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【課題】ドラムサークルカゴシマ♪=17=

080223dck17011 ・2008年2月23日(土)14:00~16:00
・ドラムサークルカゴシマ♪=17=
鹿児島県青年会館艸舎にて
・参加者:大人12名子ども17名合計29名
・ファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:サリー、ウォーリー、ストル、コーダ

 毎月定例のコミュニティドラムサークル(自由参加のドラムサークル)も17回目になりました。会場の青年会館艸舎での開催も定着化し、リピート率の向上と共にクチコミでのお誘い参加が多くなってきたのもうれしいことです。
 今回も、前回に引き続き、親子連れ中心のアットホームなドラムサークルになりました。080223dck17030 前回以上に小さなお子さんが多く、ファシリテーションキューやボクが示すリズムシーケンスとは別な音が多数発生する状況だったので、それらをショーケースしながら意外性に富んだ小さな子ども達のランダムサウンドを楽しめるようファシリテートしました。
 しかし、小さな子どもたちは無論のこと、子ども達にかかりきりになるお母さん、お父さんたちをうまくドラムサークルに意識を向けさせることができず、オーバーファシリテーション(ドラムサークルを支配し続けている状態)が常体となってしまった感が残ります。
080223dck17043子どもたちにとっては珍しい楽器で自由に遊べて楽しかったことと思いますが、大人達にとっては、特に初参加の皆さんにとっては十分にドラムサークルの楽しさを味わっていただけなかったのではないか、と思います。
 このような状況下で、どのようにファシリテーションしたら子どもも大人も一緒になって楽しんでもらえるのか!?子ども達の発達度、認知力に応じた自由な動きの中で、大人たちはそれを温かく見守りながらみんなで輪になって音を出すことを楽しんでもらえたら・・・・ファシリテーターとして大きな課題が残ったドラムサークルでした。
しかしあるリピーターの親子連れさんは、だんだんとわかってきていただいているのか、子どもはほったらかしでご自身のドラミングを楽しんでおられ、そのお子さん方もかなりな暴れん坊さんたちですが、要所要所でファシリテーションキューに忠実かつサークル全体に大きな示唆を与える音を出してくれます。このような例を見ると、親子連れの多いドラムサークルでは、子ども達よりまず、お母さんお父さんをいかに早い段階でドラムサークルスピリットを理解してもらえるようにファシリテーションするかがキモのような気がしてきました。
 大きな課題の残った今回のコミュニティドラムサークル、それが今後の光明として見えたことは大きな収穫か。参加してくれた皆さん、子ども達、スタッフのみんな、そして会場の艸舎の皆さん、ありがとうございました。070223dck17

【爆笑】Swing Time Live at RAGTIME

St_rugtime01 ・2008年2月22日(金)18:30~21:00
・Swing Time Live at RAGTIME VOL.01
・出演:Swing Time
  尾崎佳奈子(A.Sax)、松本圭使(Piano)、ジェームス・ナオ(Bass)、森田孝一郎(Drums)
・日置市伊集院町JAZZ&珈琲ラグタイムにて
・お客様:25様(限定)

 伊集院町のステキなジャズ喫茶、ラグタイムにおいてボクのリーダーバンド、Swing Timeでライブさせていただきました。
 昨年暮れの薩摩川内市での仕事の後、偶然立ち寄ったのがこのお店。落ち着いた店内の奥には驚きの光景が。なんとそこには「ライブしてください」といわんばかりに広々としたステージがあり、ピアノはもちろん、ドラムセット、そしてウッドベースやアンプ類までそろっていたのです。マスターのKさんとお話しすると、なんと以前、Swing Timeの演奏を鹿児島市内で聴かれたことがあるとかで、トントン拍子でライブの日程が決まり、今回の運びとなりました。

 演奏は、前半、メロディアスなジャズナンバーを選び、サックスの尾崎とピアノの圭使が美しい旋律をうたいあげ、後半はSwing Time の特徴である鹿児島にちなんだオリジナル作品群を楽しんでいただきました。特に、鹿児島にちなんだオリジナル作品群「温泉」「錦江湾」「ラッキーカゴシマ♪」はいろんな意味で大ウケで、会場は大爆笑の渦に。これはさらに曲を増やしていかねばならないな、と思いました。
 Swing Time自体は、今年初めてのライブでしたが、各人が各種演奏現場で場数を踏み、それに応じた練習を積んでおり個人スキルのアップを感じた演奏でした。欲を言えば、リズムとフレーズのメリハリ、そして音による曲構成の瞬時判断を中心としたバンドコンビネーションなどの課題が見えた演奏でした。080222st_rugtime017

