« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

【自発】薩摩川内元気塾ドラムサークル@上甑中学校

P1100400 ・2009年12月22日(火)10:50~12:30
・薩摩川内市立上甑中学校体育館にて
・参加者:全校生徒25名と先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎
・使用楽器:サウンドシェイプ、シェイカー、トーンチャイム、その他小物楽器類

 本年度6校目の薩摩川内元気塾は、7月の里小学校に続いて今年2回目の甑島でした。その里小学校同様、高速船をつかっての日帰り対応だったので、両肩にかつげるだけの楽器をかついで渡りました。
 例によって何の説明も無く、ドラムサークルをはじめさせていただいたわけですが、はじめはイスにおいたサウンドシェイプ(REMO製の薄い手持ち太鼓)をながめたり好き勝手に叩いてみたり、となりどうしでおしゃべりしたりと、当然ながらまとまりのない時間が過ぎていきましたが、一人ひとりとアイコンタクトとりながらみんなと一緒に叩いていると、10分も経過すると全員が協調性を発揮した全体リズムが生まれ、一斉停止も2回の合図できれいに止まりました。
 海と山に囲まれてすくすく育ってきた生徒さん達で、ボクの出す合図やサインにもすなおに反応、全体へのアプローチから半分割、4分割、そして個人へとそのアプローチの対象を絞り込んで行くことで、ドラムサークルを楽しみながら25人のコミュニティの成長の過程を共有してもらいました。P1100405

 しかしドラムサークルはじめて5分で、みんなが仲良しで1年生から3年生まで上下の区別無く、また男女の境無く日頃からよくコミュニケーションがはかられていることがわかり、隣同士を感じ合わせるセッションなども、自らどんどんアイディアをだしながら楽しんでいる様子に、ボク自身とても楽しませてもらいました。
 また最初、先生方はサークル(輪)の外からながめていらっしゃったのですが、後半は自然と生徒さんたちの輪に寄り添い始め、その楽しそうな状況にいてもたってもいられない様子で自分で楽器を手に取り、一緒にドンドコ楽しまれていました。
 最後は、シェイカー、トーンチャイム、その他小物楽器類で全校生徒と先生方によるすばらしい即興音楽が奏でられました。

 この生徒さんたちが島を離れ、本土で様々な出会いを体験する場でも、この積極的な自発性でたくさんの人たちとつながりあっていってほしいなぁ、と願います。

 ありがとうございました。
 薩摩川内元気塾ドラムサークル、まだまだ続きます。

【共創】ドラムサークルカゴシマ♪=37=

P1100326 ・2009年12月19日(土)13:30~15:30
・かごしま県民交流センタースタジオにて
・参加者:15名
・スタッフ:HAMAちゃん、こばっち、Mさん
・ファシリテーター:森田孝一郎

 今回、聴覚に障害を持つ子どもたちを支援する学童保育デフキッズの皆さんが多数参加してくださり、障害者と健常者が一緒になって即興音楽をつくりあげるという、バリアフリーなドラムサークルならではの、とても感動的な音楽コミュニティの場ができました。
 スタッフやボクも入れて19名が輪になって自由な音楽をつくるのに、まったく言葉は不要で、(っていうか使えない)みんながみんなの動きや顔を見ながら音を感じあい、音楽をつくっていきました。しかし、その音の感じ方は、障害の有無はもちろん、その度合いによりそれぞれかなり違うと思われるため、その違いに慎重に慎重に配慮しながらファシリテートしました。最初は戸惑いながら恐る恐るボクの動きに合わせてという感じでしたが、みんな同じでなくていいんだ、ということがわかると、もう子どもたちはどんどん自分の自由なフレーズをつくりだし、そして隣の太鼓叩いたり、隣の人の肩を叩いたり、ドラムサークルでは定番のコミュニケーションドラミングをどんどんすすめていってくれました。P1100346
 今、何がみんなにとって楽しいか?今、この場にいったい何が必要とされているか?アンテナ張りっぱなしの2時間があっというまに過ぎると、大人たちはすっきりした笑顔に包まれていましたが、子どもたちにはちょっと長かったかな。また後半、手渡ししていく楽器の選択が適切で無い状況もありました。ボク自身、とても勉強になりました。
 途中参加された一般の方は、あまりに普通にドラムサークルが盛り上がってるので、参加者のほとんどが聴覚に障害を持つ方とはわからなかったそうです。
 障害者と健常者が一緒に何かをつくりあげる、という体験はなかなか無く、今回参加された一般の方やスタッフのみんなは、一様に感動的な体験を共有していたようでした。人の属性を取り払うドラムサークルの力をあらためて認識させられた2009年最後のコミュニティドラムサークルでした。
 また来月も来てくれるといいなぁ。

