いの数々。
そんなノリノリのお客さんに触発されてバンドも大スィング、スィング♪
バンドとお客さんが双方向で刺激しあうバイブレーションが、会場内をうごめいていました。
1部が終わって2分が始まるまでの休憩時間、場内を挨拶して回るとみなさんから「ありがとう!最高の夜だ。こんなライブをみたかった!」と握手攻め。。 こちらのほうこそ、ほんとうにありがとうございます。
やはりバンドをステージから客席に下ろしてオフマイクにしたセッティングが大成功。道子さんのマイクからもれる生声と表現枠全開の表情、渋谷さんの澄み渡る生音、文男ちゃんのジャズそのものうなり声と純生シンバルの響き、小杉さんのあらぶる息遣い、全てが客席の隅々まで染み渡っていました。
CAPARVOのPAさんも大チャレンジでしたが、ほんといい音と照明で支えてくれました。
感謝です。
入院中の中山さんも入院して2年、はじめて本番のライブを30分ほど楽しみ、病院に連れて帰られたヘルパーさんからの報告によると、ものすごく穏やかで幸せそうな笑顔で病床につかれたそうです。
打上げは、協賛社の明興テクノス社長あぶさん御用達の「牡丹」食べきれない量の鹿児島産の魚介、黒牛、黒豚のオンパレード。文男ちゃんと渋谷さんのネタ中心に、いやぁ盛り上がった~。。
・2007年10月9日(火)20:00~
・The TRIO with 鈴木道子 LIVE@MUZA
・宮崎県都城市ミュージックバーMUZA
・ご来場:28名様
ツアー2日目は、メンバー全員初登場の都城市のミュージックバーMU-ZA。あいにくの天候不良でお客様少なかったのですが、魂のこもった演奏で、国内一流のジャズを堪能していただけたのではないかと思います。
しかしながら、メンバーも初めての会場で、お客様方もちょっと緊張気味。前日の鹿児島と比して、メンバーとお客様方との双方向の心理的交換がこうも場の雰囲気に影響を与えるものなのだなぁと、あらためて実感しました。ライブが決まったら1回や2回、今度来るミュージシャンのレコードかけたり、その音楽や人となりについて、そこのお客さんたちに飲み語りに来んといかん、と思いました。 しかし、途中、激烈な雷雨になる天候の中、おいでくださった28名のお客様方にほんと、感謝でした。次回は、そのお客様方が、イェー!と盛り上げてくれるでしょう。
打上げは、当夜のライブハウスを地域のメセナ事業として運営する「ぎょうざの丸岡」様がそのMU-ZAの1階で出店されてる餃子居酒屋「おいしい処 まるおか」で。焼き餃子、揚げ餃子、水餃子、どれも絶品。今後、鹿児島にもどんどん出店されるそうです。ちょっと遠いけど、買いに行かねば。
3日目は都城から鹿児島に戻ってバンドとしてはオフ。帰りに、霧島ファクトリーガーデン寄ったり、県内道の駅人気ナンバー2の末吉道の駅で豪華ランチバイキングに舌鼓を打ち(もちろんメンバーは全員生ビール付)、車の道中は文男ちゃん(70歳)の駄洒落と下ネタで大爆笑の渦。ほんと、こんな楽しい思いをしていいのだろうか、と罪の意識に苛まれるほど運転しながら笑いました。
鹿児島市内に入って旧パノニカのオーナー中山信一郎さんのお見舞いに。中山さん、破顔の笑顔でお迎えされ、院内のピアノで渋谷さんと道子さんによるミニライブを慣行。渋谷さんの優しい音色、道子さんの心に届く歌声、涙が溢れました。中山さん以外の入院されてる患者さん方も幸せそうな顔で聴いていらっしゃいました。
いい音楽はみんなを幸せにする。
ジャズを、音楽を聴き、語り、チケットを売り、ライブに足を運んでいただき、よろこんでもらってこそ新しいジャズファンを増やし、 自分の演奏も含めて、いいライブをどんどんやっていきたいと思います。
メンバーをはじめ、今回のツアーにご協力いただいた皆さんに感謝です。ありがとうございます。
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