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【涼風】レモンガスクラブサマーナイトクルージングドラムサークル

P1120168 ・2010年7月30日(金)19:30~20:00
・桜島納涼観光船チェリークイーン号デッキにて
・参加者:約300人?
・主催:(株)レモンガスかごしま様
・ご依頼:KTSクリエイティブ様
・サポートスタッフ:MM
・ファシリテーター:森田孝一郎

 やっぱり鹿児島の夏はコレ!普段は桜島と鹿児島市内を片道13分で結ぶ、桜島フェリーが夏季期間中は納涼観光船となり、錦江湾洋上をナイトクルージング。それを地元のガス会社レモンガスかごしま様が貸しきって、社員とそのご家族や取引業者さんなど(レモンガスクラブ)への福利厚生イベントとして運行されました。
 その中でのイベントアトラクションとして、全員参加型のドラムサークルを、とのご依頼。桜島納涼観光船でのドラムサークルは、以前も経験ありますがそのときは1F車庫で叩きたい人だけがデッキから降りてきて好きに叩く、って手法でした。しかし今回はメイン会場の2Fデッキで開会の役員あいさつのあと、そのままデッキ上で大宴会している数百人(船内に800人、2Fデッキに500人ぐらい)に楽器を配りまくってレモンガスクラブの一体感を演出するという、なかなかハードルの高いご依頼内容でした。

 乗船と同時に各ご家族単位で車座になりお弁当拡げ、ビールがどんどんすすむ状況の中、役員さんのあいさつが終わった頃には完全にデッキ上はデキアガリモード。この状況で果たして楽器を受け取られ、よくわけのわからないドラムサークルなるものに参加してくださるのだろうか・・・?かなりな不安を抱えながらも覚悟を決めて、元気良く声をはりあげ数百人のデッキをひとつにしようとつとめました。
 するとなんと両サイドのジェンベ、コンガ、アシーコなどの太鼓群にすぐに子どもたちが群がりドンチャカたたきはじめ、フロアのご家族連れが「ハイハイ、こっちも、こっちも!」と手を挙げ、小物楽器を要求しはじめたのです!これにはオドロキ!おまけにボクがおどりながら声をはりあげ肩にかけた太鼓叩きだすと、すぐに数百人が同調して同じテンポでドンドン叩きはじめたのです。

 船のエンジン音もうるさいし、なにせ数百人の洋上大宴会ですから、音をまとめるのにかなり苦労するか、もしかしたらまったくまとまらないかもしれない、でも決してあきらめずに最後までやりぬこうと胎をくくってのファシリテーション。でもそんなボクの決死の覚悟なんてすぐに吹き飛び、楽器をすすんで受け取られた約300人の子どもからお母さんお父さんおじちゃんおばちゃんたちが、ボクの動きと声に同調し、自らまとまりひとつの即興音楽を奏でたのです。
 30分強という短い時間で、参加者も約300人規模で一人ひとりに目が行き届きませんでしたが、冷静に場の状況をよく読み解き、その状況に応じた適切な対応を選択しながら参加者の皆さん、ご依頼いただいたKTSクリエイティブ様、そして主催のレモンガスかごしま様にご満足いただけたのではないかと思います。P1120175_2
 ボクとしても、このようななかなかない状況下で参加者の皆さんの好反応にたすけられ、同様の現場対応に自信を深めました。

 ドラムサークルで盛り上がった後は抽選会と洋上花火で、ニッポンの夏~♪

 錦江湾洋上で300人が一緒に太鼓を叩くという非日常空間を共有していただきました、(株)レモンガスかごしま様が、社員、そのご家族、そして取引業者さん、みんながひとつになったリズムで、ますます成長、発展していきますように。

 ありがとうございました。

【技術】パエリアづくりの腕が上がる!

