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【萌芽】芸術家派遣プロジェクトドラムサークル@清水小

P1130937s ・2011年1月25日(火)13:20~14:50
・清水小学校体育館にて
・参加者:6年生110名
・ご依頼:NPO法人かごしまアートネットワーク
・ファシリテーター:森田孝一郎

 鹿児島市からの委託事業「芸術家派遣プロジェクト」は、それを受託するNPO法人かごしまアートネットワークが、芸術家である音楽家や美術家などを、鹿児島市内の小中学校に派遣し、子どもたちに本物の芸術に触れてもらおうというアウトリーチ活動。しかし、ボクのドラムサークルでは、芸術家は現場にいる子どもたち。
 鹿児島城下の伝統ある地域に育まれた清水小学校の子どもたちは、それは見事に統制がとれ、しつけが行き届いたすばらしい子どもたちでした。子どもたちが体育館に入場しはじめてからものの5分ですぐに全体の統一リズムが生まれ、ボクからのアイコンタクトもしっかり受け止めてくれました。最初の一斉停止こそ、110人の大サークルですから3度目で止まりましたが、そこからの開会あいさつは圧巻。見事にボクの小さい声(集中力の度合いをみるため、あえて小声で)に眼と耳を集中してきいてくれました。

 それだけに、この見事な統制感を維持したまま、どうやって個人の自由を解放させてあげられるかという命題をいただいたかたちになりました。
 全体へのアプローチからサークルを2分割、4分割、楽器の属性と意識を小分けにしていき、だんだんとその意識を個人へフォーカスしていく段階で、最初画一的だったリズムがだんだんとその多様性の萌芽を見せてくれはじめ、「おー、イケる!」と思って、席替えを実施。

 そしたら、なんと、それまで積み上げていった経験値がリセットされたかのごとく、またリズムが画一化されてしまったのです。そこからはその修復とエンディングへ向けた収斂で時間は過ぎていきました。しかし子どもたちは屈託無く、まだまだ叩き足りない様子で、片づけまで名残惜しそうに手伝ってくれました。
 ふりかえってみると、最初の一斉停止の後の開会あいさつの時間、そして席替え直前の状態、ここが今回のドラムサークルのエネルギー値最高の地点だったような気がします。しかし、なぜ席替えで経験値がリセットされたのか、これは今後要研究です。

 そういったそれぞれの時間経過に応じ、子どもたち自身が何を感じていたか、早く感想を読みたいところです。

※ 当ドラムサークルブログでは、参加者様、クライエント様への配慮から表層的な内容しか掲載していません。
※ 学校、福祉施設、病院、企業などドラムサークル事後のフィードバックを必要とされるクライエント様向けには、各セッションスキームごとの各アクティビティ選択の目的と内容、そしてその結果(生徒さん、利用者さん達の変化)など、より詳しい実施報告書を提出しています。

【解放】薩摩川内元気塾ドラムサークル@入来小

P1130917s  ・2011年1月21日(金)09:20~10:05(低学年)10:10~11:20(高学年)
・薩摩川内市立入来小学校体育館にて
・参加者:低学年約40名、高学年32名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎

 今年度最後の薩摩川内元気塾ドラムサークルは、江戸時代の麓集落の玉石垣がたいへん綺麗な、薩摩川内市立入来小学校に来ました。
 低学年、高学年と分けてドラムサークルを実施したのですが、さすが武家の町の子!どちらの子どもたちもたいへんしつけがよく、楽器を前にして座っても、じっと私の指示を待っている様子にこちらはタジタジ。。どこの学校でも、体育館に入るなり楽器に突入してきてドンチャカ♪シッチャカメッチャカ♪はじまるのですが、こんな様子ははじめて。その状況で、さ、さ、自由に、好きに、感じるままに、といってもはじまるわけはなく、あくまでその状況に対応すべく、低学年はランブル(バラバラ叩く)から、高学年はコール&レスポンス(真似っこリズム)からドラムサークルを開始することを選択しました。

 このような一定P1130919s_2 のシークエンス(音出しの仕組み)からドラムサークルをはじめることは、はじめてでしたが、これもひとつの状況対応とすすめ、短い時間ながら、いかにこの統制された子どもたちを音で解放してあげられるかを焦点としました。
 その焦点をもって、低学年と高学年を比較すると、やはり予想通りというか、低学年はすんなり自由度の高いドラムサークルへと変化していきましたが、高学年はずっとドラムサークルの最中、楽しんではいるのですが、何か統制(指示)を欲するリズムで、意識を解放していくのに時間を要しました。しかし、エンディングセッションの直前には、ようやくお互いの音がうまく折り重なりあい、多様性のある自由なアンサンブルが現出することができました。同時に笑顔の質も、大きく変化しているようでした。

 やはり学校でのドラムサークル、「解放」というのが大きなテーマになりそうな気がします。

※ 当ドラムサークルブログでは、参加者様、クライエント様への配慮から表層的な内容しか掲載していません。
※ 学校、福祉施設、病院、企業などドラムサークル事後のフィードバックを必要とされるクライエント様向けには、各セッションスキームごとの各アクティビティ選択の目的と内容、そしてその結果(生徒さん、利用者さん達の変化)など、より詳しい実施報告書を提出しています。

【音楽】Now's Jazz Orchestra 新春ジャズコンサート

P1130856・2011年1月9日(日)18:00~20:30
・霧島市国分シビックセンター多目的ホールにて
・お客様:約230名(ほぼ満席)
・主催:国分ジャズクラブ
・音響:ライクアールサウンド
・出演: Now's Jazz Orchestra
坂口英明(Bass)、尾崎佳奈子(A.sax)、丸木哲哉(T.sax)、篠原弘行(T.sax)、
鳥入義広(Trumpet)、宇都誠二(Trombone)、今別府誠(Bass.Tb)、中村智成(Horn)、
福迫幸二(Tuba)、内薗恵理子(Piano)、森田孝一郎(Drums)

 丸2年間にわたり鹿児島市内や、指宿市、出水市、鹿屋市、八代市などでライブ活動を続けてきたNJOの11回目のコンサートは、初のホールライブ。霧島市国分シビックセンター多目的ホールに、約230名ものたくさんのお客様に足を運んでいただきました。

 このジャズオーケストラは、「愛と平和・自由と解放」をテーマに、人種差別や反戦などにメッセージをこめた楽曲を、メンバーが作曲、アレンジして、そこにジャズの生命である即興演奏の息吹を投じ、そのメッセージを音にして伝え、人々が「愛と平和・自由と解放」について対話をすすめる一助になりたいと願う、異色のオーケストラです。なので、手拍子などで会場がノリノリになることはありません。

 しかし、おかげさまで新春の晴れがましい装いにてたくさんのお客様がおいでくださり、メンバー、スタッフ含めて約250名のみんなで2011年が「愛と平和・自由と解放」に満ちた1年になりますよう、祈りのこもったすばらしいコンサートになりました。  ボクらの演奏する音楽が、それを聴いてくださる人々の心にいろんな気持ちを呼び起こし、それに対して行動してくれる、そんな音楽にこれからも邁進して行こうと思ったコンサートでした。

 ありがとうございました。

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