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【大好】内薗恵理子トリオfeaturing池田芳夫ライブ

Img00692・2012年11月25日(日)19:30~21:45
・鹿屋市ジャズバーラグタイムにて
・お客様:約20人
・出演:内薗恵理子(Piano)、池田芳夫(Bass)、森田孝一郎(Drums)

 ピアノの恵理子ちゃんとは、いつもよく一緒にジャズやる仲間。ついこのライブの2日前も喜入で演奏したばかり。

 しかし!

 今回のベースの池田さんは、ボクがジャズやりはじめたころから日本のトップベーシストとしてバッリバリに世界中で演奏活動を繰り広げてきたジャズスター中のトップスター。まさしくベースオントップオブジャパンな方。恵理子ちゃんはここ数年、池田さんとのデュオ活動を通じ、お互いの音楽をリスペクトし合ってきていましたが、ボクは池田さんとは初の共演。ボクは実はこういう状況、正直、ビビリます。
 池田さんは、今年70歳の超ベテランにも関わらず、リハから遠慮なしにダメだし、注文を入れてくるわけです。でも、そのことばひとつひとつに音楽に対する愛とこだわりが感じ取られ、ボクらなんかにもそれを伝えようとしている姿勢にまず、心を打たれ、ヨッシャ!やったるかい!という気分にさせてくれました。さすがです。

 そんなワケで緊張のリハから一転、本番はノリノリ♪。池田さんのそのリズム、フレーズ、そしてその音楽、強力過ぎで、そんな音に触発された恵理子ちゃんとボクもたっぷりアドリブソロを存分にちりばめながら3者3様の音によるおしゃべりをお客様方と共に楽しむことができました。

 やっぱり、ジャズが大好き!

【響合】薩摩川内元気塾ドラムサークル&講話@黒木小学校

P1210104・2012年11月25日(日)14:05~13:05
・薩摩川内市立黒木小学校体育館にて
・参加者:全校生徒と職員、保護者の皆さん約80名
・ファシリテーター:森田孝一郎

 前日の東京出張、午前の便で鹿児島に帰ってきてそのまま薩摩川内市祁答院町へ。これまで相当数の学校で実施させていただいてきた薩摩川内元気塾ドラムサークルでしたが、ご依頼いただいた担当の先生からのリクエストで、なぜドラムサークルファシリテーターという職業を選んだのか?という講話もしてほしいとのこと。
 
 ということで、東京からの戻りの飛行機の遅れで開始ギリギリに会場の黒木小学校体育館に到着。もう着席しはじめている子どもたちや保護者の皆さんに楽器配りながら語りかけ、まずはコンタクトコミュニケーションで関係性づくり。そのままガチャガチャやってもらってオープニングのフリーセッションに突入。まとまりのない混沌からなぜか自然と音がまとまりだし、ボクのキュー(合図)で一斉停止すると一同笑顔で歓声。
 最初の楽器配りでつながり合いができていたことで、セレモニー無し、音による開会式がとても気持ちよくできました。そこからお話、ドラムサークル、お話、ドラムサークルと参加者の皆さんの聴きたい話、出したい音はどんなのか?瞬間瞬間で皆さんの反応をキャッチしながらあっという間の1時間。
 最後は子どもから大人までみーんながキレイな音の響き合いに耳を傾け、和やかな笑顔に包まれました。

 またみんなでドラムサークルやろうぜ!

【変化】第3回ドラムサークルforセラピスト

Img00679・2012年11月24日(土)10:00~17:00
・東邦音楽大学
・参加者:40名
・ゲストスピーカー:有田秀穂(東邦大学医学部教授)、鈴木知子(音楽療法士)、森田孝一郎(ドラムサークルファシリテーター)
・主催:ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)

 ボクが理事を務めるドラムサークルファシリテーター協会(DCFA)の年間3大行事のうちのひとつ、ドラムサークルforセラピストにはじめて参加、というか今回ゲストスピーカー&ファシリテーターとして午前中の2つのセッションを担当させていただきました。
 まずはオープニングのウェルカムドラムサークル(10:00~11:00)。
 全国からおあつまりの参加者の皆さんは、医療福祉の現場でドラムサークルを実践されている作業療法士やドラムサークルファシリテーター、または導入を検討されている同様の方々、そして精神科医などなど。また、このドラムサークルの後に、ボクが昨年から取り組んでいる奄美大島の精神科医院での実例紹介もあることなので、音のとっかかりを、いつもボクが精神科で行っている、超単純な1音をずーっと共有しながら多面展開していくような感じでやってみようかな、などと意図しベースドラムに座ってくれたSさんにスローな2拍子をお願いしました。
 しかし、参加者の皆さん、患者さんではないですし、たくさんのドラムサークル経験者もおられるわけで、すぐに一般的なコミュニティドラムサークルに。でも、10人前後、ドラムサークルへの参加自体がはじめての方がいらしたので、最初のアテンション(ファシリテーターへの注意ひきつけ)とコンタクト(信頼関係づくり)を、医療福祉現場同様、けっこう時間をかけてじっくり行いました。