 数年前、スペインを旅したお友だちからパエリアライスをもらってから、かつて何度と無くチャレンジしてきたパエリアづくり。
 先日、鹿児島市名山町にあるスペイン料理店エルマリノに出向き、ハモンセラーノ、青菜のカタルーニャ炒め、アンチョビポテト、炒めパンのミガスなどを堪能した後、シメにパエリアを勉強させていただきました。数日前にお店を予約したときにパエリアも予約しておいたのです。そのときの学習は、とにかく時間をかけて水分を飛ばす、ということでした。これまでつくってきたパエリアは、味は悪くないのですが、底面が焦げて、中はリゾット状態みたいのが多かったのです。

 それで今回のパエリアチャレンジ!家族5人分。

 P1120153s 1.パエリアパンがないのでフライパンで。オリーブオイルでにんにくをソテーし、キツネ色手前で玉葱2個分のみじん切りを投入し、透明になるまで炒める。
 2.米2合を洗わずに米びつから直接フライパンに投入し、米が透き通るまで炒める。
 3.ハーブ塩、黒コショウで味付けし、白ワインでなじませる。
 4.カットトマト缶半分とコンソメスープを米が浸かる高さまで投入。
 5.グラグラ沸騰したら火を弱火にして魚介類(イカ、アサリ、エビ)を並べる。P1120155s
 6.ふたをして魚介類を蒸し焼きにする。
 7.ふたをずらして水分を飛ばす。
 8.↑ココからは待つ。
  先に出来上がった料理をいただきながら、水分のとび具合を見ながらじっくり待つこと50分。

 今回はパエリアができるまでの料理は、ちぬのカルパッチョと豚ばら肉のイタリアンカツレツ。そして冷えた白ワイン(2本で980円!)

P1120158s  できあがったパエリア。
 水分バッチリ飛んで、魚介のダシを吸ったお米がパリパリ、底のおこげが最高!!!P1120165s

 過去最高のお家でパエリアでした。

 ありがとうございます。P1120167s

【新企画】市民ふれあいステージ&リズムセミナー

P1120141 ・2010年7月23日(金)13:00~15:00
・鹿児島市民文化ホール市民ホールにて
・約50名のお客様
・出演:アミカル合奏団、福島亜紀(フルート)&山崎文乃(ピアノ)、劉音楽興社
・ご依頼:鹿児島市民文化ホール様
・司会&ファシリテーター:森田孝一郎

 これまで親子打楽器入門講座として毎年実施させていただいてきた鹿児島市民文化ホール夏休みワークショップですが、今年は趣向を変えて市民楽団のコンサートと、楽しく活かせるリズムセミナー(実際は体験型学習のワークショップ)という企画で、コンサートの司会とワークショップファシリテーターをつとめさせていただきました。
 
 1部のコンサートは、クラシック音楽の2団体と、中国の二胡の楽団で、外の猛暑を忘れさせるような穏やかで心和む音を奏でていただきました。
 2部のリズムセミナーは、シェイカー、鈴、サウンドシェイプ、ウッドパーカッション、メタルパーカッションを参加者全員に配り、いきなり何の説明も無くフリーセッションから開始。最初バラバラだったのが、なぜかだんだんとリズムが同調化していき、ボクのボディランゲージで全員きれいに一斉停止。 このオドロキの共通体験について、なぜこうなるのか!?ということからレクチャー。そしてリズムの起源、リズムと呼吸、リズムによる対話、リズムの三要素などについて音とお話とからめながらすすめ、最後はコンサート出演した3団体P1120148 の代表演奏者3名によるピアノ、バイオリン、二胡と、参加者にブームワッカー(ドレミパイプ)とトーンチャイムを手渡し、その他の参加者全員によるパーカッション楽団とでモーツァルトの「キラキラ星変奏曲」を大合奏。楽器なんてやったことが無い人が、演奏できた!という驚きと喜びの表情に満ちた表情でエンディング。スバラシイ!!!

 1部は普段演奏活動をしている演奏者のコンサート、2部は演奏したことない人も体験するリズムワークショップ、そして最後は、演奏者と演奏者でない人が全員一緒になって音楽を演奏する、という今回の夏休み音楽イベント、コンサート&リズムワークショップ。文化ホールの担当者さんと一緒に考えた企画ですが、なかなかいいモデルになりそうで、今後磨きあげていくコンテンツになりそうです。

 ありがとうございました!

