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【瞬発】Orchesta de Cajon "Viva la Musica"初舞台

080830fureaimidori000 ・2008年8月30日(土)18:20~18:30
・鹿児島市緑ヶ丘商店街「きらきら納涼夏祭り」にて

 今年の2月から指導させていただいている緑ヶ丘町のカホンオーケストラ「ビバ・ラ・ムジカ」の初舞台でした。「ビバ・ラ・ムジカ」は、「緑ヶ丘をカホンの街に!」をスローガンに結成された街の活性化のためのカホンドラマー軍団。楽器経験者はほとんどいません。指導の依頼を受けたときは、パルマやカホンの専門的な勉強をボクはしていないので一旦はお断りしました。でも町内会長兼楽団長のかつや番長や、地元カホン工房のHAMAちゃんらと話をするうちに、この人たちの役に立ちたい、という思いに駆られ、関係書籍、DVDなどで独学してみると、案外これまでのボクの経験値で大いに役に立てる部分が見えてきたので、この仕事を引き受けました。
 楽団員は毎週水曜日の夜、緑ヶ丘中学校の武道館に集まり、ボクはグループレッスンにて基本的なハンドドラムのストロークを指導していくうちに、どうしても個人のスキルの差異がでてきます。スキルの差異を受け入れながらみんながカホンを楽しむにはどういう手法がいいか、考え抜きました。で、そのスキル差異を活かした、オリジナルのリズムアンアンブルによるカホンオーケストラを構成すれば、みんなもっと楽しくカホンを叩けるんではないか、と考え、スキルに応じた複数のリズムパターンとメロディックリズムからなるカホンアンサンブル曲をつくっていきました。080830fureaimidori033
 今回の初舞台では、「ビバ・ラ・ムジカ」を生んだ緑ヶ丘の街へのリスペクトの気持ちをうたった「緑ヶ丘商店街」という曲を演奏しました。商店街活性化への推進力をイメージした、アーミートリプレッティブなテーマと、人が棲むに根っこの部分の基盤をイメージした6/8アフリカンリズムを基調としたアンサンブルで、メンバー全員がアドリブソロをとりました。練習ではまったくソロを叩こうともしなかったメンバーが自分の心の扉から開放され、自由奔放にカホンを叩きまくっていました。
 エンディングのユニゾンのあとの静寂。しばらくして拍手、そしてハイタッチ、握手。
 緑ヶ丘の街に新しい音楽の価値が生まれた瞬間でした。
 祭りの最後は、枕崎発メジャースカバンドARTSのBONさん率いるBON-DXと、これまた鹿児島発全国発信アーティスト福井静さんと「ビバ・ラ・ムジカ」のみんなと共に「上を向いて歩こう」を大合唱しながらのジョイント。
 うたってる最中にBONさんが語った「音楽っていいなぁ」という単純なフレーズが妙に心に染みる一夜でした。

080830fureaimidori036  カホンオーケストラ「ビバ・ラ・ムジカ」は、緑ヶ丘の愛をエネルギーにどんどん進化していく。

【市民】市民ふれあいステージ~音楽の広場~

080830fureaimidori008 ・2008年8月30日(土)13:30~15:50
・鹿児島市民文化ホール(市民ホール)にて
・主催:鹿児島市民文化ホール
・依頼内容:市民ふれあいステージ~音楽の広場~での司会