 お客様は、お店の常連さん方25名様限定で、ゆったりとリラックスして楽しんで聴いていただけたようです。 さらに早くも今回入りきれなったお客様で、次回、次々回まで予約が埋まっているそうです。
 次回は5月10日(土)に決定。お店の情報はあえて掲載いたしません。ヒントは伊集院市街地と美山の中間地点。ドライブがてら伊集院までジャズ喫茶探しに出かけられてみてはいかがでしょう。

【躍動】いにしき幼稚園ドラムサークル

080218inisjiki005 ・2008年2月18日(月)10:00~13:20
・鹿児島市いにしき幼稚園にて
・年小さん約50名、年中さん約60名、年長さん約70名、総勢180名のおともだち

 前日のミュージカル公演と打上げから帰ってきて疲れを癒す間もなく、早朝6時に起床し、幼稚園でのドラムサークルの段取り。眠いし、寒いし、疲れてたけど、今日ドラムサークルに参加してくれるであろう180人の子ども達のことを思うと、「よっしゃぁ~」と気合が入り、楽器の積み出し、積み込み作業しているうちにスィッチON、ポカポカ温かくなってきました。

 今回の幼稚園ドラムサークル依頼は、リズムハートパンフレットをご覧になられた園長先生からPTAへのご紹介によるもので、年齢によるクラス分けがあり、年小さんと年中さんは40分づつ。昼食休憩をはさんで最後の年長さんは60分という3コマによる長丁場。ファシリテーション要素の課題としては、年齢別の反応に応じたリズム遊びのよろこび最大化でした。とくに年長さんクラスは園長先生じきじきに1時間のプログラムをご依頼いただいたので、子ども達の集中力を1時間、いかに持続させるかも自分への課題でした。あと、過去の幼稚園ドラムサークルでの経験から、タイコを叩く道具であるバチ、スティック、マレット系は力いっぱい振り回され、音もうるさいし危険だと感じたので今回、出さず、手だけによるドラムサークルをファシリテーションしようと考えました。080218inisjiki009

 10時からの1コマめは、年中さんたち約60名。あいさつもそこそこにドンガチャドンチャドドガガドドドズチャラカガンガンドンドンの超カオス状態からスタート。例によって通常のドラムサークルのようなテンポだしやストップカットによるディクテーションなど、絶対に通用しません。そこで幼稚園ドラムサークルで重宝するのが、ホイッスル。これをピーっと吹くとみんなこの音に反応して叩くのやめます。あと、万歳。万歳させると不思議と静かになります。
 リズム出しには1.2.3ゲームを使いました。「ひとつ、ドン」「ふたつ、ドンドン」「みっつ、ドンドンドン」の3パターンのみで一定のグルーブをつくっていきながら、全体のテンポが出てきたところで「オスキニドウゾ♪」。一定のリズムは長続きしませんが、リズムがそろってきたときの顔はカオス時とあきらかに違います。
 ちょこっとサウンドスケープ(楽器による自然の音再現)やって、もう1回1.2.3ゲームからのランブルストップまでやって1コマ終了。子ども達の楽しそうな笑顔満開でお別れ、記念撮影でした。

 休む間もなくすぐに年小さんクラス約50人の子どもたちがニコニコしながらぞろぞろ入場。1コマめでの様子を参考にしながら、同様の1.2.3ゲーム、ランブル、サウンドスケープで40分を過ごしました。1つだけの年齢差でもリズムに対する反応は年中さんとの違いがわかり、またボク自身が前のコマで年中さんたちにペーシングされていたので、とてもボク自身が楽しめました。