【お祭】リズムハート夏まつり2010

P1110994 ・2010年7月17日(土)16:30~20:00
・鹿児島市東千石町LiveHEAVENにて
・出演した生徒さん:18名
・ご来場者数約50名(生徒含む)
・ゲストミュージシャン:
  尾崎佳奈子(A.Sax)、内薗恵理子(Piano)、坂口英明(Bass)
・主催:リズムハート

 リズム音楽事務所リズムハートを起業して3年半4期目、リズム、ドラム、パーカッションなどの音楽教室の生徒さん、少しづつですが増えてきました。これも皆さんのおかげです。
 これまで各教室別の発表会やライブは行ってきたのですが、各教室の生徒さん同士が集まる機会が無く、せっかくですからこの際、みんな集まって交流を深めてもらえたらというコンセプトで「リズムハート夏まつり」なるイベントを企画し、実施させていただきました。P1120005

 パーカッションクラスの生徒さん、リズムトレーニングクラスの生徒さん、ドラムクラスの生徒さん、そしてアンサンブルクラスの「リズムカルチャークラブ」と緑ヶ丘カホン軍団「ビバ・ラ・ムジカ」と下は小学校2年生から上は80歳まで、総勢18名の生徒さんが参加。
 イベント冒頭ではウェルカムドラムサークル。生徒たちがぐいぐいリズムをつくってくれてのっけからたいへんなハイテンショングルーブのドラムサークル。いい感じでアイスブレイク(緊張の解きほぐし)できたかな?

 さて、生徒さんたちの演奏、個人レッスンのパーカッション、リズムトレ、ドラムの生徒さんは、普段ボクが一緒に演奏活動しているプロ、セミプロの演奏家と共演、「リズムカルチャークラブ」と「ビバ・ラ・ムジカ」は合同でボクのオリジナル曲「焼酎ルンバ」を合同で演奏しました。
 途中休憩を何度かはさみながら入れ替わり立ち代り演奏を楽しみ、ご家族、お友だちもみんなで飲んだり食べたりおしゃべりしたりのワイワイガヤガヤ。 カウンターでは冷たいP1120075 飲み物にからあげ、フライドポテト、やきそばも販売されていましたが、完売!

 生徒たちの演奏の後は、ゲストミュージシャンの演奏をたっぷり堪能してもらい、最後はゲストミュージシャンだけでなく、生徒、お客様全員も楽器をとってドンチャカドンチャカ、カリプソを楽しく演奏しておひらき。3時間半にわたるイベントでしたがあっという間でした。

 リズムを通じ、またいろんな人同士がつながってくれたことがイチバン!

 いつも懸命に練習しながらレッスンを受けにくる生徒さんたち、その生徒さんたちを支えるご家族やご友人に心から感謝します。
 そしてはじめてのこころみにてきぱきと対応してくれたLiveHEAVENスタッフの皆さんと、無理難題に快く応じてくれた演奏仲間の3人にも心から感謝です。P1120102

 皆さんのおかげでリズムハートは今後も皆さんと一緒に成長しながら、リズムによる人同士のふれあいの場を創造してまいりたいと思います。

【充実】鹿児島子ども劇場高学年例会ジャズコンサート

P1110809 ・2010年7月12日~15日19:30~21:00
・7/12(月)15(木)谷山市民会館にて
・7/13(火)14(水)鹿児島県民交流センター中ホールにて
・各日約300人、延べ約1200人の鹿児島市内子ども劇場会員
・ご依頼:鹿児島市子ども劇場連絡会
・出演:Swing Time Quntet
 尾崎佳奈子(A.Sax,Cla,Flt)、増田與八郎(T.Sax,S.Sax)、田島良一(Piano)、有村譲治(Bass)、森田孝一郎(Drums)

 昨年の夏、3つの地域の鹿児島市内子ども劇場で3日間に渡り演奏させていただいたジャズコンサートが大変好評で、今回は鹿児島市内の全子ども劇場高学年会員向けのジャズコンサートを、とのご依頼でした。
 準備期間半年、公演期間4日間、演奏時間休憩なし90分、そして出演者は5人編成のSwing Time Quntetで演奏内容充実と、すべてにわたってグレードアップしたジャズコンサート。P1110895
 プログラムは、全会員から募ったリクエスト曲の中から、ジャズの歴史の変遷における、ブルース、ラグタイム、ブギウギ、スィング、ビ・バップ、モダンジャズ、クールジャズ、フュージョン、ポストモダンといった各スタイルの代表曲で構成、そしてクラシックの名曲や最新の歌謡ヒット曲をジャズミュージシャンがやったらどうなるか!?、また客席で手拍子によるクラーベアンサンブルをつくりそれに合わせてカリプソナンバー演奏したり、まったく決め事を廃したどジャズやったりと、休憩なしながらあっという間の充実の90分でした。

 4日間に渡って1200人の会員を動員し、毎日の美味しい食事や楽しい交流会などもセッティングしていただいた子ども劇場高学年スタッフの皆さんに心から感謝すると共に、4日間、いろんな無理な注文に快く応じながらすばらしい演奏をくりひろげてくれたミュージシャンにも心から感謝します。