 パーカッションのカルチャー教室(リズムカルチャークラブ)や、打楽器ワークショップなどでお世話になっている、鹿児島市民文化ホール様からの依頼で、コンサートの司会の仕事でした。
 このコンサートは、市民に向けて開かれたホールとすべく、演奏者にも鑑賞者にもホールを無料で開放して鹿児島で活躍する舞台芸術を楽しみ育てていこうという主旨で今年の3月から行われています。前回から司会役を仰せつかっておりますが、今回は前回以上に内容に富んだ楽しいコンサートとなりました。
 トップバッターの女声合唱団さつま(結成31年!)の皆さんによる、いきなりお客さん参加型の発声ワークショップに驚き、若々しい弦カルテット木管クインテットの美しいアンサンブルにじっと耳を傾け、音楽療法士も努める満尾浩美さん美しいピアノソロに癒され、声楽のスオーノアミーカの皆さんは普通に唄ったかと思えばリコーダー吹いたり、ピアノを連弾したり、オペラしたり、そのバイタリティーとサービス精神に感銘を受けました。そしてトリのボーンズの4人は、温もりのあるトロンボーン四重奏を聴かせてくれました。
 ボクは各ステージの合間に各団体を紹介し、演奏後に代表の方にお話を伺うというダンドリでした。休憩ナシの2時間半のプログラムだったので、演奏者にもお客様も適度な余韻と期待感が継続するよう進行させました。
 また前回同様、突然のセッションにも対応できるようコンガと小物パーカッションを待機させていましたが、出番はありませんでした。しかし、これは主役たる出演者の皆さんの演奏がとても充実していたからで、楽器ちゃんたちには申し訳なかったですが、イベントとしてはあるべき姿だったと思いました。
 コンサート終了後には、出演者同士の交流会も用意され、和やかな雰囲気でイベントは終わりました。
 第3回、4回と会を重ね、鹿児島市民が気軽に楽しく音楽を楽しめる環境づくりが進展していくことを願います。

 ありがとうございました。

【触覚】ドラムサークルカゴシマ♪=22=@田園

080823dck22 ・2008年8月23日(土)15:00~17:00
・ニッセイギャラリー稲音館にて
・参加者:大人10名子ども4名
・ファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:HAMAちゃん

 今月のドラムサークルカゴシマ♪は、市内中心部からちょっと離れた田んぼの真ん中にあるアートギャラリーにてこじんまりと行いました。ギャラリーのオーナー、S社長が声かけてくださった地域の方中心に、はじめての参加者がほとんどだったため、例によって何の説明もなくいきなりドンドコはじまったドラムコールに、最初は戸惑いの様子がありありでした。
 そんな表情や態度などからなんとなく読み取れるのは、[恥ずかしいわよ・・・][一体ナン080823dck22hanabi015 なの?コレは?][お好きにどうぞ!ってどういうこと?][教えてくれなくちゃわかんないじゃない・・・]といった心の叫び?でも、子どもの参加者は、おかまいなしに自己表現を発散。子どもの表現力はスバラシイ、子どもは純真だから、で片付けられては大人は楽しめません。小さい子どもからお年寄りまで一緒に自由に太鼓叩いて楽しむドラムサークル、その参加意識に対する差異をどうやって平滑にしてやれるか、参加者の皆さんの頭の中の「?」をどうやって「!」に転じさせてあげられるかは、ドラムサークルファシリテーターとしての役割の一つ。

 参加者が少なかったこともあり、今回はボクも参加者と一緒に太鼓叩きながら、参加者一人ひとりに笑顔でコンタクトをはかり、その様子をじっくり観察しながら、一生懸命考えました。この人たちのために、今、どうしてあげられるか?何が必要とされているか?この場には、上手、下手はなく、間違いもない、出た音をみんながそのまま受け入れる安心感、そして心を開いて太鼓に素直に向き合う姿勢、こんなことをどうやって伝えたらいいか?とにかく考えて、その考え抜いた末のひらめきに任せてファシリテーションキューを出す。するとボクの意図の通りにいったり、行かなかったり、逆に行かないことで次のシーケンスに対するヒントがギュンと起き上がったり、場が崩壊しそうになったり、とにかくいろんなことが同時に起きて080823dck22hanabi006 いきました。
 そんなこんなしながら気を抜かずにファシリテーターとしての仕事に真摯に向かい続けていると、はじめは「いったい今日はどんなことになるだろう?」というボク自身の不安と、冒頭の参加者の皆さんの不安とが、だんだんと時間と共に解消していくのでした。
 「なんでこんな場に来てしまったんだろう?」といった仏頂面で指先でちょこちょこ太鼓に触ってた女性に笑顔が出てくると、太鼓も手のひら全体で叩いてました。
 何度アイコンタクトをためしても無視されるか、目をそらしていた高校生男子がボクを見て笑って叩き始めました。