 
 ただ単にドラムサークルを楽しむだけの場ではないので、はじめての方はもちろん、ドラムサークル経験者の皆さんにも、経験値の積み上げとキューを提示する対象の変化が、しっかり伝わることを意図しつづけながらすすめました。
 反応は上々。幸先いいスタートが切れたかな。

 休憩後に続いてボクのお話「精神科医院でのドラムサークル実例/大島保養院での1年」。昨年8月から毎月ボクが奄美大島まで出張させていただき、取り組んでいる奄美大島瀬戸内町大島保養院でのドラムサークルについて、その実例発表というかたちでお話させていただきました。

 ・導入の経緯
 ・第1回目から12回目にかけての変化
 ・1年の成果
 ・今後の課題

 なかでも第1回目、6回目、10回目のドラムサークルの様子をDVDで見ていただき、あきらかに深まっているリズムの変化に皆さん、驚かれていらっしゃる様子でした。

 これでボクの出番はオシマイ!!Img006790

 午後からはリズム運動による健康増進研究の第一人者有田教授のたいへん興味深く勇気付けられるセロトニンのお話、静岡の音楽療法士でファシリテーター鈴木さんによるとっても楽しい楽器を使わないミュージックアクティビティ、そしてクロージングドラムサークル。時間を忘れてみんなで楽しんでいたら、まっかな夕陽がみんなの笑顔を照らしていました。

 毎回のことですが、主催のDCFAは、ペッカー理事長はじめボクを含めた7人の理事と事務局で運用している、まったく手づくりのドラムサークルファシリテーター支援組織で、このようなイベント運営も、ドラムサークルのごとく一人一人の役割があつまって、その一人一人のはたらきにはいつも頭が下がる思いです。

 みんなで知恵を出し合い、力を合わせ、一緒にすすんでいく。
 ことばにすればカンタンなことですが、実際にやり遂げるにはいろんな苦労があります。
 でも、根っこにあるのはドラムサークル。

 みんなで輪になってドンドコで笑顔に。

 さ、しっかりふりかえって次にいきましょう!

【笑顔】ご近所de JAZZ in 喜入

P1210064・2012年11月23日(金・祝)15:30~17:00
・鹿児島市マリンピア喜入にて
・お客様:約250人
・出演:Swing Time 増田與八郎(Sax)、内薗恵理子(Piano)、有村譲二(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・ご依頼:鹿児島市民文化ホール様

 ボクがリーダーを務めるジャズバンドSwing Timeは、県内で普段ジャズのライブなど聴きに行くことのない、もしくはジャズには興味のない層に向け、「ほらほら、ジャズって楽しいでしょ?」「ほら!コレもジャズなんですよ。」「ジャズのイメージ、変わったでしょ?」というメッセージを込めた、とにかく「楽しい!」がいっぱい詰まったハッピーなジャズ啓蒙バンド。だから、もう何年もライブハウスでの演奏はしていませんが、鹿児島県内、お呼びがあればどこへでも出向いて演奏を通じ、ジャズの楽しさをたくさんの方々と共有させていただいています。P1210058

 今回は、ここ3年ほどつづいております鹿児島市民文化ホール様によるジャズコンサート企画「ご近所de JAZZ」が、心太(ところてん)の名産地、喜入町にやってまいりました。この「ご近所de JAZZ」もSwing Timeのコンセプトと全く同じで、鹿児島市近隣地域の皆さんに楽しいジャズを出前しようという、スバラシイ心意気!
 今回のメンバーは、カゴシマジャズ界の大先輩ごりさんのサックスに、男の色気とうた心のベースじょうじさん、そしてホットでスパイシーなえりこちゃんのピアノにボクのドラム。もう何年も、ごりさんとは20年以上一緒に演奏している気心の知れたジャズ仲間なので、音を出していてこれが楽しくて!レパートリーもあつまられたお客さんたちの層に合わせて、アニメソングに映画音楽にポップスに歌謡曲などをジャズアレンジ、そしてもちろんモダンジャズ、スタンダードナンバーも。
P1210100 そんなバンドなので、会場の大広間(かなり広い畳座敷で温泉の大宴会場っぽい)にあつまった約250人のお客さんたちは、温泉あがりのビールも入り、ほろ酔い気分でやんややんやの大喝采。
  最後の喜入中学校吹奏楽部との合同演奏「茶色の小瓶」も、女子中学生のソロをみんなで盛り上げて、良かったね!
 
