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【奥義】ドラムアバウトジャパン2016 in かごしま

Adscn67656667777888 ・2016年6月18日(土)19日(日)
・鹿児島市中央公民館にて
・参加者数:3つのプログラムでのべ約100名
・ゲストファシリテーター:アーサ・ハル
・通訳:狩谷美穂
・主催:ドラムアバウトジャパン2016実行委員会
・地元スタッフ:もりぶー、はま、りゅうえん、きよみ
・後援:鹿児島市、MBC南日本放送、南日本新聞社
・協賛:医療法人碩済会、リバティウェルネス株式会社、社会福祉法人吾子の里きずな学園
 2005年の8月にボクがドラムサークルファシリテーターを志して、11年。この道を学ぶために、すぐに飛び込んだのが、先輩ファシリテーターであり、この道の国内におけるパイオニアの一人である佐々木薫さんが主催し、今回のゲストファシリテーター、アーサー・ハル氏が講師をつとめていたウィークエンドプレイショップと言う名のファシリテータートレーニングでした。以降、ボクはほぼ毎年のようにこのトレーニングを受講しながら、共に学ぶ仲間たちと切磋琢磨し、多くの現場経験を積ませていただくことでその腕を磨いてきました。
 この世界で、まさしく世界中のこの道の同志、仲間たちにその技と奥義をシェアしつづけてきて来られたアーサー(敬称略)に、いつかボク自身のホームグラウンド鹿児島に来てもらい、鹿児島や九州でボクとともにリズムを共有してくれている皆さんにその奥義に触れてもらいたい、という一つの夢が今回かないました。
 アーサーが遂に、鹿児島にやってきたのです!
<<ワールドリズムカルチャーワークショップ>>6/18(土)13:30~17:00参加者約30人Dscn6686
 今回のドラムアバウトジャパンツアーは全国10カ所で行われましたが、ボクのリクエストで全国唯一鹿児島だけで行われたプログラム。アフリカン、ラテン、アラビックなど、世界中の4拍子と3拍子(もしくは8分の6拍子)で演奏される、ハンドドラムのリズムに共通する、ユニバーサルリズムの構造を紐解く内容。これは、アーサーが数十年に渡り世界中を旅しながら研究しつづけ、20年近くに渡りカルフォルニア大学で教えてきた、まさにワールドリズムの奥義。この内容の一部は、これまでも日本国内のアーサー講師によるリズムイベントで紹介されていましたが、この内容に特化して3時間を超えるクラスは、日本国内初とのこと。
 アーサーの「コレはドラムクラスです。」という、第一声に、いかにこの時間が貴重なものか、参加者全員にひしとつたわりました。
 だからこそ、その価値を求めて全国からリズムブラザー&シスターたちがあつまってきてくれたものだとも思いました。
Dscn67656667777888  内容は、ダウンビート、アップビート、スポッツインタイム、リズムパッケージ、ハンドリングの方法論など、ハンドドラムが形づくるリズム構造について、理論と実践を積み上げて行きながら、最後はかなり複雑なポリリズムをみんなで演奏することができました。今までいろんな世界中のリズムを習ったり勉強したりしてきて、このパートはこう、このパートはこう、いや、そうじゃない、こう、という伝統的なやりかたで学んできましたが、このアーサーの方法論は、「なぜ、そうなのか?」に焦点をあてる、異文化を尊重しながら学ぶ姿勢をも教えてくれる、それはリズムを学ぶものにとって、かけがえのない内容でした。
 やはり、ドラムサークルの音楽をつくりだしているのは、何千年にもわたって先人によって育まれてきた「ドラム」によるリズムなんだよ!そのことをリスペクトすんだよ!と、アーサーは強く強く教えてくれました。
 その内容をシェアした27人にとって、忘れ得ない鹿児島の体験であってほしい、と願います。
 その日の夜の懇親会は、県外参加者とスタッフで、万十屋の鹿児島黒豚しゃぶしゃぶにより、懇親を深めました。
<<コミュニティドラムサークル>>6/19(日)10:15~11:50参加者約50人Dscn6730
 過去10年間、アーサーにドラムサークルファシリテーションを学んできて、アーサー自身がドラムサークルをファシリテートする場を現場で観る(体験する)ことができたのは、それほど無く、ドラムサークル開始部分のドラムコールと言われる冒頭だけその一部。そして今月はじめのドラムキャンプ15でのドラムサークル。しかし、ドラムキャンプでのドラムサークルは、ドラムサークルファシリテーターやドラマーたちがつどうドラムサークル。しかしこの鹿児島でのコミュニティドラムサークルは、小さな子どもから高齢者、外国人に障害を持つ方までいろんな属性を持った人たちが自由に参加してくれた、まさしく正真正銘のコミュニティドラムサークル。そんなごく普通のコミュニティドラムサークルをアーサーがフルでファシリテートしてくれる機会は大変貴重で、かなりレアなドラムサークルとなりました。
 