 昼食はPTAのお母さん方と幼稚園の給食をいただきました。お茶をいただき、つかのまの休息をとっていると、本日の最強軍団70名がゾクゾクと入場。いきなり暴れ始めましたので、あいさつは抜きにそこからファシリテーションしはじめ、しばらく好きに叩かせてからホィッスルストップと万歳で静かにさせ、あいさつし本編スタート。年齢が高い分、リズムへの理解度も高いかというと必ずしもそうではなく、この日の年長さんたち、特に男の子たちの元気さは特筆もので、かえってうれしくなりました。しかし午前の2コマでイチバン学習したのはボク自身だったので、1.2.3ゲームの感知させかたや、子どもの反応への反応感覚が進化しているようで、慌てずに臨機応変な対応ができたと思います。

 20分を過ぎたあたりで男の子の輪、女の子の輪に分けて男の子にはサウンドシェイプ、女の子にはシェイカー持たせ、同時にリズムゲームをファシリテーションしました。これはかなりスリリングでした。片方を飽きさせないようにしなくてはなりません。そのため、一つの輪はもちろん、2つの輪がつながっていることリズムで感じさせるよう努めました。すると、最初、輪になるだけで難航を極めていた男の子チーム、ボクが女の子チームにシェイカーパスゲームをリードしている間に、あれだけ自分達でリズムグルーブが出せなかったのに、男の子たちだけによる見事なチームワークでお隣叩き「ドンドン、パッ」をやっていて、大感動。リズムが生きていました。
 前の2コマで、サウンドスケープを子供たちにさせると珍しい楽器の取り合いのケンカになることを学習したので、ボク自身が楽器で自然界を再現し、音に耳を澄ます時間にしました。すると子供たちはちゃんと持ち場を離れず、目をつむって耳に手をあてて聴き入っている子もいました。
 最後は、今回のドラムサークルを企画してくれたPTAのお母さん達と幼稚園の先生方、バスの運転手のおじちゃんたちにトーンチャイムを持ってもらい、その即興による美しい響きを聴かせた後、みんなで合奏してフィナーレ。子ども達の集中力が1時間持つか心配でしたが、あっという間の1時間でした。

 反省点:

 1.楽器の破損が多かったこと。
   これはボク自身の楽器選別に関するファシリテーションミスとメンテ不足でした。
   でもスティック、マレットを出さなかったのはグッドファシリテーションでした。
 
2.ドラムサークル中の大人たちのサークルへの介入、子どもへの注意が多かった。
   これもボク自身の大人たちへの説明不足によるもの。
 
   ・写真撮影は最小限に。
   ・ファシリテーションキューにそろわない子への注意をさせない。

 今回もいろんなことを感じた幼稚園ドラムサークルとなりました。
 ありがとうございました。
  
 ※使用している写真には、個人のプライバシーに関する配慮が施してありますが不十分な場合、ご指摘くださいませ。

【感動】高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」舞台演奏

08021617himehiko014 ・2008年2月16日(土)19:00~
・2008年2月17日(日)14:00~
・鹿屋リナシティホールにて

高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」
松永タロウバンドでのドラム&パーカッション演奏
・2日間で600名強のお客様

 タロウが動いた。土地を歩き原作を書き、脚本を友人と共作し、音楽を作曲・アレンジし、企画書を書きいくつもの団体にプレゼンし、いくつもの学校のダンス部、演劇部、合唱部の顧問先生に会いに行き、この舞台に対する思いを語り、高校生を集め、音響、照明、舞台、音楽などのスタッフを集め、演出し、公演では自らうたい、ギターを弾いた。
 ボクのこれまでの音楽活動の中で、ひとつのイベントに対しここまで動いた人を知らない。しかもタロウは鹿児島での活動を開始して1年に満たないのである。08021617himehiko029

 タロウから依頼されたのは、ミュージカルの舞台演奏でのドラム&パーカッション。これもボクの30年近い楽歴のなかではじめての経験。本番1ヶ月ぐらい前に台本もらって、3回ぐらい通しで読み、物語の流れをつかみ、バンドリハも重ねたけど、本番やってみて舞台進行に合わせて音を出すという作業自体が、こんなにも全神経と五感をフル動員しながら大変ながらもものすごい楽しいものであること、思い知った。

 公演初日の前日午後から会場入りし、セッティング。バンドはせり出し舞台はさんで、舞台仕込み終えてバンド部分、芝居部分、合唱部分、個別にステージリハし、夜はとおしリハ。出演する高校生ばかりでなく、バンドも舞台スタッフも緊張感がみなぎる。15分の休憩はさんでみっちり2時間でヘトヘトに。その夜はタロウの鹿屋実家にお世話になった。ありがとう、お母さん。