 やっぱりボクのジャズ(音楽)は、じっと考え込むより、聴いてもらいながらみんなが笑顔になってもらえる、そんな演奏をしていきたい、と心から思いました。

 さ、次はどのまちへ!?

【晴天】鹿児島市秋の農林水産まつりドラムサークル2012

Img_1064・2012年11月18日(日)11:00~/13:30~/
・鹿児島市犬迫町都市農業センターにて
・参加者:午前、午後それぞれ100数十人ぐらいずつ
・スタッフ:あまのっち(福岡)
・ファシリテーター:森田孝一郎

 毎年この時期に実施させていただいている、鹿児島市秋の農林水産まつりドラムサークル。前日の雨がうそのように秋晴れの青い空の下、楽器出すこと自体が楽しいものです。
 今回は、福岡からドラムサークルファシリテーター修行であまのっちが来てくれていて、楽器の種類はじめセッティング方法から説明しながらの準備。
 前日の環境未来館でのドラムサークル同様、出入りの自由なイベント型ドラムサークル。さらに屋外実施の場合、瞬間瞬間の状況変化が常に新しい場の状況づくりを要求してくるので、とても技術的にハードルの高いファシリテーション対応が必要とされます。

 午前の回はその例にもれず、開始前から子どもたちがワーッと楽器に群がり、親たちがそれを囃し立ていろんな音が支離滅裂に混沌と混乱の場をつくりだしてくれました。さ、ここからドラムサークルファシリテーションスイッチを入れます。一生懸命、ボクは顔と声と身体をつかって音をまとめます。そして一斉停止!キマッタ!静寂を共有。すると、サークルの状況に入りかけている子どもたちはじっと次の展開を待っていますが・・・・サークルの状況についていっていない大人たちは、それで終わりかと思い、せっかく状況をつかみかけている子どもの手をとって、出ていくのです!あー!!!!そのまま、いてよ!
 またイチからつくりなおし、その繰り返し。ずっといる子どもたちは飽きてきて、小物楽器のケースに群がり、気づいたらサークルの場は崩壊。ボクが片手でベースキープ、もう片手で別なタイコでリズム出し、ホイッスルでもパルスをつくり、一人三役。あまのっちは小物楽器ケース周辺でパニックモードに。それでも最後はしっかり全体がまとまってエンディングに。
 
 絶対に投げ出さず、あきらめず、場を成立させるために何をなすべきか、自分に問い続ける。
 やっと最近、なんかこの状態のことが分かってきた気がします。

 午後の回は、人手も増え、開始1時間前からイスが埋まり、何の統制もないガチャガチャピュー状態。コレは午前の部よりタイヘンかも。と思いきや、開始直後のキュー(合図)からイスを埋めた子どもたちと一部大人たちが、テンポよく整ったリズムを刻んでくれ、ずっとテンポのあるドラムサークルがつづきました。
 コレは午後の部開始までの無統制状態が長かったため、それに飽きたからなのか?ただの偶然か?まだ、よくわかりません。
 それで子どもも大人もボクからのコンタクトによく反応してくれ、出入りがあっても、ドラムサークルが成立しているので、後から入った参加者もすぐに状況理解し、参加してくれました。

 しかしどんな状況でも、この晴天の下、タイコ叩くのは文句なしに気持ちよく楽しい!Img00652s

 来年もお役にたてますように。

 

 あまのっちもガンバレ!

【教示】環境アートフェスティバルドラムサークル2012

121117miraikandc・2012年11月17日(土)11:00~/14:00~/
・鹿児島市城西環境未来館にて
・参加者:午前約20人、午後約30人ぐらいずつ
・スタッフ:あまのっち(福岡)
・ファシリテーター:森田孝一郎

 環境保全に関する啓蒙イベントでのドラムサークル。4回目の対応となりました。屋外の芝生のお庭で実施予定が、あいにくの雨で施設内2階の多目的ホールに変更。1階は段ボールハウスやクリスマスツリーつくったりで盛り上がっていたようですが、2階にはあまり上がって来ないかもなぁ、と、1重の20人用サークルにセッティング。
 そぼ降る雨を横目にスタッフのあまのっちと「参加者、来てくれるかなぁ。」と静かにたたずんでいると、小さな子どもたちを連れた親子連れが数組入ってきて、すぐにほぼイスが埋まってしまいました。
 この手のイベント型のドラムサークルの場合、ドラムサークルの最中も出入り自由なので同じ参加者構成のまますすんでいくことはありえないのですが、なぜかこの午前の回は、定着率が良く、最初入場された数組の親子連れの約20名が1時間弱、最後までいてくれました。美人のお母さんたちもノリがよく、通常のクローズドな親子ドラムサークルの様相を呈し、みんなの一体感づくりからかんたんなアンサンブルづくりまで、コミュニティづくりの要素ですすめることができました。