 P1110986 もっともっと練習して、勉強をしていいコンサートをつくっていきたいです。
 そしてそのコンサートを通じてたくさんの人と出会い、音により人と人とが通じ合っていく場を創造していきたいです。

 ありがとうございました。P1110903

【助け合い】薩摩川内元気塾ドラムサークル@陽成小学校

P1110907s ・2010年7月14日(水)13:55~15:00
・陽成小学校体育館にて
・全校生徒23名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎

 本年度2校目の元気塾ドラムサークルは、山間に囲まれた全校生徒23名の小さな陽成小学校。しかしその23人の子どもたち、驚いたことにドラムコール開始直後ものの5分も経たないうちにすばらしい全体リズムがながれはじめたのです。
 ベースドラムに陣取った生徒が「おー♪♪おー♪♪」と雄たけびをあげながら叩くと、当然、他の生徒達はすぐさまそれに同調し、全員がドラムサークル初経験なのに、ドラムサークルが日常のようで、ボクはその時点で何もすることがなくなってしまいました。
 そんな調子なので、ドラムサークルファシリテーションアプローチの各段階が驚くべきスピードですすんでいき、1時間という短い時間で最後は、トーンチャイムと小物パーカッションをつかったすばらしいオーケストレーショナルドラムサークルにまでこの子たちはすすんでしまいました。

 トーンチャイムや小物パーカッションをどんどん手渡ししていくのに、ボクのファシリテーター的な視点でどの楽器をどの生徒にと、自分なりに選択しながら渡していったのですが、生徒たちは手渡された楽器をボクが次の楽器をとりに行っている間に別な生徒に渡してしまうのです!
 これにはその時点でボクは「あー何すんだよ、こっちは今の状況を判断してキミにその楽器を渡すのを選択してるんだから、勝手に楽器まわすなよー。ファシリテートやりにくいじゃん!」と思い、困ってる顔が出てしまったかもしれません。でも生徒達が選択したその流れを止めるわけには行きませんので、その流れに任せて、ボクはただ、サークルを出たり引っ込んだりしながら踊ったり、イイヨ、それでイイヨ!のアイコンタクトを送りつづけました。そしたらとてもすばらしい幻想的なパーカッションインプロビゼーショナルアンサンブルが現出したのです。

 帰りの車中でこのことじっくりふりかえりました。ボクが選択して渡した楽器を勝手にうごかされたことを瞬間的に「あーそれダメ~」と思ったこと自体がファシリテーターとしてはNG。楽器を生徒間でどんどん手渡ししてまわしていくあの様子は、自立した参加者の助け合い、譲り合いの行動以外の何者でもなかった、と。その成果が最終段階のあのすばらしい音の響き。

 ボクではなくて生徒達がより正しい選択をしていたのです。

 また子どもたちから教わりました。

【対応】ドラムサークルカゴシマ♪=43=@蒲生

Dck43 ・2010年7月11日(日)13:15~14:30
・姶良市蒲生町おおくすアリーナ多目的屋内運動場
・参加者:大人4名子ども11名
・ファシリテーター:森田孝一郎

 毎月開催しているコミュニティドラムサークル、今月は鹿児島市内から車で1時間弱、日本一の巨樹(大楠)と国際的和太鼓集団「蒲生太鼓坊主」で有名な、蒲生町で行いました。
 イスが借りれなかったことと、予定時間の短縮もあり、床に座り込んでのスモールタンバードラムサークルを選択。
 楽器を輪に組んで置いておいたのですが、ほとんどの子どもたちが無理やり連れてこられたか・・・最初はなかなか輪になって座ってくれず、コンタクトしにくい状態だったので、シェーカーパスゲームを促し、強制的にみんなでまーるく輪に。
 そこから一気に雰囲気がブレーク!みんなで仲良くドンチャカ楽しくドラムサークルができました。場のセッティングと、その状態への自然な誘導というファシリテーションスキームがうまく流れて行くことだできました。 
 しかし空調の無い武道館風室内でかなり蒸し暑く、1時間強の時間が結果的に丁度よかったかもです。最初は参加意欲がまったく無かった中学生たちが、積極的に片づけを手伝ってくれたこともとてもうれしかったです。
 