 前半終了して、みんなで田園風景を眺めながらお茶やスイカ、にがごいを美味しくいただくと、もうみんなその場だけの家族状態。お孫さんの唄の入ったカセットテープに合わせて太鼓叩いたり、珍しい民族系小物楽器のルーツに関する質問にお答えしたり、可能な限り皆さんのリクエストにお応えしました。おかげさまで最後はみんなが朗らかな笑顔で帰っていかれました。素敵な会場を提供していただいた、S社長、スタッフのHAMAちゃんに心から感謝。ありがとうございました。
 
 丁度この日は、鹿児島市民のほとんどが楽しみにしている錦江湾サマーナイト花火大会。太鼓叩いて気分高揚させて、皆さんいつもと違った花火が楽しめたのではないかな、とボクも家族と花火を見ながら思いをはせたところでした。Hanabi080823

 次回、来月のドラムサークルカゴシマ♪=23=は、9/20(土)14:00~鹿児島市下伊敷バス停近くの鹿児島県青年会館艸舎(そうしゃ)です。お待ちしています!!

【直感】鹿大付属特別支援学校スキルアップセミナー

Img_4366 ・2008年8月20日(水)10:00~12:00
・「音でつながる~ドラムサークルを体験しよう~」
・鹿児島大学教育学部付属特別支援学校内日常生活訓練棟なかまの家ホールにて
・県内の特別支援担当教員14名

 夏休みのさなか、県内の養護学校などで子どもたちの特別支援教務にあたられている先生方向けにドラムサークルを体験していただき、その利活用の可能性についてシェアする研修会を対応させていただきました。
 通常のドラムサークルとは異なり、ドラムサークルを楽しんでもらいながら、 それぞれのスキーム(進行段階)の意味などを解説、2時間という限られた時間内で、より多くのドラムサークルの可能性を感じてもらえるようつとめました。
 ドラムコールで参加者の状況を把握、サウンドラウンドで個と全体の認識、シェイカーパスゲームでチームワークづくり、サウンドシェイプで身体を動かし、質疑応答と休憩を挟み、音程三要素(低音、中音、高音)のアンサンブルから、構造三要素(ウッド、ベル、シェイカー)のアンサンブルに移行、ショーケースを繰り返しながら最後はノーファシリテーターセルフファシリテーションの域を想定した即興のメロディックセッションまで、実に濃い内容の2時間で、あっというまに過ぎてしまい、参加者の先生方からも「とても楽しく、もっとやりたかった」という声が多く寄せられたとのこと。
 受講された先生方が、是非、それぞれの現場でドラムサークルを実践、利活用してくださいますように。。

 ありがとうございました。

【尊敬】Conga Duo Live

080810conga009_3 ・2008年8月10日(日)19:30~21:30
・Tongee & moriboo Conga Duo Live
・Music bar IPANEMA にて
・19名のお客様
・出演:Tongee, moriboo

 TongeeさんことJSさんは、今年還暦を迎えられる大先輩のベテランドラマー。ボクと同様、元々ジャズドラムを専門としていましたが、近年、腰を悪くされてからコンガプレイを主とされています。そんなTongeeさんが演奏現場に5年ぶりに復帰され、「一緒にコンガ叩こうか」ということから今回のライブに。
 アフリカン、ラテン、フリーフォームそれぞれのコンガ2本のアンサンブル譜をTongeeさん、用意され2日間に渡ってリハーサルを積みました。
 いやー、難しかったけど、楽しかった!!しかし、Tongeeさんのコンガプレイ、よどみなく出てくるフレーズ、底なしのスタミナ、詰まりのない手さばき、とても還暦とは思えない元気はつらつかつ高いクオリティーでボクを圧倒しました。持っている下地の厚みを思いっきり感じました。自分が60歳ではどぅよ??ほんと尊敬します。080810conga013
 最後はお客さん全員に楽器配って、全員で叩いて唄って踊ってのハッピードラミングセッションに。お客さんたちの「なんだ!?この楽しすぎる音楽のあり方は!??」みたいな、音楽の未体験ゾーンをみんなで笑いながら探検してるような時間でした。
 ライブが終わってもなかなか皆さん帰らず、いろんな楽器をいじり倒してました。お客様方の新しい音楽の楽しみの扉を開けてしまった感じです。

 またお会いしましょう!!