 一方、午後の部はまだ参加者増えるだろうという予測のもと、2重の36人用サークルに。開始は、午前のように一斉にではなく、最初1組の親子が入られ、まったくの親子だけの世界に没入。単独参加の子どもたち交え、なんとか一緒にドラミングしてもらおうとコンタクトをはかろうとしますがなかなか状況を理解してもらえず、そんな親子連れが次第に数組参入、大人たちに一生懸命「みんなで一緒に!」という無言のサインを送っても、大人たちは自分の子や孫に叩かせようとするばかりでなかなか意を介してくれません。そこで、一斉停止後ことばで「子どもたちに楽しんでもらうために、まず大人が楽しむ姿を見せてあげましょう」と促すと、親子連れの半数が一斉に退場・・・。。

 うぉ!!!コレがボクのファシリテーターとしての実力か!???かなりキビシイ評価だ! 

 その状況のドラムサークルの様相そのままに、残された子どもたちと親子連れ、どんどん混沌と喧噪の色合いを濃くしていき、それならそれでイクしかないとサークル中央に鍋、釜、茶碗皿、をぶちまけ、みんなでしっちゃかめっちゃかキッチンドラミング、おまけにそこにドレミパイプをぶちまけ、さらにドンチャカポンポコ♪すると、子どもたちはサークル中央の床で鍋釜茶碗皿&ドレミパイプにあつまり、大人たちはイスの位置ででタイコ叩きはじめたのです。

 なんだ、コレでいいのだ!

 最後は高揚した気分をみんなで鎮めるため、トーンチャイムをマイナートーンで鳴らし、エンディング。収拾不能な混乱からとても美しいハーモニーが生まれました。

 毎度のことなのですが、今回も参加者の皆さんから教えていただきました。

 コレでいいのだ! 

【展開】はたらく大人のためのアフターアワーズドラムサークル♪4

Ahdc04・2012年11月15日(木)20:00~23:30
・鹿児島市東千石町ライブバーSHINO(シノアクア)にて
・参加者:男性2名、女性4名
・スタッフ:あまのっち
・ファシリテーター:森田孝一郎

 先月の前回実施回は、地元テレビ局KKBのカワイイ女子アナ参加で盛り上がったアフターアワーズドラムサークル。今回は福岡からサポートスタッフあまのっちが参加。
 はじまりは、冒頭から参加の女性3人(お互い初対面)とあまのっちとボクとの5人で静かにドラミング開始。そろそろあたたまってくるはずの10分経過しても・・何も起きない!!・・。15分経過、20分経過。何も起きない。ひたすら待つ。

 25分過ぎ、やっと男性諸氏2名とヘビメタドラマー女子が参入し、ようやく場に変化が!音がうごめきだし、笑顔がほころび、笑い声がふりまかれ、来た、来た、来たー!!
 ヘビメタガールがコンガで正確でキャッチーなフレーズを叩きだし、笛吹きお姉ちゃんは笛を忘れたけど時折アクセントの効いたフレーズが音の対話を生み出し、声楽ガールはミュージシャンライクなシェイカーリズムで場に安心感をもたらし、山岳お姉さまの気持ちよくゆらぐガラガラでみんなでトリップ!公務員男子はひたすらウッドトムでメロディックなリズムを刻み、見た目30代フリーターの還暦オーバー男子はキュートなしぐさとリズムで場に笑みをもたらし、スタッフあまのっちはスレイベルで一足お先にクリスマス気分。みんなが一人一役をまっとうし、みんなで楽器片づけて、そのままビールで乾杯!

 打上では、はじめて会った男女8人がドラムサークルで味わった共通体験をもとに仕事ネタ、経歴ネタ、年齢ネタ、そして音楽ネタで盛り上がり、これまで最長の23時半のおひらき。

 いやー、楽しかった!
 来月は12/20(木)午後8時から、場所は同じく鹿児島市東千石町のライブバーSHINO(シノアクア)です。次回はアナタも、一緒にリズムトリップ!