08021617himehiko042  公演初日、午前中は国分中央高校ダンス部が到着し、ダンス部分中心に、休憩ナシで3時間ぶっとおしでリハ。急いでお弁当かきこみ、すぐにゲネプロ。5ヶ月に渡って準備してきた舞台のようやく全貌があきらかになった。台本と譜面と舞台と、そそてせり出し舞台はさんだ10m先にいるタロウのサインを見ながらほぼ2時間、演奏しっぱなしの感じ。疲れた~・・・。その疲れが、かなりなハイテンションに同化し、夜の本番は、出演者もバンドもスタッフも感情入りまくり。エンディングのコーラスとうたとダンスのシーンでは、泣きながら演奏した。本番前に控え室で食べた、まかないのカレーが美味しかった!
 片付けてその日の宿舎、国立大隈青少年自然の家へ移動。時間制限越えてしまったお風呂をそそくさといただき、バンドと照明さんの大人チームは、地下の談話室で反省会(ハイ、飲み会です)。でも、この反省会(飲み会・・)やったことが、翌日公演最終日のバンドと照明さんのハイタッチパフォーマンスにつながった。

 公演最終日の朝、なにせ青少年自然の家ですから、真っ暗な6時前に高校生に起こさ08021617himehiko043 れ、ちょこっとランニングしてお布団たたんでお部屋の掃除して朝の集いでラジオ体操。しっかり朝食摂って会場に8:45入り。10時からダンス部分とラストシーンをおさらいするのに、またまた休憩ナシの3時間で、1時間後には最終公演本番。ボク自身は、初日より冷静に、主役はあくまで舞台の役者、演奏は脇役という気持ちで演奏しようと心がけたら、本番開始後、なんか舞台も客席もバンドも会場全体の雰囲気が淡白な様子。ここで気持ちを切り替え、不慣れな舞台演奏で中途半端に脇役に徹するより、いつものようにライブ感覚で会場を盛り上げようと。そこから気分的に前日のスイッチON状態に。

08021617himehiko055 それにしても舞台上の高校生達のキラキラ輝いた顔を見ていると、それだけで胸が熱くなる。そしてドラム演奏しながら一緒にうたうことで、ガーっとその熱いものがこみ上げてきてしまいには目からこぼれあふれ出る涙。こんな楽しくも熱い演奏をしたのははじめて。子どもと大人の中間的な彼女たち、彼らの純真さに触れながら3日間過ごしたことはとても大きな財産になったなぁ。

 鹿児島に戻って、疲れ果てた身体にムチ打ちながらも、バンドと照明さんたちとで打上げ。語らい笑い、そして次につながるいろんなことを感じた意味ある打ち上げ。打上げを言い出しっぺしてくれた、照明チームのチーフ、舞研のNさんに心から感謝。08021617himehiko061

 そして多くの高校生、照明さん、舞台さん、バンド、リナシティ鹿屋さん、主催のNPOカゴシマライフネットさんなどを見事にまとめあげ、ボクに声かけしてくれた松永太郎さんに感謝。
 今回、たぶん200人以上からなる松永組に参加できたことを心から誇りに思うし、今後も力になって行きたい。
 ありがとう。

【響き】伊敷台中学校「社会人に学ぶ」

080214ishikidai003 ・2008年2月14日(木)14:25~15:15
・鹿児島市立伊敷台中学校音楽室にて
・社会人の「仕事」について学ぶ講座での講師対応
・講師:森田孝一郎
・参加者:中学1年生34人+先生1名と保護者2名

 中学1年生に、仕事の厳しさや楽しさを伝える講座の講師対応しました。同じ時間帯に様々なご職業の8名程度の講師の方が来校されており各講座、10名前後の希望者による開講だったようですが、ボクの講座タイトル「しごと、見つけた!」がイチバン人気で33名の生徒さんが集まってくれました。080214ishikidai005
 まずボクの仕事を知ってもらうという趣旨で、スモールタンバー(小物パーカッション)ドラムサークルを行いました。先日の西伊敷小5年生90名のドラムサークルと対をなす対応でしたが、そのときのフィードバックがかなり効いて、参加人数が少ないこともあり、一人ひとりの生徒さんたちとかなり緊密なコンタクトがとれた気がします。その結果、37人のドラムサークルに笑顔が咲き乱れ、短時間ながらドラムサークルスピリットの発端をサークルが感じてくれているのがわかり、とても幸せな気分になりました。最後のとても美しいトーンチャイムの響きは、まったくその場の生徒達が自らつくりあげた即興美に溢れていました。
 でも、先生と保護者のお三方にも、もうちょっと参加意識を促すファシリテーションが必要だったかもと思いました。