【共有】夏休み家族で楽しむ打楽器入門講座

080809shibun_ws004_2 ・2008年8月9日(土)13:00~16:00
・「夏休み家族で楽しむ打楽器入門講座」
・鹿児島市民文化ホール大練習室にて
・約50名の家族連れ
・講師:森田孝一郎
・主催:財団法人鹿児島市民文化ホール管理公社

 昨年12月の「冬休み家族で楽しむ打楽器入門講座」の第二段、今回は前回を上回る約50人の家族連れが来てくださいました。このワークショップは、家族で世界中のいろんな打楽器を体験してもらい、その楽しさを家族で共有し、これをきっかけに音楽に触れる機会を増やして欲しいという主旨のもの。080809shibun_ws007
 ハンドドラム、サウンドシェイプ、小物類、メロディックパーカッションなどをみんなで演奏しながら、打楽器の「叩く」「振る」「こする」という奏法3要素、「低音」「中音」「高音」という音域3要素、「木」「金属」「シェイカー」という構造3要素の違いを感じてもらい、音楽ができあがっていく楽しみを体験してもらいました。
 親に無理やり連れて来られた、っぽい子も最初はイヤイヤ楽器を触ってましたが、時間が経つに連れて表情がにこやかになり、楽しそうに太鼓を叩いていました。休憩時間には質問攻めと、なんとボクと一緒に記念写真撮影会まで。。
080809shibun_ws022  最後はみんなでドラムサークルして「また会いましょう」と再開の約束。全ての親子連れが楽しそうに帰って行きました。

 こうやって3時間にわたる長時間、楽器で遊ぶこと、遊べること、パーカッションの楽しさ、特徴を改めて感じた1日でした。

 ありがとうございました。

【盛夏】ふれあい納涼船ドラムサークル

080803nouryousen031 ・2008年8月3日(日)19:20~20:00
・桜島納涼観光船上にて
・鹿児島市の職員の皆様のご家族延べ約40名のご参加
・ファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:アッキーストルネカー、サリーちゃん

 鹿児島の夏の風物詩「桜島納涼観光船」で去年はジャズ演奏をしましたが、今年は鹿児島市の職員の皆さんの貸切納涼観光船でドラムサークルをしました。しかし、場所は、船底の車庫(納涼船では使用しない)で通常の航行中は立ち入り禁止ゾーン。しかも、エンジン音が始終「グォー・・・・・」と鳴り響いています。セッティングしながら、「こんなところにタイコ叩きには来ないでしょう・・・」と思いながら、そんな状況を楽しむ自分がいました。
 がらんどうの船底で、スタッフのアッキーストルネカーとサリーちゃんとボクの3人でタイコ叩いてると、男の子3人が遠くからボクらを眺めていたので、手招きして無理やりサークル内に迎え入れ、叩かせました。なんか、いやいやな雰囲気が漂っていましたので、なんとかしようと、即興でうたをうたいました。いつもはドラムサークルではマイクなど使わないのだけど、今回のクライエント様であるKTSクリエイティブさんがPAを用意してくださってたのが幸いしました。その即興のうた(「さくらじまぁ~♪」とか「さつなあげ~♪」とか・・・)でなんか盛り上がってきて、だんだん2階3階の客室から家族連れが降りてきて、ドンドコ混ざり始め、エンジン音に負けじとみんなでドンドコ♪気付いたときには、終了予定時刻。なんと、いやいやながら無理やり叩かせた感の最初の男の子3人組は、最後まで楽しそうに叩いてました。

 その後は、船上から陸の花火大会を楽しみながらお弁当いただいてお開き。080803nouryousen048
 スタッフのアッキーストルネカーとサリーちゃんもがんばってくれたぶん、楽しんでくれた様子。
 これから日本の夏は、タイコ叩いて花火ですね。

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