 そして先月の様子が11/29(木)深夜25時45分KKB「美人時計」にて放映されます。

【反応】薩摩川内元気塾ドラムサークル@平佐西小学校

P1210041・2012年11月14日(水)4年生09:45~10:30 5年生10:40~11:25
・薩摩川内市立平佐西小学校学校体育館
・参加者:4年生約150名 5年生約150名 +先生方、保護者の皆さん
・ファシリテーター:森田孝一郎

 ここ5年間にわたり薩摩川内市内の半数以上の小中学校で実施させていただいてきた薩摩川内元気塾ドラムサークル。なんと今年はボクの営業努力不足からか・・・11月に入って今年度はじめての実施、しかし対象学年は違いますが昨年度に続き2年連続で実施させていただくのもはじめての平佐西小学校でした。全校生徒が約900人もいる地方都市にめずらしい大規模校です。

 昨年は5年生と6年生でそれぞれ実施しましたが、今年は4年生と5年生それぞれ約150人ずつ。最近の参加者100人を超える学校でのドラムサークルで、特にセッションが1時限の45分と限られている場合、冒頭の混沌混乱状態での楽器(道具)配置の崩壊や破損、その状態の長時間化を防ぐために、最初ドラムサークルの周りに子どもたちをぐるりと陣取らせ、かんたんなオリエンテーションを経て座席決めのシークエンスからはじめるようにしています。(その方法はお会いしたときにでも・・・)
 
 4年生は、冒頭の座席決めでは混乱状態が幾分長かったですが、座席が落ち着くと自分たちが置かれている状況をすぐに理解し、それらをうまく活用して自主的に自分たちのリズムをつくりだすことができて驚きました。また静寂への素早い反応も素晴らしく、環境変化に対する感覚が鋭いことを感じました。
 5年生は、集中力発揮の速さと持続力が4年生に比べて長けており、たった1学年の違いですがその成長の度合いをはかり知ることができました。
 また両学年とも、私からのコンタクトやキュー(合図だし)に対し素直に反応してくれ、次にどういう展開にしていけばいいか、どんどん子どもたちから提示されていくようで、停滞や倦怠の無いあっという間の45分間でした。
 
 ここ2週間余りで小学校2校、中学校、高校それぞれ1校づつドラムサークルを実施させていただいてきましたが、残念ながらドラムサークル中の様々な状況変化に対する素直な反応と表現力が、中学生、高校生へと心とからだの成長に伴い、残念ながら鈍化していくのを目の当たりにしました。
 それらを鈍化させず、幼児期から小学生期の素直な純真さを保持、もしくは伸長させ、その素直な反応と表現力を中高生、大人になっても発揮できる人物になってほしいとボクは切に願うわけです。
 それらに起因する好奇心やウキウキワクワク感が、新たな発見や価値を生み出し、世の中に豊かなリズムが奏でられる社会を夢見ています。
 それにはドラムサークルに限らず、日頃からいろんな人と接し通じ合うコミュニケーション活動ができる環境を大人がつくりあげていくことと思いました。
 
 またお役にたてますように。

【温もり】sayaka & 大口純一郎 DUO ライヴ

20121111214936・2012年11月11日(日)19:45~22:00
・鹿児島市東千石町CAPARVOビル3階LiveHEAVENにて
・お客様:約40名
・出演:sayaka(Violin)、大口純一郎(Piano)、GENKI(Vocal,Percussion)、森田孝一郎(Percussion)
・主催:居酒屋吉次郎

 今年3回目のsayaka音楽体験。今回はなんとボクがパーカッションで入ることに。今年はじめのライヴでも2曲ほどコンガ叩かせてもらったけど、あんときはただ単に叩いてよ、って程度の完全なジャムセッション。しかし、今回は事前にちゃんと5曲分の情報もらって、ゲストメンバーとしての参加。

 これまでコンガやボンゴにジェンベ、そしてカホンなどのパーカッションは、20年近く叩いてきて、ポップバンドやファンクバンドでのライブ経験はありましたが、実はラテンバンドでのライヴははじめてなのでした!!なので、前々日の山下洋輔さんとのスペシャルセッション以上に、実は緊張の度合い(邪魔してはイケナイ・・・という)がかなり高かったのです。
 ラテン音楽は小さいころからジャズの次に好きで聴いてきましたが、実際ちゃんとしたラテンパーカッション奏法は、ドラムサークルファシリテーションを学ぶ中で親しくお付き合いさせていただいている、ラテン音楽界の大御所ペッカーさんや同じくパーカッショニストの石川武さんらの叩くのを、見よう見まねで学んできた程度(あと、ポンチョ・サンチェスの教則本ね)のなんちゃってラテンパーカッションであるわけで、それは畏れ多くも、ラテン音楽界の女神さまのようなsayakaさんの美しいバイオリンに、対応できるのか!?ましてsayakaさんが普段一緒に演奏してるパーカッショニストはあの大儀見元さんだぜ!どうする!?という緊張がどうしても拭い去れませんでした。