 来月は8/21(土)13:30~鹿児島市青年会館艸舎(そうしゃ)です。
 お待ちしていま~す♪

【響き合い】訪問療育支援事業<親子レクリエーションドラムサークル>

100710nasatsu ・日時:2010年7月10日(土)
・場所:川辺町岩屋公演レクリエーション室
・参加者:特別支援を必要とする児童とその保護者、職員合わせて約40名
・症状:知的障害、身体障害、重症心身障害、発達障害など
・ご依頼:生活支援センターなんさつ様
・ファシリテーター:森田孝一郎

 ほぼ2年ぶりの当事業ドラムサークル対応。久しぶりに会う子どもたちは成長し、何の違和感も無くすぐさまタイコを楽しそうに叩き始めました。
 はじめはサークル(輪)の中でじっと読書にふけっていた子も途中からオーシャンドラムだけに集中して懸命に演奏していました。
 またお父さん、お母さんも最初は照れくささからか、私と目を合わせることさえされませんでしたが、子どもたちの変化振りに、参加者全員がそれぞれを尊重しながらみんなで音を出して、ひとつのコミュニティをつくる、ということを理解され、その気持ちを持つことで子どもたちに近づき、解放された自由な響きがこだましていました。
 この満足感が、親子で共に自立していく力になってくれることを願います。

※ 当方のドラムサークルブログでは、参加者様、クライエント様への配慮から表層的な内容しか掲載していません。
※ 学校、福祉施設、病院、企業などドラムサークル事後のフィードバックを必要とされるクライエント様向けには、各セッションスキームごとの各アクティビティ選択の目的と内容、そしてその結果(生徒さん、利用者さん達の変化)など、より詳しい実施報告書を提出しています。

【思春期】ライフクリエイトドラムサークル@県立東高校

P1110784s ・2010年7月2日(金)13:50~15:20
・鹿児島県立東高校体育館にて
・参加者:東高校1年生約150名
・ファシリテーター:森田孝一郎

 これまで4年半にわたり300回以上行ってきたドラムサークルにして、はじめての高校生対象のドラムサークル。しかも1年生、ボクにも高校1年の息子がいるので、彼ら彼女らの特性はわかっているつもりだけど、かなり多感でコミュニケーションとりにくい対象という印象。そんな不安を抱きながらも、音を出せばきっとわかってもらえるだろうよ!と楽観しながら会場に。

 丁度手のすいていた3年生達が、珍しい楽器ちゃんたちに嬉々として搬入と準備を手伝ってくれました。「え~!?1年生だけいいなぁ・・・1年生」ホラ、タイコはその存在自体が人の気持ちを和ますんだよ、きっと1年生のドラムサークルも盛り上がるはず!

 しかし実際にドラムコール(ドラムサークルの冒頭の時間)がはじまると、そんな期待とは一転、ドラムサークルの目的を果たすに大変高いハードルが掲げられました。まずファシリテーターであるボクと一切つながりあおうとしてくれないため、全体のリズムが整いようがなく・・・・しかし決してあきらめず、「キミたちはこのままの(バラバラの混沌)状態でいいのか!?」という問いかけを投げ続けるように全体の音に耳を傾け続けました。
 するとさすがにバラバラの音にも勢いが陰り、「わかりました。もりたさん、なんとかしてください・・・」という表情と共にそんな音が聴こえてきました。そこが決定的トランジションポイント(次の行動への基点)と逃さず、強制ストップし、コール&レスポンス。幸い、何人かが「待ってました!」とばかりに反応してくれたので、繰り返す度にその輪は広がり、全体のリズムがようやく整い始めました。そして、その全体リズムの主導権をボクから生徒達に渡してあげると・・・・残念ながら全体リズムは続きませんでした。

 以降も最後までこの構図を大きく変えることはできませんでした。
 しかし、1音をみんなで共有したとき短いながらも発揮できた集中力、ボクのボディランゲージを素早く理解し他の生徒達に伝えようとした女子生徒、静かにボクの手振りに反応し続けた男子生徒、そして名残惜しそうに片づけを手伝ってくれた生徒達など、はじまりの様子からするとドラムサークルらしいうれしい変化もありました。そして、今回のライフクリエイトドラムサークルでは、十分にその価値を子どもたちに伝えきれなかった部分もありますが、子どもの成長の過程で必要な、人と人とのつながり経験を伝える難しさとその大いなる価値を感じました。

 ボクはまたこの高校生たちとドラムサークルをやりたいと思います。

 ありがとうございました。

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