 来月は1月16日(土)13:30~鹿児島県青年会館艸舎です!

【愉しみ】Swing Timeお楽しみコンサート@いちき串木野ふれあいフェスタ

St091213 ・2009年12月13日(日)15:10~15:40
・いちき串木野市いちきアクアホール
・お客様:150名程度
・出演 :Swing Time
尾崎佳奈子(A.sax,Claritet)、塩屋祐典(Piano)、有村譲治(Bass)、森田孝一郎(Drums)

・ご依頼:KTSクリエィティブ

 昨年はマリンバユニット「フォーマレッツ」さんのサポートで出演させていただきました、いちき串木野ふれあいフェスタですが、今年はボクのジャズグループ「Swing Time」で、なんとイベントのとりで出演させていただきました。とり、すなわちたくさんあるステージ演目の最後だったため、サウンドチェックもリハーサルもできない急仕込みのステージでしたが、メンバーは気心の知れた4人、カンタンな打合せで出店のしょうゆ餅を食べて気合十分。
 ステージの緞帳があがると、なぜか最前列に串木野ジャズ喫茶「パラゴン」のママさんや常連さんたちが・・・。これにはさすがにメンバー一同、悶絶気味。。しかし、各ソロの合間に拍手してくれたり、掛け声かけてくれたり、手拍子入れてくれたりで、会場の普段ジャズを聴かれないと思われる皆さんも一緒に楽しんでくださることができました。
 演奏したのはいつものジャズスタンダードやスィングナンバーに、美空ひばりさんの東京キッドやクリスマスソングなど。ジャズは難しくなんかない、たのしいもんだ!ということが伝わって拡がってくれたらいいなぁ。

 さ、Swing Timeはクリスマスシーズン、まだまだ演奏します。
 12/20.23.24.25は鹿児島中央駅AMU広場でスパークリグクリスマスジャズライブやってますので、是非お越しください♪

【経過】Now's Jazz Orchestra Live@明日の地図

Njo091212 ・2009年12月12日(土)19:30~22:00
・鹿児島市天文館Music&Cafe明日の地図にて
・お客様:40名満員
・出演 :Now's Jazz Orchestra(NJO)
丸木哲哉(Ts)篠原弘行(Ts)尾崎佳奈子(As,Cl)宮川宏之(Tp)宇都誠二(Tb) 今別府誠(B.Tb)窪田聡美(Hr)林田恵理子(Pf)坂口英明(Bs)森田孝一郎(Dr)

 今年最後のNJライブはオーケストラ。年末のご多用中にも関わらず、満員のお客様に聴いていただきました。今年1月に活動を開始したNJOですが、ピアニシモで聴かせる緻密な和音を中心としたアンサンブルと、熱いアドリブで愛と平和をうたいあげるというコンセプトが、徐々にメンバーにも浸透しだし、バンドとしての成長の経過に乗り始めつつあるのを感じたコンサートとなりました。
 今回、新たな試みとして坂口バンマスが在住する種子島の民謡子守唄「ようかい」をサックスプレイヤー兼アレンジャーの尾崎佳奈子さんのアレンジで演奏したのですが、個人的にマイルス・ディビスとギル・エバンスの3部作中最高傑作といわれる「スケッチ・オブ・スペイン」の中で演奏しているような心地よさを感じました。
 ボク自身の大きな課題、ピアニシモでSwingするということについてはまだまだ努力と研究が足りなく、更なる練習の必要性を感じましたが、このオーケストラで演奏する快感はより深まってきた感じがします。