 しかしリハで心優しく緩やかなsayakaさんと大口さんのリードでなんか気持ちが和み、本番ではお客さんたちの容赦ない野次と歓声に、おかげさまで何かが弾けた感じで超ハッピーなライブになりました。

 ボクにもできた!って感じ。
(自分の勉強用に録音したのを聴くと全然ダメですが・・・ライブではほんとに楽しかった。)

 それにしてもsayakaさん、あのスーパーモデル冨永愛似のお美しい姿で奏でる情感のこもった音はもちろん、キューバ仕込みの楽しいノリ、そしてそれらを生み出す温もり豊かな人間性、ますますファンになっちまいましたがよ。Img00635

 打上は主催者である居酒屋吉次郎に行ってみんなで普通の弁当喰いながら飲んで騒いで、最後は大口さんのピアノでうたって踊って最高に楽しい夜でした。

【感じる】第3回わらしのしらべ・ダンス&ドラムサークル!

29585_306668589447019_14772・2012年11月11日(日)13:30~15:00
・鹿児島市南林寺町ダンススタジオスペルバインダーにて
・参加者:子ども4人+大人20人ぐらい
・ダンスインストラクター:赤石悠さん(スペルバインダー)
・ファシリテーター:森田孝一郎
・主催:NPO法人warashi童

 これまでマルヤガーデンズを借りて開催されてきた「わらしのしらべ・ダンス&ドラムサークル!」。今回から主催NPOの代表、赤石さんの息子さんでダンサーの赤石悠さんがオープンさせたダンススタジオでの開催となりました。
 集まったのは小さな子ども4人と大人20人ぐらい。はじめに悠くんとボクとでダンス&パーカッションのインプロビゼーションパフォーマンスを見てもらい、ダンスワークショップ。ほんの15分ぐらいでしたが、これだけで大人たちはみんなヘトヘト。だけど子どもたちは元気そのもの!

 その余勢をかって子どもたちの状況変化に沿ったドラムサークルにすることに。楽しそうに叩きまくる子どものリズムをピックアップしながら、グルーブをつくっていき、最初の一斉停止。すると、お母さんの胸でスヤスヤ眠りこけていた0歳児が突然、ギャーって泣き出しました。太鼓の音がドンドコ鳴っていると眠っていられた赤ちゃんが、太鼓の音が止むと寝きだしたことにお母さんだけでなく、大人たちみんなビックリ。そしてまたみんなでドンドコやっていると、一人の男の子が叩くのをやめてタイコのヘッド(皮)に耳をあてて静かにみんなの音と振動をそこから聴いているように見えました。それで、参加者の皆さんにもそれをやってもらいました。会場に響いているタイコのリズムがタイコ自身の胴と膜を振動させ、その振動を直接鼓膜で感じる。音を聴くという行為は、いろんな角度と切り口から楽しめること、その男の子がみんなに教えてくれました。

 そしてみんなでうたい、おどり、たたき、わらい、最後は静かに深呼吸して最高に楽しい90分を共有できました。

 このお楽しみ、つづいていきますよ。

【ご縁】アートセッションKAGOSHIMA山下洋輔スペシャルセッション

Yy121109・2012年11月9日(金)19:45~20:45
・鹿児島市鹿児島中央駅前AMU広場にて
・観衆:2100人(新聞発表)
・出演:山下洋輔(Piano)、小松康(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・主催:文化薫る地域の魅力づくり実行委員会、鹿児島市、南日本新聞社

 はじめて山下さんに会ったのは、今から27年前、山下さんが43歳、ボクが19歳のときでした。
 山下さんのお爺さんが設計したという監獄の取り壊し騒ぎに際し、山下さんが取り壊し反対コンサートで演奏する曲の構想をその門の前で練っていると、なぜかそこにグランドピアノが運び込まれ、またまたなぜか偶然にもボクをはじめとする楽器をかついだ鹿児島大学ジャズバンド部の連中が通りがかり、刑務所の門前と言う、デリケートな場であるにもかかわらず、どこにも許可を得ずにいきなり即興演奏をおっぱじめたのがご縁のはじまりでした。
 それからボクは山下さんの音楽や著作はもちろん、その周辺のタモリ、赤塚不二夫、筒井康隆といったドシャメシャ文化の澱みにはまり、正直、そのミーハー根性から山下さんとのご縁をつづけさせていただいてまいりました。

 そして今回は、なんと鹿児島市からの依頼による山下さんのセッションにドラマーとしてお声かけいただきました。ベースは1990年代の山下トリオで活躍し、現在日置市在住の小松康さん。これは夢でしょうか!?いや、現実でした。
 ときに山下さんはさきの秋の叙勲で、旭日小綬章なる勲章をお受けになられることが決まりましたが、それを天皇陛下から授かる授与式を断り、このセッションにいらっしゃるとのこと。さすがジャズマン!