080214ishikidai007  ドラムサークルするのは10分程度の予定でしたが、あまりにみんなの出す音が気持ちよく、みんなも楽しんでいたので結局25分ほどドラムサークルやってしまいました。
 その後に、ドラムサークルとの出会いや実際の仕事としてのドラムサークルや音楽活動の話、そして「しごと」を「志事」にしてほしい、そのための行動や、人が一つになって叩くと「命」が生まれるという話をしました。
 質疑応答でも、みんな目を輝かせて、たくさんの質問をしてくれました。
 子ども達のあの目、あの目の気持ちを大切にしたい、と心から感じました。
 ありがとうございました。

【振返り】西伊敷小学校ドラムサークル体験授業

080212nishiishiki006 ・2008年2月12日(火)10:45~11:45
・鹿児島市立西伊敷小学校にて
・体験型授業でのドラムサークル
・ファシリテ-ター:森田孝一郎
・参加者:5年生90名全員と先生方

 今回のドラムサークルは、時折、演奏活動の場でご一緒させていただく西伊敷小学校の音楽の先生からのご依頼で、5年生90名全員による1時間のドラムサークル。080212nishiishiki010
 90名という人数で一体感をつくるために、なるべくサークルがコンパクトになるように3重の輪でイスサークルを組みました。子ども達が積極的に手伝ってくれて手早く完了しました。
 もちろん子ども達ははじめてのドラムサークル。会場の体育館に入ってくるなりワーワーキャキャーいいながら楽器に触ってる子もいれば、「先生!どこに座っていいか決めてくださいー」と不安げな子達も。なのでまずはイスに安心して座ってもらうことからはじめました。
080212nishiishiki011  全員がイスに座った後で、一応、学校の授業の形式で挨拶、説明をしてから音だししましたが、のっけから堅苦しい雰囲気に。あとで思うに、いつものドラムサークルのように勝手気ままに音を出したい人からドンドコやって、その楽しさを感じさせながら全員をイスに座らせていけばよかったかもと思いました。 挨拶と説明はドラムコールの後でよかったかもしれません。

 挨拶からはじまってしまったので、ドラムコールは「はい!自由にたたきましょー!!!」という「指示」からはじまってしまいました。。授業的雰囲気ではじまってしまったので、参加意識に温度差が激しいかな、と思っていましたが、いきなり乱打、乱打、ドカドカドカドカー!!!っと驚きのドラムランブルがはじまりました。こうなってくると最初のつかみはOK。ストップカットを中心に全体の音にまとまりを感じさせていきました。
 全体的に参加意識が高く、ベースドラムをよく聴きながら一定のリズムをたたき続ける子もいれば、自分なりや周囲の仲間同士での自由なリズムをつくって楽しむ子達もいました。
 1時間のプログラムで、一体感づくりから音楽的アプローチによる創造的段階までをやり、一定の満足感は得られたかと思いますが、ファシリテーターとしては反省点や気付きと学びが多々あるドラムサークルでした。080212nishiishiki012

 その1:先述のドラムコールは、入場と同時にはじめたほうがよかった。
 その2:ドラムサークルはじめての参加者に、3重の輪は3列目とのコミュニケーションが非常にとりにくかった。
 その3:90名という大人数で1時間というショートプログラムを1人でファシリテーションするのは無理があった。
 その4:ビデオのメディア入れ替えは先生に頼めばよかった。
 その5:結果、ノーファシリテーション時の参加者による自分たちのドラムサークルという意識や、ファシリテーターと参加者の信頼関係の構築までには至らなかった気がする。