Dscn67656667777  はじまりのドラムコールにおけるマナートーン、小さな子どもたちから障害を持つ方に高齢者たち、様々な属性を持つ参加者の皆さんに各キューを教えずして教えていく段階的手法、子どもたちに対する姿勢、リズムを音楽的に変化成長させていく各シークエンスの選択などなど、それはそれは「もりぶー、しかり見てろよ!」といわんばかりの、実に基本に忠実なドラムサークルファシリテーションの奥義でした。
 そこでも音の主役はやはり「ドラム」。ドラムなんだよ!やっぱりドラムなんだ!
 ネイティブアメリカンフルート、ウクレレとうた、タップダンス、そして最近は奄美竪琴などなど、ドラムサークルを彩ることができそうなリソースを充実させようとしてきましたが、それらはやはり脇役。アーサーのコミュニティドラムサークルは、当然そんな飛び道具には目もくれず、トーンチャイムやドレミパイプさえつかわず、ドラムとスモールパーカッションだけで、実にドラマチックなインザモーメントミュ-ジックを参加者がつくりだせることを示してくれました。
 ドラムサークルは、やっぱりドラムをつかわんとな!とそれこそ、アーサーは、ファシリテーター経験者たちに教えずして教えてくれているようでした。
<<リズムゲームワークショップ>>6/19(日)13:00~16:00参加者約30人Dscn6765666_2
 最後のプログラムは、リズムの錬金術と言われる、ドラムサークルでつかわれるリズムゲームのいくつかを解説しながら実践していくもの。
 ただいくつものゲームをやるだけでなく、ひとつのゲームのやり方から、小節のサイズとソロプレイの提示、それらのつなぎ方、音を読み取るレーダーの手法など、ゲームの実践法を、深く掘り下げながらそのバリエーションを広げていく形式で、その内容はもちろん、ワークショップのすすめかたとしても、かなり有効な学びを得られた内容となりました。
<<「ドラムアバウトジャパン2016 in かごしま」を終えて>>
 ドラムサークルファシリテーターを志し、独立して10年目に、この道の恩師、アーサー・ハル氏をボクのホームグラウンドに迎えたリズムイベントを開催できたことに感慨深いものを感じます。また、今回のイベントと時を同じくして、3人の恩師(ペッカーさん、石川武さん、そしてアーサー)の推薦により世界的ドラムメーカー、REMO社とのエンドースメント契約を結べたことも、何かの因縁を感じます。
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 いずれにしましても、今回のリズムイベントの成功を、地元の参加者の皆さん、全国から駆け付けて来てくれた仲間たち、実行委員の皆さん、全国各地域の主催者の皆さん、地元スタッフ、ご後援、ご協賛いただきました各社様、そしてアーサーに、深く感謝申し上げます。
  加えて1年以上この計画を練り上げ、実行に際しては3週間にわたる全ツアー工程でアーサーと行動を共にし、微に入り細に渡ったアテンド対応をとってくれたトムトムこと横田朋子さんの労をねぎらいたいと思います。
 また豪雨で流れてしまいましたが、アーサーの野太刀自顕流体験をご用意いただいた島津義秀様にも深く感謝申し上げます。
 今回、アーサーから学ばずして学んだ「奥義」をもとに、今後ももりぶーリズムワールドを展開していきます。
 ありがとうございます。
 

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