 いままで何度も山下さんとはセッションを重ねてきましたが、さすがに今回は緊張しました。
 演奏曲はそのほとんどが山下さんのオリジナル作品、しかしそれらもボクは過去、山下さんと共演させていただいたコンサートで演奏したレパートリーでしたし、この2か月、みっちり練習しました。
 それでも前日のリハでは今回のいろんな状況が緊張感を高まらせ、普段の2割程度しか演奏できていない感じ。

 山下バンマス曰く「もりた!思いっきりいけー!なこよっかひっとべ!」

 これでふっきれ、あこがれのジャズスター山下洋輔とのセッションを大観衆2100人の皆さんに楽しんでいただくことができました。
 70歳になっても山下音楽は健在で、衰えを知らず、疾走しつづけている山下さんにドラムの音を投げ返していることを冷静によろこびながら、ボクも燃えました。そして山下さんのピアノに寄り添ったり離れたりしながら自分の世界もしっかりつくる小松さんのベースもさすがでした。

 今回、山下さん専属で伝説の音響ミキシングエンジニアNさんがいらっしゃり、とても緻密で繊細な舞台音響づくりの一端にに触れられたことも大きな収穫でした。あんな屋外環境でとても近くからピアノとベースの音が聴こえてきながら演奏できたことはとても気持ちよく、生涯の思い出になりました。人間的にもとても温厚で魅力的な方で、こんな大人になりたいと思いました。

 山下さんのマネージャー村松Gさんとも2年ぶりの再会で2日間楽しく過ごせました。

 山下さんとのワクワクなご縁はこれからも続きそうです。

【困難】鹿児島市芸術家派遣プロジェクト坂元中1年生ドラムサークル

P1210034・2012年11月8日(木)14:15~16:05
・鹿児島市立坂元中学校体育館
・参加者:1年生156名
・ファシリテーター:森田孝一郎
 
 これまで県内外、相当な数の中学生向けのドラムサークルを実施してきましたが、今回のケースはドラムサークル体験における個人と集団の変化の有りようが、混沌から統制を経て自立した自由と解放へ向かう、という通常パターンとは逆に進行していくという、まったくはじめての珍しいケースとなり、私自身かなり貴重な体験となりました。

 前半である程度整った全体リズムが現出し、私がセンターアウトしても自分たちで音を回していくという集団の自立現象が見られ、後半に想定していた個人の自立へ向けた展開が期待されました。しかし、後半に入ると、休憩をはさみ席替えもしたにもかかわらず、想定外の倦怠感が場を支配しはじめ、通常はルールを理解した前半の経験値を踏まえて後半はどんどん統制を緩めながら個人にフォーカスしたシークエンス(音だしの仕組み)を提示していくのですが、それとは逆に統制感を強めたキュー(合図)で、何度も場への意識を集約しなおしながらの進行となりました。

 それでも後半の進行と共に喧噪の様相はつよくなり、何度も心が折れそうになりましたが、絶対にあきらめないぞ!と言い聞かせながら、場の静寂を何度も「待つ」という状況を試み、注意力喚起を促しました。
 しかし、私の叩いたリズムをオウム返しするコール&レスポンスにはとても反応の感度がよく、場の崩壊を検知したらコール&レスポンスでまとめなおすという後半の流れとなりました。

 これらを踏まえて、生徒や先生方含めて学び合おうと思ったのは、ドラムサークルにおける生徒たちの反応がよかった、わるかったということではなく、それぞれの状況を生徒たち、先生方、そしてファシリテーターがしっかり受け止め、どう感じ、それを日常の生活のリズムにどう活かすかが一番大切なところである、ということです。
  ですから、ドラムサークルに限らず、日常から学校や家庭にて様々なコミュニケーション活動を通し、そこから強制ではなく自ら選択する行為を繰り返させることで、個人と集団の自立を促し、そこに美しい調和のとれたリズムが奏でられていることを目指してもらいたいと思いました。
 
 またドラムサークルがお役にたてますように。

【過程】いちき串木野市立照島小学校ドラムサークル

P1210012・2012年11月6日(火)低学年09:40~10:25 高学年10:35~11:25
・いちき串木野市立照島小学校学校体育館
・参加者:低学年139名 高学年140名 当日追加あり +先生方、保護者の皆さん
・ファシリテーター:森田孝一郎