 しかし片付けまで子ども達はよく手伝ってくれて感謝でした。
 やはりドラムサークルは繰り返し繰り返しいろんなフィードバックを与えてくれます。
 以上が現時点の私自身によるフィードバックですが、後日回収予定のアンケートやビデオにより今回のドラムサークルはもっとじっくり突っ込んでフィードバックさせる必要のある大変貴重なドラムサークルになりました。
 ありがとうございました。

【興奮】MULL HOUSE LIVE TOUR IN九州

・MULL HOUSE LIVE TOUR IN九州 2008 「心のヒダにキックを入れろ」
・出演:石渡明廣(Guitar)外山明(Drums)上村勝正(Bass)

 石渡さんも外山さんも上村さんも、旧パノニカ時代から渋谷毅さんや古澤良治郎さん、坂田明さんなどのバンドによるライブを通してもう20年近くの旧知のミュージシャン。強烈な個性を放つ3人による10年ぶりの九州ツアー4箇所中2ヶ所のコーディネートを担当しました。

 まずは初日!
0802079mullhaouse015 ・2008年2月7日(木)19:30より
・鹿児島市天文館Music Cafe' 明日の地図にて
・お客さま53名
 
 マルハウスを明日の地図さんでさせていただくのに、あるたくらみがありました。それは明日の地図さんを東京中央線沿いのアンダーグラウンドジャズライブハウスに変身させたい、というボクの思いでした。そのために場のデザインで2つの趣向を施しました。ひとつはステージを90度回転させて、横に広く会場をしつらえ、より間近でマルハウスを感じてもらいました。もうひとつはステージを90度回転させるとステージ背後が窓になるため、ここに窓枠のサイズに合わせた現代アートをはめこみました。NY在住のアーティストに依頼せず、ライブ前夜に徹夜してボクが自作しました。お客さんが演奏者に異常に近くて、ステージ背後の現代アート、そう、日本ジャズの殿堂「アケタの店」を鹿児島に再現したかったのです。
 そんなボクの思いが、バンドにもお客さまにもお店にも通じたか、ライブは最初からぶっ放しの全力疾走で、バンドの呼吸がお客さんとも同調しながら、お客さんがどんどんバンドをあおり、サウンドと会場のノリが時間を追うごとに壮絶なパワーを持ってグルーブしはじめました。 ここで「あいちゃ、仕事じゃなくお客さんで観たかった」と心の底から思いました。でも翌日の都城MUZAライブを終えたらボクの仕事は終わりなので、最終日は宮崎ライフタイムでのライブをガッツリ楽しもう!と期待が膨らみました。
 バンドにより近く、横に広くとった客席セッティング、そして現代アート、どちらも大変好評で、特に横広セッティングはバンドにもお客さんにも音波伝達のパワーがものすごく心地よく、お客さんもバンドも一緒になって身体の芯を熱くシェイクし続けたようでした。ライブ終わって自作の現代アートは、窓枠からは外しましたが地図さんに進呈したのでお店に行けば以降も見られると思います。
 それにしても、初日にして最高潮のライブで、後が怖いぐらいの感じ。やはりいいライブって演奏者とお客さん、そして会場が一体となってつくるものなんだなぁ、と強く確信を持ちました。
 打上げも、おいでいただいたお客様方の興奮収まらず、チケットを販売していただいたお店などをはしごして・・・明け方4時ごろまで超盛り上がりまくり。ほんとありがたいことでした。。

 さ、2日目
0802079mullhaouse055 ・2008年2月8日(金)20:00より
・都城市Music bar MU-ZAにて
・お客さま30名弱

 前日の打上げで、ツアー初日にしてほとんど最終日か・・・というぐらい盛り上がった結果、ホテルのチェックアウトを1時間延長。。鹿児島漁港の市場食堂で朝食兼昼食。食後に桜島をしばしボーッとながめて、いざ、都城MU-ZAへ。
 初日の鹿児島に比べてお客様の年齢層が高めで、マルハウスの激しい音楽を楽しんでいただけるだろうか??とちょっと不安がよぎりましたが、皆さんそれぞれのノリで楽しんでおられたようでした。特に後方座席の老年ご夫妻、静かに気品高い微笑を浮かべられながら、手拍子したり足を動かしたりしながら楽しんでおられ、音楽を楽しむのに「この音楽を楽しめる層」というものを自然と無意識に想定していた自分が恥ずかしくなりました。
 MU-ZAさんのオーナー会社は、全国的に有名なぎょうざの丸岡さんで、打上げはもちろん丸岡の餃子三昧。焼き、揚げ、鍋と美味しい餃子をお腹いっぱい堪能しました。美味かった~!
 ありがとうございました。

