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【認識】加世田小ドラムサークル

070110203005・2007年11月2日(金)11:40~12:20
・南さつま市立加世田小学校にて
・特別支援学級における生活単元学習でのドラムサークル
・子供たち15名と先生方5名

 特別なリスクを負う子供たちに音楽を通したコミュニケーションづくりの指導を、というご依頼にもとづき加世田小学校にてドラムサークルを行いました。ご依頼内容は「指導」でしたが、ドラムサークルファシリテーターは「指導」はできません。子供たちが持っているものを引き出し、それを気づかせる役割。
 人数は子供たち15人と、通常のコミュニティドラムサークル(自由参加のドラムサークル)に比べたら少ない人数ですが、一人ひとりの負うリスクの度合いや、この場に対する意識、集団行動に対する理解度など様々な状況が15人全て違い、それを15通りボクが理解、認識しながら個人から集団をファシリテートし、子供たちのコミュニケーションに対する変化を醸成していかなくてはなりません。
 これは通常のコミュニティドラムサークルより何倍もの目配り、気配り、十分な配慮、慎重な対応が求められるとてもハードな作業になります。
 この日、最初にボクに課題を与えてくれたのは、最初から耳をふさいでいる女子でした。そんなことおかまいなしに叩きまくる男子達。最初は、ボリュームダウンを使いながら、みんながその耳をふさいでいる女子の存在に気づくことをファシリテートしました。結果としては、その女子の参加を促すところまで行きましたが、その原因たる経過としては、それがみんなのボリュームダウンによるものなのか、みんなはその女子が耳をふさいでいることを認識してのボリュームダウンだったのか、本人達にきいてみないとわかりません。これがドラムサークルのひとつの効能といえるものですが、それを説明することの困難さをものがたります。
 たまにあることですが、リズムがバーンアウト(崩壊)して混沌のなかで収拾がつかなくなります。この日もリズムの凝縮と崩壊との繰り返しでしたが、短時間で凝縮と崩壊が数回起きたため、逆にその差異について、周囲の先生方も含め参加者全員が何か感じてくれたような気がしました。
 しかし毎回子供たちはいろいろなことに気づかせてくれます。一人ひとりの最初と最後の変化、とくに太鼓に対する興味を深く引き起こした何人かの変化は、太鼓の価値観の奥深さをあらためて実感しました。
 担当の先生とは近く振り返りの場を設けたいと思います。
 たくさんの子供たちが自由に太鼓にふれ、その感性を拡大し、人とにつながりを実感してくれますように。
 ありがとうございました。

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