 先週の高校生280人ドラムサークルサークルの余韻冷めやらぬまま、昨日は甲子園常連の神村学園とジャズ喫茶パラゴンで有名!ないちき串木野市の照島小学校でのドラムサークル、低学年と高学年にそれぞれ分けての2セッション、低学年、高学年、それぞれの特徴がとてもよく出たドラムサークルとなりました。
 どちらもオープニングセッションでは、なるべく多くの児童たちと個別にコンタクトをはかりその意思疎通の具合を確認しながらすすめました。P1210016

 怖がっている子、不安そうな子など、この場に対するネガティブな反応を示す児童を主軸に、強そうな児童にはそのはたらきを鼓舞し、楽しんでる児童にはそれでOK!といろいろなサインを眼とボディランゲージで示し、シークエンス(音出しの仕組み)を提示していきました。
 低学年の児童たちが見せた天真爛漫さと環境変化への素直な反応、高学年の児童たちが見せた好奇心に満ちた積極性と協調性、これらの特性が成長と共に失われることの無いよう、我々大人たちはそれを自然にそれとなく支えていけたらと思います。

 だから肝心の大人たちがそのインナーチャイルドを失わず、出し惜しみしませんように!!

【感無量】宮崎県立都農高校キャリア教育講演会ドラムサークル

P1210011・2012年10月31日(水)10:45~12:35
・宮崎県立都農高等学校体育館
・参加者:全校生徒約280人
・ファシリテーター:森田孝一郎

 ボクは今、ドラムサークルファシリテーターを職業としていますが、そのきっかけとなったのが今回のドラムサークルをご依頼いただいた都農高校教諭日野先生(ひのぴー)が今から7年ほど前(2005年8月10日)に宮崎市内で主催、ペッカーさんがファシリテートしたドラムサークルに参加したことからでした。
 そこから今に至るわけですが、なんと今回ご依頼いただいたのは、高校生280人(!)へのキャリア教育講演会でのドラムサークル。高校生は、その思春期、大人への端境期という難しい精神的特性から、双方向のコンタクトを図ることがとても難しく、ボクの経験値ではもっともファシリテーションしにくく、高度なスキルを要する関門でした。しかも過去最高の300人(2009年のファシリテーションフォーラム@東京)に次ぐ参加人数。
 そこで、日野先生にやりかたについてどうするか相談すると、各学年4クラスあり、そのクラス番号が運動会のチームになって対抗しているとのこと。それなら!と4つのドラムサークルで同時にドラムサークルしてみることに。これはドラムサークルサークル!?

 しかし全部同じように楽器を配置するより、4つのサークル別の特徴を出そうと以下の4つのドラムサークルをつくりました。そして4回の席替えをしたので、あっという間の90分間でした。
 
 サークル1:ドラム、スモールパーカッションの混合サークル(すべての調和)日野先生所有楽器群
 サークル2:ドレミパイプ、サウンドシェイプ(メロディと高音域打撃音)
 サークル3:オールスモールパーカッション(装飾的音色とリズムグリッド)
 サークル4:オールドラム(全体パルスを支える)
 
 生徒たちは、問いかけに対する返事や発声など声を出す、出さない、呼ばれてしっかり挙手できる、できない、静寂やリズムの間での音(声や雑音含む)、身振り手振りやアイコンタクトに対する反応など、実にさまざまで、なおかつ、そのネガティブリアクションの多さよ!!!ファシリテーターとして最高にそのスキルを試されている場で、身震いするほどでした。
 こんな状況下で、かなりおおがかりな混沌とのせめぎ合いを予想しておりましたが、意外に4つのサークルのリズム、全体のリズムにある程度の統制のなかで解放が図られ、そこにいろんな動きと変化、そして若干の成長とが感じ取れたドラムサークルとなりました。
 
 それには生徒たちのすべての反応をよく読み取り(受け入れ)、生徒たち個別と集団の特性をつかみながら、それらが時間内でどう変化していくかを生徒たち、先生たちみんなで共有できるようにすすめ、こちらの意図に反する現象を否定せず受容し、それに対する対峙手法を常に模索しながら選択し、それによる生徒自身の反応と選択を待つようにしました。
 1回のドラムサークルで起きる変化(成長)はほんのわずか。かつ、何も変わっていないかもしれません。しかしドラムサークルと言う、音で価値を共有し合うという経験の記憶は残ったことと思います。言葉に依らないこの経験値を、これからの学校生活、家庭生活、社会生活で活かすためには、ドラムサークルに限らず、今の状況を把握させ、それに対し自ら考え、行動するコミュニケーション活動を続けていくことで、生徒たちの能力はもっともっと伸ばせて行くものと思われました。

 今回の機会はボク自身にとってもとても貴重な経験でした。
 それにボク自身のドラムサークル活動のきっかけとなったひのぴーからのドラムサークル依頼に応えられて感無量の思いでした。
 ありがとうございました。

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