 そして3日目
0802079mullhaouse066 ・2008年2月9日(土)19:30より
・宮崎市ライフタイムにて
・お客さま30名弱

 このバンドのお約束か!?チェックアウト時間を30分延長して10時半に都城を出発。お昼に宮崎市内に入り、ボクのツアーマネージャーとしての任務は終了。やっと仕事から解放されて、あの強力極まりないマルハウスのライブを楽しむぞー!と思いきや、リーダーの石渡さんから「森田クン、今日、パーカッションで入ってね」と言われ・・・心が揺れまくり。。「はい・・」と返事したものの・・・時間の経過と共に、あのシカケ満載の曲とか変幻自在のヘン拍子とか「難しいだろっ」という呪縛にがんじがらめになっていき、これではライブが楽しめない、と耐え切れず「今日は飲んで楽しみます」とキャンセル。でもライブ中に、めっちゃピアノ下のあまったフロアタムを横に倒してジュンジュンみたく叩きたくなり、あーこんなことならやっときゃよかった、と思ったり、そんなことを打上げでドラムの外山さんに話したら「思ったら躊躇せず、やらなきゃー」とのこと。そう、思ったまま感じたまま、そこにある楽器に素直に向き合う、マルハウスの音は3人が同時に同じ方向を見ながら走り続けている音楽。そこにボクも感じたままの音で割り込みたかったなぁ。やりたいときゃ、やる!
 ライブは、マルハウスの3人にとって九州のホームグラウンドとも言うべきライフライム。バンドもお客さんもとてもリラックスして楽しんでいたようです。
 打上げは鶏と豚肉の水炊き、美味しかった~♪
 ライフタイムさん、お世話になりました。

 今回3ヶ所でのライブを通じて・・・
 やはりライブってナマモノ。ライブの場での時間帯全てをひとつの作品とした場合、3箇所全て大きく異なる作品でした。
 今後も、そんな場を通じてたくさんの人が気持ちよく元気になっていきますように。

【連鎖】建昌幼稚園芸術体験鑑賞会

080205kensyou005 ・2008年2月5日(火)10:00~11:00
・姶良町立建昌幼稚園リズム室にて
・参加者:全園児126名と職員、保護者の皆さん
・出演:Swing Time Trio
           尾崎佳奈子(Sax,Flute)、松本圭使(Piano)、森田孝一郎(Percussion)
・ワークショップファシリテーター:森田孝一郎

 昨年11月の未就園児童と保護者の皆様向けドラムサークルから2ヶ月。今回は、全園児のおともだちへのジャズ演奏会と合奏体験会を組み合わせた体験型コンサートで建昌幼稚園を訪問いたしました。
 前回は、ドラムサークルだったのですが、今回は園児たちにしっかり演奏を聴かせて、打楽器による合奏体験もさせてほしいとのご要望でしたので、前半をジャズグループ、Swing Time からTrioメンバーをピックアップし、しっかりジャズを聴いていただき、後半を園児向け打楽器ワークショップと、最後はSwing Time Trioとの合奏にあてたプログラムで構成しました。080205kensyou014

 前半では、目をまん丸に見開いて聴いている子や、自然と手拍子、足拍子で鋭いリズムをきざむ子など、日ごろのジャズライブでは体験できないお客様の反応に、ボクらバンドの側がノセられているかのような感じでした。4曲演奏して、4曲目の途中ぐらいから、もうガマンできない・・・早く、、タイコ、叩きたいよ・・・・。。という雰囲気がみなぎり始めたので、一斉に楽器を配ると、予想通りいきなり混沌(カオス)の世界に。

 080205kensyou012 ここからはファシリテーターとしての役どころ。音を止めさすのに万歳させ、アタマ打ちのリズムを示しランブルカット、ランブルカット、ランブルカット。ん、、、ん、、ん、、なかなかリズムが出てこない。。ここであきらめず根気強くランブルカットを連打。ようやく統一リズムがでてきて、パート別にさらにグルーブをつくっていこうと。。むむ、、、難しい。最後にはなんとか全体のリズムと止めるキュ-を理解して音を出してくれましたが、やはり10分で130名の一体感をつくるのはかなり困難を極めました。要練習と研究です。
 でも一緒にリズムを出して音を聴きながら楽しむというところまではもっていけたので、なんとか合奏に持ち込めました。
 カリプソとシャッフルのリズムでSwing Time Trioと共演。080205kensyou020

 最後には、Swing Time Trioの3人に手づくりのお花とお絵かきをプレゼントいただきました。おともだちの不思議そうな笑顔は、こんな音楽、はじめて~、といった感じだったのかな?