 来年のNJスタートは1月9日(土)19:30~明日の地図にて4人編成のNJQによるバラード特集です。
 2010年は静かに熱くスタートします。

  そして・・・2010年5月29日(土)はNJ山下洋輔@県民交流センターです!

 2010年もNJをよろしくお願いします。

【音楽】第1回リズムカルチャークラブ発表会&交流会

・2009年12月5日(土)17:00~20:30
・鹿児島市下田町ニッセイギャラリー稲音館にて
・お客様:34名満員!
・出演:リズムカルチャークラブの生徒さんたち
・ゲスト:尾崎佳奈子さん(A.Sax, Flute)

 リズムハートを起業して2期目の昨年4月、リズム関連事業加速の起爆剤として開始したパーカッションアンサンブル教室「リズムカルチャークラブ」。当初は、宇宿、与次郎、下伊敷の3教室でスタート。それぞれの教室で大人クラス子どもクラス月に3回開講で大人は平日午前、子どもは夕方だったため、スタートして半年間ほど、月に18回開講していました。しかし、生徒数伸び悩み、宇宿と与次郎の教室をたたみ、新たに下田教室を開講し、子どもクラスと大人クラスの時間を連続させて効率化をはかりました。それから生徒さんの数も少しづつ増え、ようやく第1回目の発表会を迎えることができました。
 会場は、下田教室として使用させていただいています、ニッセイギャラリー稲音館さん。おりしも「宮下昭二 癒しの風景展」を開催中で、壁にはとても風情のある風景画で雰囲気を盛り立ててくれました。
 P1090957 トップバッターは、子どもクラスの2名。一人の子が本番1ヶ月前に左手を骨折してしまい、左手使わずに片手ドラミングとダンスを練習してきました。ジェンベによりアフリカンリズムのククと、ボクのオリジナルパーカッションアンサンブル作品「トマトのリズム」を演奏。ククで飛び出したダンスでは、のっけから会場をかなり温めてくれました。

 つづいては、大人クラスの皆さん。年代は30代から60代、月3回のグループレッスンを通じて男性2名と女性4名がとても楽しく仲のよいコミュニティに成長してくれました。まだまだ少ないながらこの6人の生徒さんたちが、ボクが「リズムカルチャークラブ」を立ち上げるに当初思い描いていた「継続していくミュージックコミュニティ」という理想を具現化してくれていることに心から感謝。演奏は、子どもクラスと同じくボクのオリジナルパーカッションアンサンブル作品「Autumn in Rhythm」と「Sakurajima」を演奏。「Autumn in Rhythm」は、単純化された定型リズムを重ね合わせるP1090978 ことによる美しさだけで、どこまで秋の風情をうたいあげることができるかという楽曲。皆さん、優しく美しく奏でてくれました。「Sakurajima」は、ボクが各所で行っている打楽器ワークショップのために書いた最初のパーカッションアンサンブル作品。伴奏のリズムとメロディのリズムでテーマ部分をAABA形式の16小節で構成し、伴奏リズムに乗って全員がアドリブソロをとり、テーマに戻るというジャズの表現構成をつかった楽曲です。生徒さんたちにとってもっとも難関だったのがアドリブソロ。2小節1グルーブのリズムパターンの繰り返しの中で、いかに自由に自分自身を解放させるか!?演奏技術云々より、自分自身をオープンにできるか?という精神的な解決が大きな課題。これまでのレッスン時ではいろんな変化が起きていきましたが、本番では皆さん、見事にその課題をクリアされ、自由なアドリブを楽しんでおられました。

