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【感無量】宮崎県立都農高校キャリア教育講演会ドラムサークル

P1210011・2012年10月31日(水)10:45~12:35
・宮崎県立都農高等学校体育館
・参加者:全校生徒約280人
・ファシリテーター:森田孝一郎

 ボクは今、ドラムサークルファシリテーターを職業としていますが、そのきっかけとなったのが今回のドラムサークルをご依頼いただいた都農高校教諭日野先生(ひのぴー)が今から7年ほど前(2005年8月10日)に宮崎市内で主催、ペッカーさんがファシリテートしたドラムサークルに参加したことからでした。
 そこから今に至るわけですが、なんと今回ご依頼いただいたのは、高校生280人(!)へのキャリア教育講演会でのドラムサークル。高校生は、その思春期、大人への端境期という難しい精神的特性から、双方向のコンタクトを図ることがとても難しく、ボクの経験値ではもっともファシリテーションしにくく、高度なスキルを要する関門でした。しかも過去最高の300人(2009年のファシリテーションフォーラム@東京)に次ぐ参加人数。
 そこで、日野先生にやりかたについてどうするか相談すると、各学年4クラスあり、そのクラス番号が運動会のチームになって対抗しているとのこと。それなら!と4つのドラムサークルで同時にドラムサークルしてみることに。これはドラムサークルサークル!?

 しかし全部同じように楽器を配置するより、4つのサークル別の特徴を出そうと以下の4つのドラムサークルをつくりました。そして4回の席替えをしたので、あっという間の90分間でした。
 
 サークル1:ドラム、スモールパーカッションの混合サークル(すべての調和)日野先生所有楽器群
 サークル2:ドレミパイプ、サウンドシェイプ(メロディと高音域打撃音)
 サークル3:オールスモールパーカッション(装飾的音色とリズムグリッド)
 サークル4:オールドラム(全体パルスを支える)
 
 生徒たちは、問いかけに対する返事や発声など声を出す、出さない、呼ばれてしっかり挙手できる、できない、静寂やリズムの間での音(声や雑音含む)、身振り手振りやアイコンタクトに対する反応など、実にさまざまで、なおかつ、そのネガティブリアクションの多さよ!!!ファシリテーターとして最高にそのスキルを試されている場で、身震いするほどでした。
 こんな状況下で、かなりおおがかりな混沌とのせめぎ合いを予想しておりましたが、意外に4つのサークルのリズム、全体のリズムにある程度の統制のなかで解放が図られ、そこにいろんな動きと変化、そして若干の成長とが感じ取れたドラムサークルとなりました。
 
 それには生徒たちのすべての反応をよく読み取り(受け入れ)、生徒たち個別と集団の特性をつかみながら、それらが時間内でどう変化していくかを生徒たち、先生たちみんなで共有できるようにすすめ、こちらの意図に反する現象を否定せず受容し、それに対する対峙手法を常に模索しながら選択し、それによる生徒自身の反応と選択を待つようにしました。
 1回のドラムサークルで起きる変化(成長)はほんのわずか。かつ、何も変わっていないかもしれません。しかしドラムサークルと言う、音で価値を共有し合うという経験の記憶は残ったことと思います。言葉に依らないこの経験値を、これからの学校生活、家庭生活、社会生活で活かすためには、ドラムサークルに限らず、今の状況を把握させ、それに対し自ら考え、行動するコミュニケーション活動を続けていくことで、生徒たちの能力はもっともっと伸ばせて行くものと思われました。

 今回の機会はボク自身にとってもとても貴重な経験でした。
 それにボク自身のドラムサークル活動のきっかけとなったひのぴーからのドラムサークル依頼に応えられて感無量の思いでした。
 ありがとうございました。

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