 音を出す、音を聴く、音に反応する、音を表現する。
 是非、またの機会に園のおともだちと演奏したいです。
 ありがとうございました。
 

【共鳴】日本ファシリテーション協会九州支部2月例会ドラムサークル

080202fajqdc004 ・2008年2月2日(土)13:00~17:00
・福岡市中央区大名MKホールにて
日本ファシリテーション協会九州支部2月例会
 ドラムサークル体験による”五感をフル活用したファシリテーション”
・ファシリテーター:森田孝一郎
・スタッフ:MAMI-TA(DC福岡)
・参加者:日本ファシリテーション協会会員及び入会検討者28名様

 ボクが加盟しているNPO法人の一つ、日本ファシリテーション協会(FAJ)の九州支部では、毎月第一土曜日に、定例会を開いており、様々なファシリテーションに関するワークショップや情報交換がなされています。この2月は、ボクがファシリテーター担当ということで、張り切ってドラムサークルファシリテーションを行ってきました。080202fajqdc007
 
 会議進行や、プロジェクト推進を円滑に容易にしていく通常のファシリテーション技法についてはベテランファシリテーターの皆さん方ですが、ほぼ全員がドラムサークルは初体験。でもさすがにチームビルディングのスキームを、皆さん理解されていらっしゃるので、ドラムコール(最初のフリードラミング)のかなり早い段階で一体感のあるグルーブができました。かつ、ほっとくとテンポがどんどん早くなるので一様にドラムサークルを楽しもうという姿勢が全員で共有できていました。通常のドラムサークルなら、この時点でファシリテーターとしては楽勝気分が漂い始めます。。

 しかし今回、参加者の皆さんは単にドラムサークルを楽しむ参加者ではなく、あくまでファシリテーションを学ぶ立場の方々でしたので、ドラムサークルをしっかり体験し、それを参加者として、またファシリテーターとしても振り返ることができるよう全体プログラムを構成、ドラムサークル体験も、ファシリテーターとしてのコミュニティづくりの段階要素が理解できるよう、ファシリテーションベーシックスキームに沿った極めてオーソドックスな組み立てにしました。
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  ドラムコールの開始時点の混沌から2時間経ち、クロージングセッションでは照明が落ち、各人がセルフファシリテーションしながら美しいアンサンブルが奏でられていく状況変化は、ボクにとっても参加者にとってもファシリテーターがコミュニティを連れて行くべきところがなんかおぼろげながらみんな一緒に見えたというか、今までに無い事後感覚に襲われました。

 そしてドラムサークルをしっかり体験した後は、ファシリテーターによる会らしく、しっかり全員でフィードバックの場を設けました。普段のドラムサークルでは参加者にアンケート書いてもらい、回収してボクだけがフィードバックを受けるのですが、参加者全員でフィードバックを共有するのは、さらにコミュニティの一体感を増幅させるかもしれません。しかし、ファシリテーター協会の例会としては毎回全員でのフィードバックの時間があるのですが、今回は、あまりにドラムサークルに感動したあまり、それを言葉や文字にすることはせず、じっくりその余韻に浸りたかった、という意見もありました。それもナルホド!と思いました。080202fajqdc016

 いずれにしても今回は、九州で活躍するファシリテーターの皆さんにドラムサークルを知ってもらういい機会となりました。参加者の皆さん、及び今回、ボクのような薩摩ドラムバカにファシリテーターをご依頼いただきました、日本ファシリテーション協会九州支部の皆さん、ありがとうございました。

 九州にドラムサークルファシリテーションが広まり、ドラムサークルの輪が広がり、みんなの笑顔がどんどん咲いていきますように。

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