 生徒さんたちによる発表後は、普段一緒に演奏活動をしている木管楽器奏者の尾崎佳奈子さんをゲストに、ボクのコンガを交え、3曲演奏。生徒さんたちのアンサンブル演奏とはまた違う、気合十分のプロの演奏に満員の客席は息を呑んで聴き入っておられました。

P1100004  演奏会が終わったら、交流会。ま、お客さん方も交えての打上げです。稲音館の新森社長(女性)や女性スタッフの皆さんが心を込めてつくっていただいた手づくりのお料理で、初の発表会の振り返りに盛り上がりました。
 ご協力いただいた皆さんに心から感謝です。

 しかしスタートして半年間は、生徒さん一人と私、もしくは生徒さんゼロという状態のほうが多く、とてもきつかったです。。
 しかし、今回、まだ少ないながら8人の生徒さんとたくさんのお客様に楽しんでもらえて、とても幸せな時間でした。
 これを機に、さらなる「音楽により継続していくコミュニティ」づくりにまい進したいと思いました。

 皆さん、ありがとうございました。
 今後ともよろしくお願いします。

【自立】薩摩川内元気塾ドラムサークル@市比野小学校

P1090890 ・2009年12月2日(水)10:45~12:35
・薩摩川内市立市比野小学校体育館にて
・参加者:3年生34名+4年生33名+先生方
・ファシリテーター:森田孝一郎

 本年度5校目になる薩摩川内元気塾ドラムサークルは、いで湯の街にある市比野小学校。ひなびた風情のある温泉街を通り抜けると、建って5年の真新しい校舎の横の体育館が今回の現場。事前にFAXしてお願いしてあったように2列のイスサークル(椅子の輪)ができあがっていました。
 2校時の休み時間になると子どもたちがおそるおそる体育館へ。はじめに黒板の案内を読んでもらい、中に招き入れました。当然、「わぁー!」「すっげぇ!」という歓声と共にドンチャカ♪はじまり、ベースドラム(スルド)に座った女子生徒にしっかりテンポをキープするようお願いしました。その子は、緊張と不安におののきながらも必至にスルドを一定のテンポで叩き続けました。自分のやってることとは、あまりに無関係な周囲の状況にくじけそうになると、ボクは彼女をはげましました。「何人か聴いてるよ」「一緒に叩いてる友だちがだんだん増えてきてるよ」P1090899
 だんだん全員の音が彼女のスルドのテンポに寄り添うように揃ってくると、彼女の表情は緊張と不安から自信に満ちた笑顔に変化していきました。
 最初の一斉停止も問題なく整い、次の展開を探し出そうとしていると突然、男子数名からかけ声が出始めました。ファシリテーターとして、それをいただかない手はありません。反対側に合いの手のかけ声を提示すると、なんの迷いも無く合いの手の声があがりました。声を使ったドラムサークルは何度か経験がありますが、ドラムサークル初体験の参加者からそのきっかけが提示されたのははじめてでした。なんとドラムサークル初体験の子どもたちにより、開始25分でファシリテーター不要のほぼ完璧なドラムサークルができあがってしまったのです。ドラム(太鼓)類30数台とパーカッション(小物楽器)類30数個からなる熱いリズムアンサンブルのうえで、「アッ!」「ウーッ!」「アッ!」「ウーッ!」と2つの集団が声をかけあうのです。まさしく本物のコール&レスポンス!さすがにあっけにとられてしばらく聴き入ってしまいました。もう、このまま行くところまで行ってこの爽快感のまま終わらせたいほど。
 そんな感じだったので、その後は、カンタンな仕かけを提示するだけで、生徒達は自ら積極的に自分たちの音楽づくりに参加し、楽しんでいました。
 この子たちがドラムサークルの楽しさを拡げていってくれますように、がんばらねば! 

« 2009年11月 | トップページ | 2010年1月 »

無料ブログはココログ

amazon

  • 読書と音楽と映画で知の旅を