【作用】ドラムサークル&パーカッショントリオ@香月小学校
・2012年2月1日(水)1.2.3年生:09:45~11:30 4.5.6年生:14:15~15:55
・場所:志布志市立香月小学校体育館
・参加者:1.2.3年生186名 4.5.6年生181名
・出演:川田絵里子(マリンバ)、松永太郎(和太鼓)、森田孝一郎(ドラムス)
・ファシリテーター:森田孝一郎
各方面で大変ご好評いただいている、ドラムサークルもしたい!プロの演奏も聴きたい!一緒に演奏までしたい!というご要望におこたえする贅沢なプログラム「ドラムサークル&パーカッショントリオ」。昨年の鹿児島市立玉江小での様子が地元のケーブルTVで放映され、それを偶然ご覧になられた志布志市教育員会の方からのご依頼で、2月で5か所7校約900名の子どもたちと音楽づくりをさせていただくこととなりました。
その第1回目を鹿児島市内から車で2時間、志布志市立香月小学校にて実施させていただきました。
低学年の部と、高学年の部にそれぞれ分かれ、前半をドラムサークル、後半をパーカッショントリオによるコンサート、そしてフィナーレは全員で演奏という構成。
低学年は、最初は全体が「?」の状態、それがだんだんと松永さんのベースドラムにみんなが寄り添うように全体リズムが湧出、全体の一体感ができあがると、子どもたちの顔も笑顔と共にだんだん上向きになり、私が強いアテンションをかけなくても私を見て反応してくれるようになっていきました。
後半のトリオコンサートでは、前半のドラムサークルとはうって変わってシーンと聴き入っている子どもたちの真剣な表情が印象的。最後のトリオとドラムサークルとの合奏では、ドラムサークル体験と鑑賞による経験値が活かされ、低学年らしいイキイキとした自由闊達な音楽が生まれました。
つづいて高学年は、とにかく冒頭のドラムサークルでの全体リズム形成の早かったことに驚かされました。それにより、ドラムサークルのすすめかたを十分に理解してくれたと判断、ことばによる説明も不要と判断、オープニングセッションに続いて、1人の生徒が叩いてくれたフレーズを導入部として、次々に様々な複合系のシークエンス(音出しの仕組み)を楽しんでもらうことができました。
後半のトリオコンサートも、低学年以上に静寂の中、真剣なまなざしで鑑賞してくれたので、最後のドラムサークルとの合奏では、楽器を持って輪の外をグルグル回るパレードを選択しました。その楽しそうなこと!
子どもたちの自由奔放さ、それを受け入れ、自立に向かわせるコミュニケーション作用、輪になって音を共有し、それぞれを尊重し合うことでひとつの目的を達成し、満足感を分かち合う。ドラムサークルに限らずこのような活動を、継続していけば、子どもたちの能力はもっともっと伸びていくものと思いました。
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