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【ご縁】アートセッションKAGOSHIMA山下洋輔スペシャルセッション

Yy121109・2012年11月9日(金)19:45~20:45
・鹿児島市鹿児島中央駅前AMU広場にて
・観衆:2100人(新聞発表)
・出演:山下洋輔(Piano)、小松康(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・主催:文化薫る地域の魅力づくり実行委員会、鹿児島市、南日本新聞社

 はじめて山下さんに会ったのは、今から27年前、山下さんが43歳、ボクが19歳のときでした。
 山下さんのお爺さんが設計したという監獄の取り壊し騒ぎに際し、山下さんが取り壊し反対コンサートで演奏する曲の構想をその門の前で練っていると、なぜかそこにグランドピアノが運び込まれ、またまたなぜか偶然にもボクをはじめとする楽器をかついだ鹿児島大学ジャズバンド部の連中が通りがかり、刑務所の門前と言う、デリケートな場であるにもかかわらず、どこにも許可を得ずにいきなり即興演奏をおっぱじめたのがご縁のはじまりでした。
 それからボクは山下さんの音楽や著作はもちろん、その周辺のタモリ、赤塚不二夫、筒井康隆といったドシャメシャ文化の澱みにはまり、正直、そのミーハー根性から山下さんとのご縁をつづけさせていただいてまいりました。

 そして今回は、なんと鹿児島市からの依頼による山下さんのセッションにドラマーとしてお声かけいただきました。ベースは1990年代の山下トリオで活躍し、現在日置市在住の小松康さん。これは夢でしょうか!?いや、現実でした。
 ときに山下さんはさきの秋の叙勲で、旭日小綬章なる勲章をお受けになられることが決まりましたが、それを天皇陛下から授かる授与式を断り、このセッションにいらっしゃるとのこと。さすがジャズマン!

 いままで何度も山下さんとはセッションを重ねてきましたが、さすがに今回は緊張しました。
 演奏曲はそのほとんどが山下さんのオリジナル作品、しかしそれらもボクは過去、山下さんと共演させていただいたコンサートで演奏したレパートリーでしたし、この2か月、みっちり練習しました。
 それでも前日のリハでは今回のいろんな状況が緊張感を高まらせ、普段の2割程度しか演奏できていない感じ。

 山下バンマス曰く「もりた!思いっきりいけー!なこよっかひっとべ!」

 これでふっきれ、あこがれのジャズスター山下洋輔とのセッションを大観衆2100人の皆さんに楽しんでいただくことができました。
 70歳になっても山下音楽は健在で、衰えを知らず、疾走しつづけている山下さんにドラムの音を投げ返していることを冷静によろこびながら、ボクも燃えました。そして山下さんのピアノに寄り添ったり離れたりしながら自分の世界もしっかりつくる小松さんのベースもさすがでした。

 今回、山下さん専属で伝説の音響ミキシングエンジニアNさんがいらっしゃり、とても緻密で繊細な舞台音響づくりの一端にに触れられたことも大きな収穫でした。あんな屋外環境でとても近くからピアノとベースの音が聴こえてきながら演奏できたことはとても気持ちよく、生涯の思い出になりました。人間的にもとても温厚で魅力的な方で、こんな大人になりたいと思いました。

 山下さんのマネージャー村松Gさんとも2年ぶりの再会で2日間楽しく過ごせました。

 山下さんとのワクワクなご縁はこれからも続きそうです。

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